北新地、数々の名門ホテルで腕を磨いたベテランシェフが作る西洋料理店。 藤本シェフは東京の帝国ホテルやホテルオークラ神戸、ガーデンホテルス関西など30年に渡り経歴を積まれ、天皇の料理番である秋山徳蔵氏が作っていたような、かつて華族や貴族が楽しんだ"西洋料理"を目指し独立されたとのこと。 一昨年あたり現代の場所に移転されたそうですが、カウンター8席、4名テーブル2卓、広くはないけれど窓もあって開放的、ジャズが流れるシックな大人の空間です。 息子さんかな?昼間はおふたりで営業されてましたが、夜はソムリエさんもいらっしゃるそうです。 ランチは洋食ワンプレート¥800(オムライス、自家製カレーライス、ドライカレー、ビーフピラフ、和風魚介ピラフ)などのご飯ものにサラダとスープ。¥200〜400でトッピング(白身魚フライ、チキンカツ、スクランブルエッグ、とんかつ、天然エビフライ)もできます。良心的なお値段。 もちろん西洋料理を謳っておられますのでコース料理も提供されていて(おそらく要予約)、ランチコース¥2500.4500.6200、ディナーはオムライスやナポリタンなどの洋食アラカルトはもちろん、ディナーコース¥5000.8000.10000。(一休予約より) ランチコース¥4500(税込) ■イタリア産生ハムと柿のサラダ ■ミネストローネのグラタン仕立て ■鹿児島産黒毛和牛のロティ ソースボルドー ■ 「ふじもと」特製カレーライス ■バナナのガトーショコラ ■紅茶 最初に出てきた生ハムサラダ、パルメザンチーズにドレッシング、バルサミコ酢かな?新鮮で豪華なサラダ。生ハムの熟成加減、ドレッシングがおいしい。 そして、ミネストローネのグラタンって、、 とろとろ焦げ目が入ったバゲットにチーズの香ばしさとコク。単なるミネストローネじゃなくグラタン仕立てになることで華やかでご馳走になる。 メインは愛媛産鯛のポアレ アクアパッツァ仕立か、特選和牛ステーキから選べます。 鹿児島産黒毛和牛のモモ肉。赤身なので重くなく、食べ応えある食感にこの正統派なソースが良い♡ 付け合わせのシンプルさも王道な感じで良いなぁ。 カレーライスは深いコクあるホテル欧風カレーのそれ。 デザートのガトーショコラはしっとり、軽い。 丁寧に仕込まれたのがひしひしと伝わる、さすがの風格あるお料理はどれも間違いないお味でした。 凝りすぎずシンプルに、素材と確かな経験と惜しみない手間によって作られたお料理。 藤本シェフはとても謙虚なお人柄で、夜のアラカルトメニューも新地価格ではなくリーズナブルな価格帯。 ただランチ時のコースはもちろん、夜はアラカルトでも予約を希望されてました。 仕入れの関係もあり、おいしいものを提供したいというシェフの強い思いで、当日のお昼までとかでもいいのでご連絡頂けたらとおっしゃってました。 ワインと共に軽くつまむもよし、オムライスやナポリタンなどのオーソドックスな大人の洋食を堪能するのももちろん、フレンチとはまた違った古き良き時代の‘西洋料理’のコースもまた頂きたい。 #ランチ #洋食 #西洋料理
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