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梅田はがくれ 本店

うめだはがくれ ほんてん

予算
~1000円
~1000円
最寄駅
JR東西線 / 北新地駅 徒歩1分(51m)
ジャンル
うどん 丼もの 刺身 天ぷら
定休日
毎週日曜日

此の所このうどん屋さんに異変が起こっていて以前より更に面白くなっている。前から此方の大将の接客には独特のスタイルがあるのであるが最近はとても過激であるようである。というのも近頃此処に来る客の比率は日本人より外国人の方が多いくらいで今日小生が見ているだけでも来る客が韓国人及び中国人なのである。勿論アジアだけでなくヨーロッパからイギリス人やフランス人も来るらしい。この日も天麩羅うどんを食べたくなって久々に寄ってみたのだがそのダイナミックな変化には驚きを禁じえなかったのである。小生が暖簾を潜ると一番奥の席に案内されたが職人達の仕事ぶりがよく見えるベストポジションであった。ただ異常に暑い。小生の席だけが暑いのではなく店内が全体に暖房過剰なのである。何故店員達がこのことに気が付かないのかと訝ったがハタと気が付いた。この店で暖かいうどんを注文する客はほぼ皆無なのである。皆、生醤油やらぶっ掛けやら天ざるやら冷たいうどんを注文するのである。無論此処は讃岐うどんがウリの店であるから其れでいいのであるが、それよりも海外の紹介本やSNSで此の店が掲載されていて冷製うどんがオススメとなっているからというのが真相のようである。冬場に冷水で締めたうどんを食べると寒くなるから思いっきり暖房を効かせている訳だ。けれども熱々の天麩羅うどんを食べに来た小生はどうなる、五分で汗まみれではないか。さすがに天ざるに変更しようかとも悩んだが、其処は初心貫徹の痩せ我慢のオトコ、一切の妥協はせず汗まみれになろうが後で後悔しようがテーマの熱々天麩羅うどんを注文致した次第である。主人の関心は生醤油にしかない、此の主人の生き甲斐は店を訪れる初めての客人に醤油の掛け方を指南することである。小生は此方に20数通って其の事を知ったのであるが、若い頃はこのイケメン主人、中々のやり手で女性客にだけこの醤油チョッカイを出して来たのであった。最近も初老になったと雖もその癖が収まった訳ではないが、外人客を選別しては覚えたての英語らしき怪しき言語を駆使して近づき、件の醤油を一周半回し掛けてはうどんを掻き混ぜて、彼等にオ〜イヤァ@$☆¥€#%プリーズ‼︎とかナンとかカンとかウェルカムっぽい挨拶をしては食べ方指南して自分の存在を徹底的にアピールするのである。誠に客側としては必要もない教えなので迷惑千万な話であるが、この店主のウザい毒牙に掛かるのはウブな外人ばかりではなく日本人と雖も容赦はなく時としてターゲットになってしまうのである。斯様に讃岐うどん初めてだとか初心者だとかを見つけ出しては嬉々としてこの店主は激しく毎度毎度自己主張し続けるのである。だから小生などの常連は店主から見ればシドーできる楽しみのない、デンデン面白くない客なのであろう。だから帰り際だけ「久しぶりだんなあ、元気でっか?」などと何時も同じ有難くもない世辞のひとつも聞くことになるのである。今回は一昨日も食べに来てるだけに「連日おおきに!!」みたいな挨拶が欲しかった気がするがそんな気の効いたアタマはこの店主にはないからまあヨロシ、兎に角此方のお店は関西うどん業界きっての繁昌店なのであるから何もかもユルスしかないのである。今日も小生がこの蒸し暑い店に相応しくない熱々の天麩羅うどんと格闘している間、隣の韓国人恋人同士は折角の二人うどんラブラブタイムを店主オッサンの乱入で見事にぶち壊されていたのである。日本人なら其れでメゲて帰る所だがしかし、其処は我慢と忍耐の韓国人達、ウザい中でも立ち直ってはパチリパチリ‼︎ とアイフォンで店中の写真を取り捲り、気を紛らわすことで先程起こった理解できないトンデモナイ事態を忘れようとしていたのであった。何故彼等所有のスマホが彼等の国サムスン製でないのかと小生は訝ったが、尋ねるまでもなく韓国人自体も自国のサムスンよりアイフォンの性能が上である事くらい知っているのであろう事実を5分と掛からず理解がいった。因みにこの親父が己れのターゲットを見つけるのに協力しているのは天麩羅を担当しているチーフである。店主は目を凝らして客を選別しているが如何せん老眼であるからよく見えていない、のでチーフに尋ねてアヤツは外人かどうか確かめてから「よっしゃ‼︎」とばかり出陣するのである。此のことは小生が先程やりとりの現場を見ているからデッタイ間違いないことである。さて、最後に店主と客達がこうした醤油掛けゴッコをしている間の我が食する此方の天麩羅うどんの状態が果たしてどうであったのかを記述しておかなければならないだろう。暑くて暑くてフウフウと言いながら汗塗れになったのはあたり前であったが流石に此方の天麩羅うどんに麺も汁も天麩羅も欠点は皆無、小生が評するに大阪キタエリアでは間違いなくベスト3に入る最高水準の天麩羅うどんに他ならないという、何年も

Koichi Toshiokaさんの行ったお店

梅田はがくれ 本店の店舗情報

店舗基本情報 修正依頼

ジャンル
  • うどん
  • 丼もの
  • 刺身
  • 天ぷら
営業時間
定休日
予算
ランチ
~1000円
ディナー
~1000円
クレジットカード
不可

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住所
アクセス
                                        ■駅からのアクセス                        
                JR東西線 / 北新地駅 徒歩1分(51m)
大阪メトロ谷町線 / 東梅田駅 徒歩2分(150m)
大阪メトロ四つ橋線 / 西梅田駅 徒歩5分(390m)                        

                        

座席 修正依頼

席数

14席

((全カウンター))

カウンター
喫煙 不可

(完全禁煙)

※健康増進法改正に伴い、喫煙情報が未更新の場合がございます。正しい情報はお店へご確認ください。
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個室

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お店のホームページ http://www.hagakure.cc/index.html