雑誌BRUTUS2024年4月15日号の新店紹介を観て参上。新店と言っても評判の良い店の3店舗目なので問題ないだろう。なんと銀座店や麻布台ヒルズ店まであると聞いた。僅か8年のうちに多店舗展開しているとのこと。最初は本店から攻めたいが予約が取れず、この店も17時からという条件で予約が取れた。 お店のシステムは、①先付、②向付、③強肴、④野菜の四品は注文が必須となっていて、①と②はオマカセで、③と④は客の選択制であった。その後に一品料理、焼物、煮物、椀物、さらにおでんと〆の麺類やカレー、鯖寿司や丼を客がアラカルトで注文するようになっている。 居酒屋でコースというのもアレなので、アラカルトで色々と楽しめるのはよいことである。 写真#1は、すっぽん粥の花山椒掛けである。幕開けからお粥なのかとたじろいでいたが、皿に盛れるほど水分が少なく且つ花山椒の刺激が食欲を増進させ、絶好のスターターとなった。男子高校生なら一口か二口でいける分量である。 写真#2は、長崎の剣先烏賊に北海道の雲丹を載せたものと、鯛のお造りである。鯛は薄造りであった。 写真#3は、稚鮎のおかき揚げ、たたき木の芽、蛍烏賊と芹のお浸しである。稚鮎は天ぷらではなく、あられ揚げなので鮎の柔らかさをサクサク感が引き立てているようである。さらに蛍烏賊も芹も春を告げる代名詞であり、日本人に生まれて良かった。今年も春を迎えることができたと思うのである。 写真#4は、春キャベツと桜海老の炊いたん。これも白川沿いの桜が散り始めて御室桜が満開の日に頂く一皿として絶好のものである。桜海老は不漁の報を聞くが、こうして口に含むと独特の甘みがあってしみじみとした気持ちとなり酒が進むのである。 写真#5の竹の子天ぷらは塩味が強いフライドポテト仕立てで、大きさもワイルドであるが、葉山椒がアクセントでよろしい。本当は竹の子の味が分かる味付けを望んでいたのであるけど。 写真#6の京赤地鶏の塩焼きは、写真#7の炭火で焼くので美味くないはずがない。カリカリの皮と柔らかな肉の歯応えの対比が好ましいのである。撮影していないが別皿の柚子胡椒を付けると塩味と辛みで味に奥行きができるようである。 なお、鶏肉の下に敷いた青菜にも酸味のあるドレッシングがかかっていて、舌に感じる味が複数の層となっていて、この店の人気の一つが判ったような気がする。 写真#7は、〆の湯葉と九条ねぎのあんかけうどんである。少し細めの麵を使ったうどんはするすると口に入り、あんがその潤滑を助けている。つゆは出汁をあまり意識させてくれなかったが、最後まで飲み干してしまった。 写真#8は、説明の要もないが果実の寒天寄せである。
口コミ(7)
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予約の取れない人気店 富小路やま岸の姉妹店 こちらはコースではなくセットとアラカルトで頂けるのも嬉しい割烹店です 料理はもちろんですが日本酒の取り揃えも素晴らしく和食を堪能でき京都でオススメ出来る一軒です!
人気店富小路やま岸のアラカルト割烹店 美味しい料理を少しづつお酒のアテ的に頂けるのでいろんな料理が楽しめます♪ またお酒の種類も豊富で酒好きにはたまらないお店! 季節毎にやま岸の味を楽しみたくなるお店です‼︎
前回の貸切会では 本来の呑小路スタイルで個別でアラカルト注文にしてたんで、料理のボリュームが調整できなかったから 今回はお店に適量でコース仕立てにだしてもらいました。 無理なお願い聞いてもうてありがとうございます。 ★蟹真蒸の白味噌仕立て ★焼霜とらふぐと河豚白子ポン酢 ★海鼠とこのこ ★あおりいかと九条ネギのてっぱい ★葉わさびと長芋の醤油漬け ★手羽先唐揚げ ★だし巻き卵 ★蒸し豚 ★餃子 ★生百合根の梅肉和え ★河豚の唐揚げ ★猪のバラ肉炭焼きとクレソン ★オレンジ白菜の温かいお浸し ★カラスミ餅 ★河豚出汁の味噌汁 ★鯖寿司 ★イカゲソの焼きそば ★みかんゼリー 流石、やま岸さん どれも素材の良さかあり 居酒屋でありながら和食屋顔負けの料理の数々でした。 皆さんかなり満足してくれました。
貸切でお邪魔しました。 店内の雰囲気、店員の皆さん、料理、お酒、全てが最高でした!!! 京都ならココ!かも♫