北野のイノベーティブ中華【ヴァリエス】などで経験を積まれた店主と、【北野ホテル】で活躍された奥様が独立。 ランチからフルコースが楽しめる、お値打ちかつエンタメ性も抜群な新世代カウンターフレンチ店をオープン。 前々からチェックしていたお店にようやく行けました(>ω<) 【おまかせランチコース】(3800円) ■アミューズ 稚鮎 ズッキーニ 稚鮎のムースとエルダーフラワー ■前菜1 炭焼きしたマグロ、ローストしたクルミ、発酵ホワイトアスパラ ■前菜2 洋風茶碗蒸し アスパラベーコン、明石タコ、のらぼう菜 ■魚料理 減圧調理したスズキ アメリケーヌソース 海老ラー油と新生姜パウダー マスタードを練り込んだパンと一緒に ■メイン 蝦夷鹿シンタマ炭焼き 行者ニンニクペーストと黒七味ソース 酒粕と葱が練り込んだピタパンと一緒に ■デザート 火蜜トマト 紫蘇で包んで熟成させたチーズ・なっち わさびアイス 冷凍したイチゴを削って ■お茶菓子 じゃがバター(じゃがいもとバターが練り込まれたフィナンシェ) 明石出身のご夫婦ゆえ、お土産に頂けるフィナンシェも鯛をモチーフに。 毎月変わるメニュー、毎月行ってみたくなるお店です。 ご馳走様でした。 #フレンチ
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【 神戸モダンフレンチの新星!】 9月に実店舗がオープンしたばかりのクーリエール。私は実は8月に間借りで行われたポップアップ営業にて、松本シェフのコース料理を食べておりました。 そのお料理は実に間借りとは思えない手の込んだもので、多彩なテクニックと現代的表現にて、すっかり私の推しシェフの一人となりました。 本年度のスタートは1/6日からで、1/5はリハビリに立ち飲みイベントをやるということで、逆に面白そう!と出かけてまいりました。 結論から申し上げますと、非常に印象的で、松本シェフの丁寧で実直、そしてアイデアに溢れるお料理の数々に、ひたすら唸るのみであったのです。 まだオープンしたてながら、すでに予約で埋まる日も数多く早々と人気店になったのも頷けます。夜コースが9品だして5千円、とかもう、これだけ手が込んでいて本当に幸せな気分になれますから。 ちょうどいい落とし所というか、実に具合がいいというか、とにかくシェフの料理が好きという気持ちをひしひしと感じるというか、肩肘張らずに楽しめるモダンフレンチ、というカテゴリーはなかなか他では見当たらないかと。 この日はすべてのメニューを完食し完走致しましたので、それぞれのメニューを解説いたします。立ち飲みのイベントなのでいつもよりは見栄えのしないお皿ですが、中身はどっこい超濃厚!値段のつけ方がまさしくフライヤーのごとく、異常な安さです。 1:ジビエのパテ 500円とは思えないしっかり量。レバーの量は通常レシピの半分ぐらいにしたらこうなるらしく、なるほど。鹿や猪の味が冬の季節感をバチバチに煽ります、ふわりと香る山椒。添えられているハーブもいい仕事をします。何杯でも飲めるワ 2:鹿のシチュー 600円はこの日の最高額。いわゆる鹿の赤ワイン煮、ですが、いろんなモツまではいってしかもそれらが最高のテクスチャー。シンプルながらも手間暇がかかった逸品。 3:豚のブレゼマスタードソース 500円とは思えない凝った作りで、トンポーローのフレンチスタイル。ほろほろの豚の三枚肉をさっぱりとしたてるマスタードソースに地カラシ(こんな素材初めて知りました)のスープ。香ばしい椎茸の味わいとともに素晴らしい。 4:シェフ流フィッシュ&チップス 400円。スズキのフライにタラとジャガイモのブランダードソースというバチクソフレンチです。ブランダードの出来が素晴らしく、さすがとしか言いようがない。 5:ガトーショコラと山羊のミルクソルベ 400円なのに、みかんのソルベまでかかってます。コーヒーのソースもあいまって、デザートというよりは完全に酒のあて。ふわり薫山羊のミルクがもう突きつけてる! 6:シジミと豚骨スープのラーメン 500円ていうか、もうとんこつラーメン屋できるぐらいのレベル。ものすごいまとまり。細麺がびしっとあってます。完成度高すぎてびっくりした。 7:まかないカレー ver 3 500円。見た目はただのカレー。しかし実はガッチガチのエビ味のアメリケーヌベース。なんということか。なんという出来か。美味しすぎてぬっころんだ。 8:サーモンと岩津ねぎのグラタン 600円。見た目にシンプルながら、底面にライスパスタ、中段にネギとサーモンがギシギシで、完全にスペシャルな出来栄え。めちゃくちゃおいしい。めちゃくちゃおいしい以外言葉が出ない。 9:百日鷄のコンフィ(スモーク) 500円。盛りがすごい。がっちりスモークが効いた鶏ハム。これが一番普通だった。 若いご夫婦二人で営む元町モダンフレンチ。本領発揮はコース料理ですので、ぜひすべてを委ねてコース料理を。あ、ワインは日本産のみなのでやっぱり赤がね、ちょっと弱いです。でも白はいいのをだしてきますから、白縛りならさらに幸せになれるかも。 そんなわけで、前回のポップアップの時のお料理も写真はっつけときます。ラトトゥユのソルベとか、口溶け時間を変えるための3種の凝固率とか、本当にやることがなかなか凄いのです!
JR元町駅から北、生田新道より北の鯉川筋沿いにあるフレンチ。 2020年9月21日OPEN。 店頭の看板には 「本日ご予約のお客様で満席を頂戴しております。」 と書いてあります。 カウンター8席、奥に半個室のテーブル4席。 圧縮おしぼりにラベンダーを配合した水分をかけてもらうと、香りが漂います。 ワンドリンク制です。 《岡山 コチブルワリー ¥1300》 レアなビール。 kotiには2つの想いが込められていて、1つめの「故知」は「温故知新」から分かるように昔の人々の知恵を意味します。 2つ目の「胡地」は、「未開の地」を意味します。 breweryはビールなどを醸造する場所。 《瀬戸田レモンのスパークリングドリンク ジーモット ¥750》 メニューには食材が連ねて書いてあり、想像力がふくらみます。 《オープン記念特別メニュー ¥2500》 1. おっぺし芋 生落花生 逆さになったグラスと四角い木が合わさって登場! グラスには里芋がくっ付いて、かいわれがぶら下がっています。 「おっぺし」とは千葉の方言で押し出すこと。 おっぺし芋はきぬかつぎです。 コーンフレークのようなものも刺さっていて、ねっとりとした里芋との食感の対比が楽しい♪ 木にのっているのは、生落花生のお団子のようなもの。 緑色のものは苔に見立てたお野菜の粉。 2. 蛸 ポトフ 冬瓜 シェフと奥様が明石市産まれと言うことから、蛸を使用。 蛸はシーズンを問わず、毎回メニューに取り入れるらしいです。 目の前で冷たいスープをかけてくださいます。 白いものは玉ねぎとキャベツのシャーベット。 ポトフの要素をアイスにした感じです。 器の端にはぶどう山椒とマスタードを混ぜた物。 ぶどう山椒は和歌山の奥地でのみ生産されている、濃厚で爽やかな香りの山椒。 3. サーモン 酒盗 ルコラ有機野菜 ノルウェーのサーモンはハーブを使ったオイルの中で限りなく低温調理されていて、中はレア✨ 鰹の内臓の酒盗を使ったバーニャカウダ。 通常はアンチョビを使います。 ピエモンテ語で、「バーニャ」はソース、「カウダ」は熱いという意味ですが、こちらでは常温です。 千葉から取り寄せたお野菜は味が濃く、そのままでも充分美味しいけれど、クリーミーなバーニャカウダをディップして。 オクラはダビデの星という品種。 大きく深い切り込みが入り、断面が「Star of david」に似ているから。 赤い物は栄養価の高いアマランサス。 ナイフはPERCEVAL(ペルスヴァル) 4. 豚ロース いりこ いりこと鰹節をお酢に浸けてクリームと合わせているものと、豚骨と栗のソース。 ジューシーな豚ロースの脂が甘く、クリーミーなソースと合います✨ 上にはつるむらさきがのっています。 5. 梨 ピーマン カモミール Happy Birthdayとチョコレートで側面に描いてある器が登場♪ かわいいオルゴールから「Happy Birthday to you」の音色が流れ終わると、ろうそくの揺れる炎を吹き消しました✨ 上にのっている細切りの梨には火を入れずに、シロップを入れる減圧調理器を使用。 シロップにはカモミールが入っていてます。 ピーマンと緑茶のジェラートはお口に入れると、緑茶の香りがします。 ピーマンはふわっと優しく訪れる感じです。 その下にはコクのあるマスカルポーネチーズ。 下に敷かれたクッキー生地を砕いたようなものは紅茶の香りがします。 2つのピンクの小花が可憐です 焼き立てのふぉわっふぉわの自家製パンは、生姜とローズマリーとバジル。 オープン記念特別メニューは10月末までは継続予定ですが、お値段が変更するかもしれません。 詳しくはお店にお問い合わせをお願いします。 この日はお誕生日のプレゼントとして、フィナンシェ生地のたい焼きをいただきました✨ 3800円のコースには、こちらが出されるらしいです。 シェフは『Varies』さんで修行をされていました。 店名『Couriere』はフランス語で走るという意味のcourirと、祈るという意味のprièreを組み合わせた造語です。 レストランでの食事を通してお客様の幸せを祈り、日々走り続けるという意味です✨ 幸せな気分になるお店、これからがますます楽しみです❤️ アメブロ、更新しています♪ 神様、食べても太らない身体を下さい』 http://ameblo.jp/ainishiuma #Couriere クーリエール #フレンチ #フランス料理 #おしっぺ #蛸 #サーモン #ぶどう山椒
ラトリエ、ヴァリーズで研鑽を積まれ、若くしてジャパニーズフレンチ店をオープンされました、ハーブにもこだわりあり、フィンガーライムは、初めてみました。研究熱心なシェフは、さまざまな食材を研究、組み合わせようとがんばっておられます。ワインはソムリエ奥様のこれまたジャパニーズワインそして日本酒、とても面白い経験でした。お肉系に合わせるワインのラインアップを増やされるともっと良くなる気がしました。これからの可能性に期待させるお二人でした。