洋酒の店 路

ようしゅのみせ みち

予算
~3000円
営業時間外
最寄駅
近鉄難波線 / 大阪難波駅 徒歩3分(240m)
ジャンル
バー
定休日
毎週日曜日 祝日
06-6211-0928

洋酒の店 路@法善寺横丁! 安化粧問屋の若旦那で優柔不断な妻子持ちの男が人気芸者と駆け落ちし、あらゆる商売を試みては失敗し、喧嘩しながらも別れずに一緒に生きてゆく内縁夫婦の物語。 織田作之助の「夫婦善哉」の舞台となった法善寺横丁は、どこか色気と艶がある。 織田自身が法善寺を「大阪の顔」だと言い、もっとも大阪的な場所と豪語していた。 昭和32年創業の老舗バー。 各界著名人や上方落語の噺家の常連も多い。 特に桂枝雀師匠が懇意にしていたらしい。 壁には藤本義一や人間国宝・桂米朝といった錚々たる面子のモノクロ写真がある。 あまり前情報もなく入ってしまった… もしかして、一見さんお断りのお店かも知れなかったが、旅の恥はかき捨てだ。 オーセンティックとかスノビズムといったムードは皆無で、頭上のテレビからは関西ローカルのニュース番組が流れる。 バーというよりはスナックと形容した方が良さそうな雰囲気もあるが、店主の所作は一流のバーテンダーそのものである。 カウンターに座ると皮付きピーナッツとラムレーズンが置かれる。 ラムレーズンは自家製のようで、香り高くとても美味しい。 バックバーの目立つところにボンベイサファイアの瓶が見えたので、ボンベイサファイアをお願いする。 大きめのロックグラスになみなみと注がれて運ばれてきた。 常連さんと思しき紳士たちは思い思いに酒を嗜んでいる。 ボンベイサファイアを飲みきりそうなタイミングで、シャインマスカットが二粒だけサーブされた。 常連さんに気を遣って一杯で切り上げる気持ちでいたが、もう一杯呑もうと決めた。 レーズンに合うかと思い、あえて久しぶりにバーボンにしてみた。 語り合う友さえ居ない法善寺の夜がさみしくもあったが、その孤独感が心地よくもあった。 2002年9月9日、隣接する旧中座の解体工事中のガス爆発事故により法善寺横丁の19店舗が焼失した。 洋酒の店 路もその19店舗の一つだった。 法規制により原状への再建が危ぶまれたが、多くの人々の嘆願書により、その19の店舗は順次営業を再開したという。

Akira Sugiharaさんの行ったお店

洋酒の店 路の店舗情報

店舗基本情報 修正依頼

予約・問い合わせ 06-6211-0928
ジャンル
  • バー
営業時間
定休日
予算
ランチ
営業時間外
ディナー
~3000円
クレジットカード
不可

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住所
アクセス
                                        ■駅からのアクセス                        
                近鉄難波線 / 大阪難波駅 徒歩3分(240m)
大阪メトロ御堂筋線 / なんば駅 徒歩3分(240m)
大阪メトロ千日前線 / 日本橋駅 徒歩5分(360m)                        

                        

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席数

15席

カウンター
個室

06-6211-0928