Gastronomie Saule 柳家 がすとろのみー そーる やなぎや


お店情報
080-2615-5050

口コミ(4)

オススメ度:100%

行った
8人
オススメ度
Excellent 8 / Good 0 / Average 0
  • 【 ヴィエ・ディ・ロマンスの会 】 スロベニアとの国境にほど近い、フリウリの丘陵地帯にそのメゾンはある。北イタリアの至宝と言われる白ワインは鮮烈だ。5Lのマグナムボトルから注がれる黄金色の液体を口に含むと、ドロミテ渓谷から流れてくる涼冷な風が、垣根作りの畑を吹き抜ける香りがする。それがヴィエ・ディ・ロマンスのシャルドネだ。凝集された果実味は紳士的で、素直で余計なデコレーションがない。シンプルで実直なる農業の産物である、とそのワインは言う。 柳家のイタリアンの個室には、沢山のグラスが美しく並べられている。ヴィエ・ディ・ロマンスの会は、北海道産ウニのカッペリーニから幕が開けた。実は、北海道の南端とフリウリの緯度は丁度同じだ、とソムリエが言う。私はシチリア名物の、ウニのパスタのことを思い出していた、タオルミーナという美しい断崖絶壁の街の名物だ。 料理もワインも、そのどちらも”土地”を知っている方がさらに味わい深いと思っている。風景が異化する話を少し前に書いたが、これはワインの特性なのかもしれない。果汁を圧搾するという、極めて土地の個性が反映される酒でもある。ここは、名古屋であってフリウリでもあるのだ。私のイタリアで過ごした幾ばくかの記憶は、味の構成要素の一部を支える、知識による肉付けとなる。 ワインは土着品種のフリウラーノが注がれ、続いて、ピノグリージョの飲み比べとなった。ヴィエ・ディ・ロマンス2019のものと、テルチッチの2017。同じフリウリで同じぶどうの、そこにある明確なる差を楽しんでいると、この日最も印象的な一皿がサーブされた。 ヴェネト産白アスパラゴ、ホタテのカダイフと生ハム、サマートリュフ。 私はヴェネトでアスパラを食べたことがないが、そこは一時期、足繁く通った町である。この季節のドイツといえば、出荷禁止時期を開けた”シュパーゲル”がそろそろ町のマーケットに出て来る頃だろう。人々はその解禁日を待ち望み、良い白ワインを買い寝かせ、その日を楽しみにする。ドイツより南に位置するヴェネトでは、少し出荷時期が早いのであろうか、ヴェネトの北、パッサーノデグラッパは、グラッパ以外にもこの、シュパーゲルが名物なのだ。(そして、ディーゼルのデニムも有名である) そうした夢のような一皿がふるまわれ、ワインはソーヴィニヨンヴランの2019と2009の飲み比べ、という垂直に、平行にと自由に行き交う。封じ込められているのはテロワとそれに付随する時間軸だ。桜エビ、そしてウサギ。 最後に抜栓された白ワインは、ドゥトゥン。ラベル違いからスペシャルキュベであることが明示されている。なるほど、これは最初に飲んだシャルドネと、先のソーヴィニヨンブランがそれぞれ50%のアッサンブラージュだった。 これは、完全にソムリエの勝利であり存在価値であろう。これだけの構成をするのに輸入元もかなり頑張ってくれました、とのことだが。我々はヴィエ・ディ・ロマンスの核心を体感しているのだ。様々な方法で立証されていくのは、現当主であるジャンフランコ氏の人そのものである。 この会を開いてくれた友人は、大阪の当時カンティネッタバルベーラの森ソムリエがジャンフランコ氏と親交が厚く、一度飲んで完全に惚れ込んでしまって今に至るのだそうだ。私の大好きなワインをみんなが好きになってくれると嬉しい、と話してくれた。この、森ソムリエこそ現、森サンジョベーゼのソムリエであり、イタリアワインの普及に尽力されている方である。 今は作られていないピノネロ、そして最後にルーチェのマグナムボトル。イタリアの現代的象徴、スーパータスカンが抜栓され、テーブルの上はそれはまるでイタリアの、何かとても良いことがあった日のホームパーティのようだな、と思った。

  • ズドンとストレートを打ち込んでくるお料理と、変化球を巧みに使ってくるお酒たち。そんな感じ! キラキラと彩られながらも、ちゃんと自己紹介ができるというか。説明されながら、「ああ!この子がそうですね?」と誰がお皿の上にいるか分かるお料理たち。ナチュラルメイク? テンションが確かに上がるのに、ホッとします♡ 対してお酒、私が来店する日より前に「変わった味のウイスキーとかが好みで…」と会話のなかでソムリエにお話ししていたせいでしょうか?「変わった感じで合わせていきますよ!」と嬉しすぎるお言葉! おおお?となるものの、じわーっと染みていくようなマリアージュ(言ってみたかった笑)。 一人でカチ込んだ私めに二人がかりでたくさん構ってくださり、最初から最後まで最高の時間でした♡♡♡ 野々山シェフのお料理、またどこかでいただきたいなぁ…… ごちそうさまでしたー!!

  • 瑞浪のジビエの超有名店柳家の3店舗目はイタリアン。 東京から遠征してきた方々にお誘い頂き訪問しました。 メニューは ①アジのタルタル ②白海老のカッペリーニ ③ボタン海老のカルパッチョ ④毛ガニの洋風茶碗蒸し ⑤藁鮎のパスタ ⑥さくらしめじと鹿肉のパスタ ⑦マスカルポーネのアフォガード 美味しいです。が、どれももっとたらふく食べたい感じ。でも飲んでるのもあってか終わってみたらいい満腹感でした。 ワインに詳しい方がいてお店側も発奮していいワインをガンガン出してくださったのでかなり飲んでしまい、値段は結構インパクトある金額になりました(^^;) とても美味しいですが、やっぱり瑞浪のようなアトラクション感は他で味わえないので柳家さんの関連と言われるとちょっと特殊感を期待しちゃうのは気持ちの調整必要です(^^;)

  • あの不動の某ログNo.1瑞浪・柳屋がこっそり錦に出しているガストロノミー。 行ってきましたソール ヤナギヤ。 retty初投稿。また美味なるお店を隠してたな、名古屋人。 Saul eは柳だから、ヤナギヤナギヤ。なんだか落語家さんみたいな店名だね、と、ひと笑い。 ソムリエにお願いして、ペアリングでグラスワインを供していただきます。 いきなり一皿めがキャビアを伴った冷製のカッペリーニ。 お、イタリアン?と思ったら海老は炭火で火を入れたものをspicyなソースと果物系のソースで。 ペアリングワインがまた格別美味しいオレンジワイン。 魚は鯛をパリパリに焼いたものとムール貝のクリームソース。 そして圧巻だったのは肉、鹿。 ここで柳家の仕入れ力に魅せられます。 ジューシィーで、滋味が溢れて堪らない鹿肉は、甘酸っぱいソースでフレンチのように。 お皿も素晴らしいです。 チーズで木の子のパスタをいただき、ドルチェはティラミス。貴重な貴腐ワインは甘さに負けません。 柳家の素材を、素晴らしい腕前のシェフがイタリアン、フレンチ、スパニッシュ混ざるフュージョンで予想を覆す構成とお料理で出していただけて、さらにワインが満足度抜群。 本当にご馳走さまでした。 名古屋の人って、本当に美味しい店を隠しているなぁ。

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    Gastronomie Saule 柳家の店舗情報

    基本情報

    TEL 080-2615-5050
    ジャンル

    イタリア料理

    予算
    ランチ ランチ:-
    ディナー ディナー:〜20,000円

    住所

    住所
    アクセス

    ■駅からのアクセス 名古屋市営地下鉄東山線 / 栄(愛知)駅 徒歩5分(350m) 名古屋市営地下鉄名城線 / 久屋大通駅 徒歩6分(460m) 名古屋市営地下鉄鶴舞線 / 丸の内(名古屋)駅 徒歩7分(510m)

    サービス・設備などの情報

    利用シーン
    おひとりさまOK ワインが飲める おしゃれな

    更新情報

    最初の口コミ
    Anna Jinno
    最新の口コミ
    akira i
    最終更新

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