Asador ROCA

アサドールロカ

予算
~10000円
~3000円
最寄駅
京阪本線 / 北浜駅 徒歩5分(360m)
ジャンル
スペイン料理 炭火焼き
定休日
毎週日曜日
06-6121-2400

【 おいしいもの 】 娘と行く店について考える。美味しいものってなんだろう。それは人それぞれの中にあるものだけれど、共感を促すような装置である方がいい。前回はフレンチだったが、意図や本質が見えにくい料理だった、それが提示するズレというか、そういうところも理解はもちろんできるのだけれど。 食育であるならばもっとストレートで、わかりやすい料理がいいだろうと選んだのがアサドール、いわゆるバスク料理の中でも窯焼きをメインとするお店である。昨日たまたまホリエモンのエントリーを読んでいて、今年の6月ごろにエチェバリを訪れていた。世界ベストレストランで3位につける、バスクにあるアサドール料理店。スーシェフは日本人、という店だ。アサドールといえばエチェバリ、ぐらい有名になったので、私はそのお料理を楽しみにしていた。 チャコリ。オンダラビアスリを醸した酒のエスカンシアからスタートして前菜。シェフ出身の糸島のものがあしらわれている。季節感たっぷりにイカやウニ、コーンにワタリガニ。自家製のロースハムに茄子やピスタチオ。シェフはワインが有名なリオハで学んできたらしい。リオはは、バスクにほど近く料理も似ているのだという、まさにその通り。 スペイン料理という大きな括りの中にある、バスク料理のストレートな旨さ。ただし、それは退屈ではなく、新鮮な驚きをどこかに隠している。ガスパチョなんかは見た目はトマトだけれど、味わうと実に深い。聞けば、様々な要素を介入させてバランスを取っている、野菜だけで10種類は入っているだろうか。乳化はパンを使った、チーズと桃。スペインの夏。 白アマダイのサルサベルデ、アスパラガス。バスクの伝統料理。うろこの一部をピンセットで抜いて食感をよくするといったことをさらりとやってのけている一皿。手間がかかっている。 次に伝助アナゴ。太い。マデラ酒で。崩すと鮮やかに隠された赤や緑が混じる。見た目にも美しい。 そう、魚がふた皿連続で出てきたのだ。これは楽しい。次に小猪、岡山のもの。皮目がパリッパリで、そこに脂が乗ってきてる。これはすごい味わい。じっくりと釜で長時間加熱されたそれの、緋色の肉の味わいがビネグレットとスパイスでさらに厚みを増している。釜は既製品をま改造したものらしい。 鹿児島の牛。完璧な焼き加減。これ以上ないほどシンプルなメイン。最後にワタリガニがゴロゴロ入った炊き込みご飯。お代わりもできる。 デザートのチーズケーキがドロドロで、ラビーニャのチーズケーキを思い出す、チーズは5種類ほどを混ぜているのだとか。 娘と行く店について考える。カウンターに座り料理を見ながら、シンプルに調理された、しかしよく仕込まれたそれらを食べながら話をする。奇をてらわない、そしてストレートで素直な美味しさ。わかりやすい、ということはいいことだ。娘にとってのスペイン料理のスタンダードの一つにアサドール。スペイン料理とは、パエリヤやオムレツや、生ハムが本質じゃないんだよ。

akira iさんの行ったお店

Asador ROCAの店舗情報

店舗基本情報 修正依頼

予約・問い合わせ 06-6121-2400
ジャンル
  • スペイン料理
  • 炭火焼き
営業時間
定休日
予算
ランチ
~3000円
ディナー
~10000円
クレジットカード
  • Amex

住所 修正依頼

住所
アクセス
                                        ■駅からのアクセス                        
                京阪本線 / 北浜駅 徒歩5分(360m)
大阪メトロ御堂筋線 / 淀屋橋駅 徒歩6分(430m)
大阪メトロ御堂筋線 / 本町駅 徒歩6分(470m)                        

                        

座席 修正依頼

カウンター
喫煙 不可
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個室

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グランドオープン日 2017/9/26

06-6121-2400