更新日:2021年11月29日
贅沢なひと時が味わえる、鮮やかで健康的な普茶料理(精進料理)の老舗
京都・黄檗山 萬福寺前の白雲庵さんで 明風・普茶料理をいただきました。 江戸時代初期に中国明の隠元禅師が 渡来した時にこのお料理も日本にやってきました。 精進料理でも中国風の名残りを残したものは こちらの普茶料理のみだそうです。 私が小学生の頃、訪れたことのある萬福寺ですが とても印象に残っていたので、いつかこの萬福寺の再訪と共に普茶料理をいただいてみたいと 思っていました。 大人になって訪れてみると、萬福寺の中にも 普茶料理をいただける場所がありますし、 お寺の周りにも数軒あるようでした。 母と叔母と私でお寺を拝観した後に 白雲庵さんへ〜 とても趣きがあり、立派なお店です。 茅葺き屋根の建物もありました。 私たちは2階のとても広いお部屋へ 通していただき、目の前が紅葉したもみじの 見えるお席✨✨✨ なんて贅沢な空間でしょうか(*´∇`*) 2階のこのお部屋は私たちの貸し切り 他に2-3組のお客さまがいらしてましたが 別のお部屋でした。 お料理は ❇️蘭の花の入ったお茶から始まり ❇️大豆で作ったほぼアサリの佃煮 ❇️タピオカでイクラに見立てたものが載っている 胡麻豆腐 ❇️吉野煮 ❇️昆布巻きや抹茶の甘くない羊羹のようなものや 鰻もどき(お麩と山芋で作られている) 湯葉焼き・茄子田楽・松茸の酢橘のせなど ❇️味付き天ぷら ❇️松茸ご飯 ❇️香の物 ❇️お吸い物 ❇️デザート (たしかみかん系のゼリー) 見た目でも楽しめて、手の込んだお料理 お味は淡白ですが、私の年齢的には ピッタリくるものでした。 素晴らしい体験できました! ぜひ京都へいらしたら、普茶料理も選択肢の 一つにいれていただくのも楽しいと思います(⌒▽⌒) 写真20〜26枚目が萬福寺です。 最後4枚の写真は伏見、十石舟巡りと 月桂冠大倉記念館です。