
京都・黄檗山 萬福寺前の白雲庵さんで
明風・普茶料理をいただきました。
江戸時代初期に中国明の隠元禅師が
渡来した時にこのお料理も日本にやってきました。
精進料理でも中国風の名残りを残したものは
こちらの普茶料理のみだそうです。
私が小学生の頃、訪れたことのある萬福寺ですが
とても印象に残っていたので、いつかこの萬福寺の再訪と共に普茶料理をいただいてみたいと
思っていました。
大人になって訪れてみると、萬福寺の中にも
普茶料理をいただける場所がありますし、
お寺の周りにも数軒あるようでした。
母と叔母と私でお寺を拝観した後に
白雲庵さんへ〜
とても趣きがあり、立派なお店です。
茅葺き屋根の建物もありました。
私たちは2階のとても広いお部屋へ
通していただき、目の前が紅葉したもみじの
見えるお席✨✨✨
なんて贅沢な空間でしょうか(*´∇`*)
2階のこのお部屋は私たちの貸し切り
他に2-3組のお客さまがいらしてましたが
別のお部屋でした。
お料理は
❇️蘭の花の入ったお茶から始まり
❇️大豆で作ったほぼアサリの佃煮
❇️タピオカでイクラに見立てたものが載っている
胡麻豆腐
❇️吉野煮
❇️昆布巻きや抹茶の甘くない羊羹のようなものや
鰻もどき(お麩と山芋で作られている)
湯葉焼き・茄子田楽・松茸の酢橘のせなど
❇️味付き天ぷら
❇️松茸ご飯
❇️香の物
❇️お吸い物
❇️デザート (たしかみかん系のゼリー)
見た目でも楽しめて、手の込んだお料理
お味は淡白ですが、私の年齢的には
ピッタリくるものでした。
素晴らしい体験できました!
ぜひ京都へいらしたら、普茶料理も選択肢の
一つにいれていただくのも楽しいと思います(⌒▽⌒)
写真20〜26枚目が萬福寺です。
最後4枚の写真は伏見、十石舟巡りと
月桂冠大倉記念館です。