勤め先近くの谷町六丁目界隈は、古民家をリノベーションした隠れ家風のお店が点在する穴場スポット。 今日は石川県の得意先が来社、前を通る度、無性に気になっていた、隠れ家的雰囲気漂う『お食事処きんぐ』さんへお昼を案内することに…。 中に入ると、思っていたより若い夫婦(?)が切盛りされるお店のようで、カウンターに陣取った後、ここは「うどん定食」(うどんの内容は毎日変わるようで、この日は鴨肉入りのうどん)を注文、得意先も、関西風の薄口ダシを珍しがりながらも(あちらは名古屋と同様、もっと濃いダシ汁らしい…)、美味しかったと喜んでいただきました。鴨肉のサクッと口の中で崩れる食感も滋味でした。 それにしても、お店の居心地が凄くいい…。 使い込まれた木材が醸し出すあたたかみは、どうして人の心を安らかな気持ちにさせてくれるのでしょう。 長年のストーリーが刻みこまれた梁・柱・床。無垢材を使ったカウンターの高さ・厚み・奥行、そして椅子の高さ、座り心地も“心地よい”と感じるよう周到に設計されているようで、店主のお店に掛ける並々ならぬ思いが伝わってくるようでした。 ここでもう一つ疑問が…。 単に古くて汚いお店と、こちらのようなお店と、一体何が違うのだろう…? 前者は、人の気持ちを苛立たせ、客足を遠のかせてしまうのに対し、後者は居心地良い空間となり、人々が集う…。この違いは何? ・・・しばし、考えた末、ある一つの結論に達しました。 それは、「人の手」が入っているかどうか。 人の手が入り、「手入れ」されているものと、そうでないものの違い、それを人は無意識に感じとってしまいます。 手入れが行き届く、それはつまり、お客に対しての心遣い、気を配っているということに他ならず、ありきたりな言葉で言うと、おもてなしの精神があるか否か。そのことが安心感の源となり、居心地のいい空間をつくりだしているのではないでしょうか。 さて、ここは夜も居酒屋として営業しているようです。 老若男女、夜な夜なここに集い、美味い料理と酒に舌鼓を打ちながら、賑わう光景が目に浮かんでくるようです。 次は夜、訪れてみたいですね。
Jun Takamuraさんの行ったお店
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老祥記
花隈駅 / 飲茶・点心
- ~1000円
- ~1000円
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けんぞう蕎麦
松岡駅 / そば(蕎麦)
- ~2000円
- ~2000円
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スパゲッティ・ハウス ヨコイ錦店
栄駅 / パスタ
- ~1000円
- ~2000円
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山本屋本店 名古屋駅前店
名古屋駅 / うどん
- ~2000円
- ~2000円
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ジェラテリア・チルコドーロ
谷町六丁目駅 / ジェラート
- ~1000円
- ~1000円
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世界の山ちゃん 本店
栄駅 / 居酒屋
- ~1000円
- ~3000円
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ふく流らーめん轍 寺田町 総本家
寺田町駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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きしめん あまの
東梅田駅 / うどん
- ~2000円
- ~2000円
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風来坊 名駅センチュリー豊田ビル店
近鉄名古屋駅 / 居酒屋
- ~3000円
- ~6000円
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ラーメン月の兎影
南松本駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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胡蝶庵 本店
豊科駅 / カフェ
- ~1000円
- ~1000円
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おおぼし 松本平田店
平田駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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しもすわ うなぎ小林
下諏訪駅 / うなぎ
- ~3000円
- ~4000円
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手打蕎麦 たなぼた庵
川中島駅 / そば(蕎麦)
- ~1000円
- ~1000円
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辛麺専門店 辛獅子
西大路三条駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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讃岐うどん 麦福
今池駅 / 讃岐うどん
- ~1000円
- ~2000円
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あつた辨天
神宮前駅 / うなぎ
- ~3000円
- ~3000円
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愛宕屋
谷町六丁目駅 / うどん
- ~1000円
- ~3000円
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うなぎのやっこ
大須観音駅 / うなぎ
- ~3000円
- ~4000円
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食事処 もみの木 ひらゆの森
/ そば(蕎麦)
- ~2000円
- ~2000円