法善寺横丁にある「親子鍋」のかつ丼! つぎ足しのタレを使ったお店として有名な「喝鈍」は、大阪ミナミの法善寺横丁にある1983年創業のかつ丼専門店です。これまで関西のグルメ番組にも度々取り上げられたこともあって、カウンター10席の店内は、ランチタイムとなると行列ができいつも満席になるお店として知られています。 このお店は、FBの友人であるとんかつ屋さんの店主から教えてもらい、前々から行きたかったお店でやっと先日、念願の実食を果たせました。 ここのかつ丼の特徴は「親子鍋」といって、ご飯とかつが別皿で出てきて、まずは長年つぎ足したタレと卵でとじた柔らかな国産ロースのかつを味わいます。やや甘口でしっかりした濃い目の味が口の中にやさしく広がります。薄めのかつが脂っぽくなく仕上がっているのは、この秘伝のタレの為せる技であります。 次に、大阪・箕面の湧き水で炊き上げたご飯に無料の梅干しとたくあんそしてお好みに合わせて「かつ丼のタレを煮詰めたふりかけ」をかけていただいた後に、残りタレととんかつをぶっかけて食べるといったスタイルです。 関西にはこういった分けて食べるいわゆるセパレートタイプのかつ丼屋さんもあるので、とりわけ驚きではありませんでしたが、なんと言っても「喝鈍」のタレが染み込んだかつは絶品というしかありません。しかも定番の「かつどん」¥600は良心的すぎるコスパ! また、味噌汁¥100は、これぞ職人技の味噌汁というのにふさわしい具も出汁の塩梅も美味しい一品です。 カウンターの前には1個¥100の赤玉の卵が盛られてあって、2個使ったかつ玉もできるとか。食べ放題は、梅干し、たくあん、自家製ふりかけそしてご飯もお替わりができるとなると、食い倒れの大阪人が見逃す訳がありません。 店主も気軽に接客していただき、写真もOK!ついでにポーズまでとっていただきました(笑)かつを揚げながらなかなかサービス精神旺盛の店主で好感が持てました。 後で調べてみましたが、そもそもこのセパレートタイプのかつ丼は、堺筋本町に本店がある「やなぎ」(大正7年創業)が元祖とか。法善寺横丁で創業30年を誇るこの「喝鈍」。最近は海外からのお客さんも暖簾をくぐるとかで、昭和時代のレトロな雰囲気も人気だとか。 友人の情報通り、ここはたしかに安くて美味しくて絶品なかつ丼でした。屋号の「喝」と「鈍」も絶妙なネーミングで感心!これからも馴染みのお店として足を運ぼうと思います。
野添 裕幸さんの行ったお店
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人類みな麺類
南方駅 / ラーメン
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ラーメン人生JET
福島駅 / ラーメン
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和醸良麺 すがり
烏丸駅 / ラーメン
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白熊菓琲
天文館通駅 / カフェ
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インデアンカレー 三番街店
梅田駅 / カレー
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烈志笑魚油 麺香房 三く
新福島駅 / ラーメン
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千とせ 本店
難波駅 / うどん
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無鉄砲 大阪店
今宮戎駅 / ラーメン
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北極星 心斎橋本店
なんば駅 / オムライス
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八重勝
動物園前駅 / 串カツ
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ラーメン小金太
天文館通駅 / ラーメン
- ~1000円
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一芳亭 本店
難波駅 / 中華料理
- ~1000円
- ~2000円
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燃えよ 麺助
福島駅 / ラーメン
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- ~1000円
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明治軒
心斎橋駅 / 洋食
- ~2000円
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世界一暇なラーメン屋
渡辺橋駅 / ラーメン
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- ~2000円
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梅田 釜たけうどん 新梅田食道街
大阪駅 / うどん
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らーめんstyle JUNK STORY
谷町九丁目駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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麺屋 丈六 なんば店
難波駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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ストライク軒
天神橋筋六丁目駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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踊るうどん 梅田店
北新地駅 / うどん
- ~1000円
- ~1000円