【年末ジビエ祭り】 忘年会の店選びが難航し鍋が食べたいなーとおもって連絡したら”青首鴨があるよ”とのことで久しぶりの近所のおばはん。最近はジビエが食べたいときはキンオバ。とにかく珍しい食材が多くて、さらにいうなればそれらを調理する技術も長けている。今回は牡丹+青首鴨を鍋で。イノシシの状態が良いので醤油仕立て、味噌仕立てとはまた違った味わい。青首鴨は想像よりもずっと上品な味わいで、本来マガモはもっと癖があるイメージだったが、ひたすらに旨味の塊だった。 最近は名も知れてきたのか、予約のお客さんで賑わっている。そのほかに食べたものは鹿の心臓の塩焼き。チョロギの素揚げ。オオスズメバチの子、定番のクジラの鹿の子。 なんと言うかここに来ると命の恵みにあふれている。そして、本質的な食べるという行為について、非常に原始的で正しい感覚を得る。これらの食材は本来”珍しいものではない”はずのもので、食材が工業化してそのバリエーションが単に現代では狭くなっているだけなのだと、思う。 畜産家した肉。養殖された食べ物。効率よく収穫できるシステムなどに則って流通している以外の食材が並んでいるだけ、しかしながらそれはとても素晴らしいことで、例えばオオスズメバチ酒は、それを3年間アルコール漬けにすると無毒化できるという”知恵”などが受け継がれ守られて行くという面白さで満ち溢れている。 キンオバの面白さは店を営むお二人が実際にずっと山に入って狩猟を行い、またその地元の食材や文化を大阪の都心部で提供しているところにある。驚くべきはその豊富な食材であって、今回のチョロギなどはホクホクとして実に美味い球根、ジャガイモのようなユリ根のような、そう言ったものであるが一般にはあまり流通していない。四季折々の山のものをシンプルに調理する、そう言った事が現代では、実は高級店でしか提供されていないのかも知れない。 山の暮らしの食文化が大阪のど真ん中で体験できると言う意味で実に稀有な店であって、その食材にまつわる話も含め、お店を切り盛りするお二人を慕って集まる客が後をたたない。私もこのお店の料理も好きだが、それよりもさらにお店を切り盛りするお二人の豊富な知識と、楽しい会話こそが、一番のご馳走である、そんな気がしてならない。 ジビエ 珍しいものあります 文化的 天然物
akira iさんの行ったお店
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肉の大山 上野店
上野駅 / 洋食
- ~1000円
- ~2000円
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シンシン 天神店
天神駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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ジャッキー ステーキハウス
旭橋駅 / ステーキ
- ~3000円
- ~3000円
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矢場味仙
矢場町駅 / 台湾料理
- ~2000円
- ~2000円
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かんだ やぶそば
淡路町駅 / そば(蕎麦)
- ~2000円
- ~4000円
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白熊菓琲
天文館通駅 / カフェ
- ~1000円
- ~2000円
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大衆割烹 三州屋 銀座店
銀座一丁目駅 / 割烹・小料理屋
- ~2000円
- ~4000円
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エル カリエンテ モダンメキシカーノ
品川駅 / メキシコ料理
- ~2000円
- ~4000円
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ハングリー ヘブン 目黒店
目黒駅 / ハンバーガー
- ~1000円
- ~1000円
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まんてん鮨 丸の内
東京駅 / 寿司
- ~3000円
- ~8000円
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シェイクシャック アトレ恵比寿店
恵比寿駅 / ハンバーガー
- ~1000円
- ~2000円
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みますや
新御茶ノ水駅 / 居酒屋
- ~1000円
- ~4000円
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豚足のかどや
なんば駅 / 居酒屋
- ~2000円
- ~3000円
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天すけ
高円寺駅 / 天ぷら
- ~2000円
- ~2000円
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無鉄砲 大阪店
今宮戎駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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吉宗 本店
観光通り駅 / 和食
- ~1000円
- ~2000円
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北大塚ラーメン
大塚駅前駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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春駒 本店
天神橋筋六丁目駅 / 寿司
- ~2000円
- ~3000円
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とんかつ マンジェ
八尾駅 / とんかつ
- ~2000円
- ~2000円
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築地すし大 本館
築地駅 / 寿司
- ~4000円
- ~5000円