
広島#237
店名は、「うどん笑吉」なのに、うどんがメニューにはない居酒屋さん。大将にこの不思議な名前の由来を聞いたら、ひと昔前はランチでうどんを出していた名残のようです。
それはさておき、ここはもの凄い実力派だと思います。とにかく、お料理が美味すぎるのです。大将のこだわりの品々を是非堪能頂きたい。
白子は、丁寧な下処理を感じる新鮮な美味しさ。
2週間寝かせた熟成ぶり刺しは、旨味と、ねっとりした食感が官能的。その熟成ぶりを塩焼きにもして頂きます。処理時に出たと思われるぶりカマの煮付けも、センスある味付けでハマります。
しめ鯖は、身の間にガリや紫蘇を入れて巻いたオリジナルの味で美味しい。
とろろ芋を混ぜたと思われる海老しんじょうも、外がややカリッと、中はもっちりの絶妙な食感で、餡との相性がバッチリ。
ジビエの鹿のローストも、臭みなくホント美味しいです。水茄子やトマトも甘くて、みずみずしい。Neo秋刀魚焼きは、秋刀魚の身と肝をミルフィーユにした独創的な逸品。
本気のコロッケは、限定品で、鮑の殻に海鮮たっぷりのベシャメルタンで丸ごと揚げたもので、美味いです。
カキフライは、2個使用で、俵サイズで塩で頂きました。なんて美味いのでしょう。
〆に頼んだ、焼きおにぎりも大きく、コクのある醤油を使い美味しいです。すだちソーメンが品の良い出汁に四国のすだちと太麺ソーメンを使い、完飲間違いなしの美味さ。
多人数で行くと色々食べられるので、おすすめです。必ず再訪したいお店に出会いました。