湖国料理 やまじん

ここくりょうり やまじん

予算
~15000円
-
最寄駅
JR東海道本線(琵琶湖線)(米原~京都) / 安土駅(7.3km)
ジャンル
丼もの
0748-33-1733

滋賀県人ではありませんが、同窓会の滋賀県人会に余興のゲストで招かれてから年に数回の食事会に呼ばれるようになりました。 [湖国料理やまじん]さんは、1日ひと組だけの完全予約制のお店。五人以上でないと予約できません。二月の会もこちらでありまして、その時は猪鍋でした。 「次は天然鰻のつもりやけどどうされます?」 二つ返事で参加の旨を伝えました。 さて、待ちに待った日がやってきました。 JR能登川駅で待ち合わせします。 ああ、ローカルでええなあ。 集まったのは知った顔ぶれでよりリラックスします。 マイクロバスの送迎に甘えさせて頂きました。 ●●宮殿下も御忍びで来られるそうで写真が飾られています。(写真があるという事は御忍びではないですか・・・) 「天然うなぎ鍋コース」だそうです。 滋賀県はPRの一環で「琵琶湖八珍」という琵琶湖の固有種の湖魚を八種類選定しています。 ビワマス(サケ科)、コアユ(アユ科)、スジエビ(テナガエビ科)、ニゴロブナ(コイ科)、ハス(コイ科)、ホンモロコ(コイ科)、イサザ(ハゼ科)、ウロリ(ハゼ科)の8つらしいです。その中から4つが登場しました。 ◯えび豆佃煮 ◯琵琶湖ます姿造り(ビワマス) ◯新玉ぽん酢和え ◯若鮎味噌焼き(コアユ) ◯うなぎ鍋 ◯鮒ずし(ニゴロブナ) ◯手長海老塩揚げ(スジエビ) ◯うなぎ白焼き ◯サラダ ◯肝吸い ◯蒲焼きとご飯 ◯香物 ◯デザート(メロン) ていうラインナップ。 鍋の天然うなぎはさすがに脂は強いです。軽く白焼きにして脂を落としてあります。しばらく加熱しておくとの事です。 色々な料理を前菜的に頂きます。 第一の山、ビワマス造りのビジュアルにぶっ飛びました。ますの造りなんて食べる機会がないですからこんな感じやったかなあと。サケ科でありながらエキスを緩めたような淡白なイメージでしたが全くの別モンだとわかりました。 そして若鮎の味噌焼きに唸りつつ、うなぎ鍋が煮えてきました。第二の大きな山です。 やや甘辛い味付けは煮うなぎに合いますが、はじめに炙ってあるのがより香ばしさを引き出していますね。 ああ、至福の時。恍惚の表情を浮かべる参加者たち。 みんな無口になります。 口から出てくるのは「美味い!」「嫁さん呼んだら良かった!」かどこからか「ひそかに愛人参加もありですか?」みたいな声も聞こえてきます(笑)とんだ同窓会です。 さて、第三の山はニゴロブナの鮒ずし。 旨いです。鮒ずしが苦手という人にこそ食べてもらいたいです。味に奥深さを感じます。滋賀県ではパスタに合わせるとか揚げるとか工夫がなされる食材のようですが、一番驚いたのが、風邪をひいた時に鮒ずしをお湯やお茶で解いて食べるとどんな風邪薬より効くと・・・。滋賀県民おそるべし! 鮒ずしの鮒部分以外をすまし汁で頂いてしまいました。おー効きそう! うなぎは続きます。白焼き、蒲焼き共に頂きましたが、土用の丑に先駆けてのうなぎ料理でした。 白焼き派だけに蒲焼きの前に満足し切っていました。 さあ、土曜日が土用の丑ですね。 元々はうなぎ屋が考え出した食風習だそうで、夏には食欲が落ち、どうしても売れ行きが落ちるうなぎ屋から相談を受けたエレキテル平賀源内が「本日、土用の丑の日 うなぎでっせ」と宣伝する事を提案したところ大繁盛し、定着していったのだそうです。 27日は敢えてうなぎを食べに行かなくてもいいとするか。

Jelly B. Kohsakaさんの行ったお店

湖国料理 やまじんの店舗情報

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予約・問い合わせ 0748-33-1733
ジャンル
  • 丼もの
予算
ディナー
~15000円

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住所
アクセス
                                        ■駅からのアクセス                        
                JR東海道本線(琵琶湖線)(米原~京都) / 安土駅(7.3km)                        

                        

0748-33-1733