
御池・四条と烏丸・堀川の道路の作る四角のちょうど真ん真ん中、六角通りの新町西入にある店で、朝七時半から朝食¥1,900を頂く。
カウンターの向こう側に土鍋専用の火床が五個あって大小の土鍋が載っている。客の人数に合わせて炊くので予約が必要である。まあ、お運びは二人居るけれど、料理はワンオペなので大変さが判る。
羽釜や土鍋で炊いたご飯を食べた経験がある日本人は少ないだろう。運ばれた土鍋の蓋を開けて、まずは中の飯をひっくり返し、混ぜる。そして暫く待つ。ご飯の上と下では水分量が違うのでこの作業が必要なのである。(本当はおひつに入れて水分を取ることも大事)
「炊き立て」という名前の炊飯器があるくらいなので、炊き立てのご飯が美味しいのは説明する必要はないだろう。
写真#1は説明する必要もないくらいの一般家庭のお菜である。
オクラと水菜のサラダ
湯葉と青菜の炊いたん
賀茂茄子の炊いたん
冬瓜の味噌汁 茗荷の香り
焼き鮭
出汁を取った昆布で作った塩昆布
同じく出汁ガラで作った鰹節のふりかけ
やはり、日本人はご飯だなあ。