美保館 部屋食

みほかん へやしょく

予算
~30000円
~20000円
最寄駅
JR境線 / 余子駅(9.2km)
ジャンル
会席料理 かに料理 旅館
定休日
無休

朝食の鯵のみりん干し❤Love 朝食会場が有形登録文化財 創建は不明だが8世紀編纂された出雲国風土記にその名が見える古社、美保神社の朝御饌(あさみけ)神事(要前日予約)を体験する朝。拝殿に上がり神様の近くで神聖な時間を感じるまたとない機会である スケジュールは 6:50 朝のお勤め(境内の清掃) 7:30 一旦解散、各自朝食 8:30 神事に参加 9:00 終了 境内の掃除を終えて、5分足らずの距離を一旦宿に戻って朝食をとる 朝食会場は美保館本館、島根県の有形登録文化財に指定されている。大正浪漫を感じる建造物だ 鯵のみりん干しが焼けるまで、お粥に梅干しを落としてすする 白ご飯もお櫃に待機しているので納豆をかき混ぜて焼き上がり待っていると、給仕係りのお姉さまが「もうひっくり返して下さい」ひっくり返したらあぶるくらいで大丈夫とのこと 焼きたて、うまあー(〃∇〃) ふっくらしっとりでガっタガタうまあー 白いか刺身もうまいが 白ご飯との相性は、みりん干しの圧勝! 食後は 皇族、伊藤博文、島崎藤村、徳川無声、湯川秀樹など様々な偉人・文化人が宿泊した部屋に入ることができる。ちんまりして枯れた風情の畳の部屋。夜長をこんな部屋で本でも読みながらのんびり過ごした往事の旅人は、今の時代の旅人よりも豊かなイマジネーションを備えていたに違いない 一服して神社に戻ると8:25 宮司さんに案内されて、拝殿にて正座で待つ。拝殿は高い天井で正面に御祭神が祀られており、左右と後方(賽銭箱がある方)は吹き抜けだ。台風が来たら拝殿は横風でびしょ濡れになるのだろうが、多分四季を通じて穏やかな気候なのだろう どん、どん、どん 太鼓の音が響き神事が始まる 供物(神様の朝食)を祭壇に並べていく 神様は何をお召し上がりなのか? 遠目でわかりません 供物を並べ終えて、祝詞が始まる 宮司さんと巫女さんそれぞれ二人計四人の声が高い天井に反響する。反響するハーモニーと独特の節回しがモンゴルのホーミー(喉歌)を連想させる 祝詞の余韻で頭がぼーっとする 続いて巫女さんの舞。太鼓と笛の音に合わせて巫女さんが持つ鈴が、拝殿に響く しゃん しゃん しゃかしゃかしゃかしゃか う、、うつくしい 朱の衣装をまとった妙齢の巫女さん二人の舞いは一糸乱れない。これは神事なのだ、色気を感じてはいけないと思うと逆に意識してしまう。にんげんだもの。同調する二人の舞いは15分は続いただろうか 最後に一人の巫女さんが近づいて「頭を軽くお下げください」頭の上で、しゃんと一振り。なんだかうれしい(〃∇〃) この神事は観光客向けショウではなく、毎朝ただ神様のためにのみ捧げられる、おそらく美保神社創建当初から綿々と受け継がれる儀式なのだ。つまりそれはこの神事が少なくとも1,300年前の太古の儀式をどこかに残している可能性を感じさせ、とても神秘的で興味深いものであった 参加させていただき ありがとうございました ちなみに朝御饌神事は境内からも見学可能です。絶対に参加した方がおすすめですが

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美保館 部屋食の店舗情報

店舗基本情報 修正依頼

ジャンル
  • 会席料理
  • かに料理
  • 旅館
営業時間
定休日
予算
ランチ
~20000円
ディナー
~30000円

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住所
アクセス
                                        ■駅からのアクセス                        
                JR境線 / 余子駅(9.2km)                        

                        

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