近所のおばはん

きんじょのおばはん

予算
~3000円
営業時間外
最寄駅
大阪メトロ四つ橋線 / 花園町駅 徒歩1分(54m)
ジャンル
居酒屋 郷土料理 テイクアウト
定休日
毎週木曜日
06-6630-0880

【年末ジビエ祭り】 忘年会の店選びが難航し鍋が食べたいなーとおもって連絡したら”青首鴨があるよ”とのことで久しぶりの近所のおばはん。最近はジビエが食べたいときはキンオバ。とにかく珍しい食材が多くて、さらにいうなればそれらを調理する技術も長けている。今回は牡丹+青首鴨を鍋で。イノシシの状態が良いので醤油仕立て、味噌仕立てとはまた違った味わい。青首鴨は想像よりもずっと上品な味わいで、本来マガモはもっと癖があるイメージだったが、ひたすらに旨味の塊だった。 最近は名も知れてきたのか、予約のお客さんで賑わっている。そのほかに食べたものは鹿の心臓の塩焼き。チョロギの素揚げ。オオスズメバチの子、定番のクジラの鹿の子。 なんと言うかここに来ると命の恵みにあふれている。そして、本質的な食べるという行為について、非常に原始的で正しい感覚を得る。これらの食材は本来”珍しいものではない”はずのもので、食材が工業化してそのバリエーションが単に現代では狭くなっているだけなのだと、思う。 畜産家した肉。養殖された食べ物。効率よく収穫できるシステムなどに則って流通している以外の食材が並んでいるだけ、しかしながらそれはとても素晴らしいことで、例えばオオスズメバチ酒は、それを3年間アルコール漬けにすると無毒化できるという”知恵”などが受け継がれ守られて行くという面白さで満ち溢れている。 キンオバの面白さは店を営むお二人が実際にずっと山に入って狩猟を行い、またその地元の食材や文化を大阪の都心部で提供しているところにある。驚くべきはその豊富な食材であって、今回のチョロギなどはホクホクとして実に美味い球根、ジャガイモのようなユリ根のような、そう言ったものであるが一般にはあまり流通していない。四季折々の山のものをシンプルに調理する、そう言った事が現代では、実は高級店でしか提供されていないのかも知れない。 山の暮らしの食文化が大阪のど真ん中で体験できると言う意味で実に稀有な店であって、その食材にまつわる話も含め、お店を切り盛りするお二人を慕って集まる客が後をたたない。私もこのお店の料理も好きだが、それよりもさらにお店を切り盛りするお二人の豊富な知識と、楽しい会話こそが、一番のご馳走である、そんな気がしてならない。 ジビエ 珍しいものあります 文化的 天然物

akira iさんの行ったお店

近所のおばはんの店舗情報

店舗基本情報 修正依頼

予約・問い合わせ 06-6630-0880
ジャンル
  • 居酒屋
  • 郷土料理
  • テイクアウト
営業時間
定休日
予算
ランチ
営業時間外
ディナー
~3000円
クレジットカード
不可

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住所
アクセス
                                        ■駅からのアクセス                        
                大阪メトロ四つ橋線 / 花園町駅 徒歩1分(54m)
南海高野線(りんかんサンライン) / 萩ノ茶屋駅 徒歩4分(310m)
阪堺電軌阪堺線 / 今池駅 徒歩9分(670m)                        

                        
駐車場 なし 近隣(割引なし)あり

座席 修正依頼

席数

38席

カウンター
喫煙

全面喫煙可

※健康増進法改正に伴い、喫煙情報が未更新の場合がございます。正しい情報はお店へご確認ください。
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個室
貸切

サービス・設備などの情報 修正依頼

お店のホームページ https://ameblo.jp/nisinare/
Instagram https://www.instagram.com/kinoba0880
携帯電話電波 docomo、au、Softbank

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