更新日:2024年09月17日
クラシカルな洋食と心温まる雰囲気でくつろげる老舗洋食レストラン
四日市からの帰り、せっかくなので京都方面を回っていくことにして迎えたランチ、前もって調べておいたグラタンが美味しいという洋食屋さんに伺いました。こちらはシチューで有名だそうですが、噂ではグラタンもいけるとのこと、楽しみです。駐車場はありませんが、近くにコインパーキングがあるので車でも問題ありません。 到着した時間は開店時間だったので一番乗りでした。店内は民芸調の落ち着いた雰囲気、奥のキッチンからは明るい光が漏れてきています。年季の入った店内は清潔感があり、シェフのお人柄が出ているようです。 メニューにはビーフシチューなどの王道料理が並んでいますが、グラタン狙いで伺ったので初志貫徹、2種類あるグラタンから 帆立貝のグラタン 890円 に決定、せっかくなのでスープ、サラダ、パンかライス、ドリンクがつく コース 850円 にしました。オーソドックスな洋食レストランのグラタンなので、ベシャメルソースの中にはパスタは使われません。だからコースにはパン(日本式なのでライスも選べます)がつくのです。正統派グラタンは珍しいので、ちょっと嬉しい‼︎ もちろん私はパンをチョイスしました。 待つこと15分くらいでトレイに載せて運ばれてきました。コンビネーションサラダが色鮮やか、フレンチドレッシングでいただくのですが、これはホテルなどで出されるセットサラダのクオリティ、野菜も味が濃くキンキンに冷えていて美味しい‼︎ スープも滑らかなポタージュでホテルクオリティ、コースにしたのは大正解かも(^ ^) グラタンは皿にミッチリと盛り付けてあり、散らされたパン粉が香ばしさを高めています。グラタンは熱いので木のスプーンでいただくのですが、さりげない気遣いが良いですね。ホワイトソースはグラタン専用とその他の料理用の2種類作るそうで、やや固めのグラタン用のソースだからこそカチッと端正に整った出来栄えとスプーンで掬いやすい固さになるのでしょう。良く考えられています。私的には、今様のもう少しクリーミーなホワイトソースが好きなのですが、グラタン皿の縁まできれいに平されて狐色の焼き色がついたクラシカルなグラタンもまた良いものだと改めて発見することができました。ロールパンにはバターが添えられていて、一緒にいただくとさらに風味アップ、背徳感ありですが、旅先なのでOKとしましょう(^ ^) 最後はアイスコーヒーでクールダウン、とても満足度の高いランチとなりました。 店内は私1人だったのがいつのまにかお客さんで埋まっていました。みなさんは日替わりの洋食弁当のオーダーが多いようです。きっと近くのオフィスの方々なのでしょう。メニューを見ずにオーダーする方が多く、地元で愛されているお店のようでした。地味な立地ですが、車で京都に来るなら、また立ち寄りたいお店になりました。
東野駅 パスタ おひとりさまOKのグルメ・レストラン情報をチェック!
東野駅の周辺駅を選び直せます