RettyでもGoogleでも口コミが良くて初訪問。 カウンターのみの和食屋さん、結果大正解でした。 雅コース、ご主人にお任せしておすすめの日本酒を楽しみながらの美しい日本料理は確実にこの秋のBEST‼︎ 秋らしい南瓜に始まり、おつまみとして秀逸すぎる紅鮭白子の味噌漬けなど盛りだくさんな先付、 胡桃豆腐とすっぽんのお椀、滑らかな香りの熟成鯛、炙り鰹に生牡蠣、笹蒸し鮎、そして煮えばなから供されるごはん、お饅頭とお抹茶まで、お料理もホスピタリティにもお酒にも大満足で、とても良い時間が過ごせました。 日本酒を変える度おちょこを選べるのも楽しいです。 京都駅2100過ぎの新幹線を予約したことをお伝えしていたので、1800からのコースのペース配分もちゃんも考えてくださり、食べきれなかった分のごはんはお結びにして、竹皮に包んでもたせてくださいました。素敵なお土産! 京都駅からもタクシーor地下鉄烏丸線で1駅と近いので、またぜひ利用したいお店との出会いになり、とても嬉しいです。ご馳走様でした。
口コミ(4)
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【感動を覚えた良店】 京都駅からタクシーでワンメーターの距離、烏丸六条に店舗を構えておられる「馳走 陽雅」さん。 六条通は延長が短く、京都人でも馴染みの少ない道であり、店舗前は道幅3m程の路地である。 烏丸通りから六角通りに西入ると、すぐに軒先きに掛けられた杉玉が目に入ります。 7月吉日に訪問したこの夜は、10,000円のコースをお願いしました。 店内に入ると木の香りが漂っており、とても落ち着く空気感。また一枚板のカウンターも含め、とても素敵な店内に心が躍る。 着席すると、すぐに提供いただいたイチゴ酢で喉を潤しながらドリンクメニューを拝見。 こちらの店主は、利き酒師の資格をお持ちであるため、私が日本酒をこよなく愛していることのみを伝えて、陶酔セットをお願いしました。 一杯目は、純米吟醸 山和 美山錦50 二口ほど味を確かめた頃に目の前に一升瓶を持ってきてくださり、自身の味覚と知識でイメージした回答との答え合わせ。 純吟精米歩合50%であるのに純米酒のようなキリットした辛口。一杯目には良い口当たり。 この日の先付は、そらまめと一口粥。パクりと頬張り山和を楽しんでいると、八寸が運ばれてきました。 この八寸が美味しすぎて日本酒のオーダーペースが速くなり、二杯目にオオセト純米酒、三杯目は鬼剣舞(おにけんばい)の生原酒。鬼剣舞は一、二杯目とはかわり、少し芳醇な味わいでした。 八寸をまだ1/3ほどしか食していないのに、既に3合を空けた私に店主は、このペースで飲まれる方は稀ですがたまにおられますよと笑顔で言われたため、食事のペースを上げて八寸を完食しました(笑) 汁物を頂いた後に、四杯目、精米歩合80%の王録。とても口当たりが良かったため、この精米歩合にとても驚いた一杯でした。 この後にとても印象深い一皿である、穴子と鱧の焼霜を提供いただきました。 人生初となる両者の共演は感無量で、五杯目は広島県産の白牡丹(山田錦全量使い)、六杯目は若波酒造のTYPE-FY2。程良い酸味が特徴でした。 この辺りで少しペースが衰えてきて食を楽しみつつ、七杯目はロ万で有名な花泉酒造の花泉 生原酒 といのくち。度数高めな生原酒の中でも際立って高い20度!!香りよくスキッリ甘めな一杯でした。 ここで大将から、何と言っても王道である越乃寒梅を、ひやでお薦めていただき断る理由が見当たらないため八杯目となるこちらを笑顔でお願いしました(笑) その後、変わりどころでスパーリング酒。 そして、ここでまさかの岩牡蠣の登場に、減速しだした飲みペースをシフトアップしてトップギアへ!そして九杯目に赤石たれくち純米吟醸生原酒、十杯目を寒北斗 辛口純米酒shi-bi-enにて、この夜の日本酒はファイルとしました。 土鍋で白米を炊かれている間に、綺麗に並べられた漬物とお手製のちりめん山椒を配膳くださいました。 そして最後はお茶を立てていただき、甘味にて終了。 空間、居心地、料理、芸術性、どちらも申し分なく、日本酒好きの私にたまらないお店でした。 http://chisou-youga.com/staff
烏丸六条西入ルというマニアックなところに佇むカウンター割烹。 店主一人で全てをこなし、落ち着いてお料理とお酒が味わえる。 料理は京都の地物野菜をふんだんに使い、カウンター越しに仕上げられる手際の良さに、すっかり見惚れてしまう。 落ち着いて食べれる店が減る中、貴重である。
【烏丸六条にある和食店】 京都市下京区 烏丸六条 以下 少しだけ長文になりますが 時間があればお読みください。 このお店は 今年の6月30日にオープンした 和食店 写真でも分かる通り 知らなかったら絶対入らないであろう玄関の佇まい。 店主は 10数年前に私の友人が料理長をしていたお店で働いている頃からの顔見知り。 少しだけ六本木で一緒に仕事をしましたが 若くて生意気だが憎めない奴でした。 商売をしていると お客様から 必ずと言っていいほど聞かれることがあります。 『どこで修行したの?』 世間一般で言う どこの大学出たの?みたいなものか。 吉兆 和久傳 たん熊 菊乃井‥ 色んなお店で修行した方々と 25年働いて来ました。 分かったのは どんなお店でも 努力 探求を怠らない職人がいる一方で どんな有名店でも 仕事の出来ない奴はいるということ。 修行先としての名前をもらいに行くためだけに 料理屋の子息が ほんの数年 有名店に修行(在籍)するのは この業界では通例で日常茶飯事。 修行先だけで判断せずに 居酒屋でも 包丁も切れ 抜群に仕事出来る人もいるのを もっと一般の方々に理解してもらえると嬉しく思います。 本題に戻り このお店は 全然知名度もなく 立地も烏丸五条から ほど近くですが 薄暗い路地にあり 分かりづらいところにあります。 料理は 基本おまかせのみ。 7500円 10000円 13000円の税別 (21時以降の入店からは おまかせではなく 日本酒バー的な営業形態をしています。) この日 仕事終わりの21時からと言うこともあり あるもので適当におまかせしました。 鱧のタレ焼きだけは リクエストして追加 この日食べた物を ウロ覚えですが ◉三度豆 胡麻和え ◉秋刀魚すし ◉お椀 万願寺豆腐 アワビ ◉熟成ノドグロ 大徳寺納豆 辛子 山葵 ◉子持ち鮎幽庵焼 モロヘイヤソース ◉魚そうめん 塩水ウニ 緑酢 ◉蓮蒸し 湯葉餡 ◉鱧タレ焼 ◉御飯 香の物 ◉とうもろこしアイス ◉和菓子 お薄 2人で生ビール7杯 お酒3合半で 27000円 、 一般人から言えば 決して安いお店ではない ハレの日に使って欲しいお店です。 彼は毎朝 農家さんに野菜をわけてもらいに行った後 市場に買い出しへ。 写真の香の物も ほぼ手作り 和菓子も 全て目の前で作ります。 日本酒も ホントに色んなタイプがあり 氷温庫まで置いてます。 彼の修行した全てが そこにありました。 知人なので 正直 評価は甘めです。 最後に 彼の修行先は たん熊です。 個人店で 1人で切り盛りしている為 行かれる際は 予約して行かれると嬉しいです。 #和食 #烏丸六条 #隠れ家和食店