岐阜。 高島屋南商店街にはかつてレトロ風情漂うアーケード街が賑わいを見せ、 『スッキリしてってください。』という掛け声が名物の『カレーの文化屋食堂』という、ちょっと怪しげなお店がありました。 ところが、この界隈の再開発でほとんどのお店が立ち退きに。 『カレーの文化屋食堂』も2019年1月26日に閉店。 『カレーの文化屋食堂』があったあたりにはでっかいタワーマンションが建っていました。 面白い街だったんだけどなぁ。貴重な個性が消えてしまいました。 かつて昭和の活気があったアーケードもぽっかり空洞に。こうやって忘却は進んでいくのでしょうか。 いや、そんなことはありません。 ちゃんとココロある抵抗勢力が残っているのです。 アーケードを奥へ進んだ角にあるパン屋、その2階。 『bhanglassi』 読みは『バングラッシー』、意味は・・・調べてください。 インドあたりのとあるドリンク。覚醒、スッキリするやつです。 けれどこちらのお店は多分合法。 ・・・もうおわかりでしょう。この『バングラッシー』、あの『カレーの文化屋食堂』が転生復活したお店なのです。 立ち退きの後、新たな場所がなかなか見つからなかったところにここの一階のパン屋さんが「うちの2階空いてるよ」と申し出てくれたのだそうで。近くへ移転できて本当によかった。 『お久しぶりです。スッキリしてってください!』 マスターもかわらず。 店内はカラフルポップ。 いや、以前からカラフルでサイケデリックだったのだけど、窓が広く光が射すようになったのでポップになったのですね。 前店舗に比べて風通しもスッキリです。 メニューは「覚醒カシミール」一択。 そりゃそうです。みなスッキリするためにここへ来るのですから。 ★覚醒カシミール ¥1400 おおぅキタキタこのビジュアル。 お椀型ターメリックライスのトップにレーズン、その上に黒い覚醒カシミールという、スッキリ整理されたビジュアル。 左右は日替わりでこの日はたまごカレー、蕪のアチャール(郡上白鳥産)ときた。 覚醒カシミールはその名の通り、バチッと辛い発汗系。毛穴フルオープンで体内換気バッチリ。いいぞスッキリ、ご飯がススムススム。 蕪もフレッシュ食感でこれは良いスッキリですね。 ★ムルギーアチャール ¥400 オプションでやってきたチキンピクルス。 ムルギー=鶏肉です。キュッとした酸っぱ辛さがたまりません。これまたスッキリ! ★Chai ¥500 食後のチャイもマサラ効いてスッキリ! コロナの折も折、世の中スッキリしない出来事ばかりですが、こちらはあいもかわらずスッキリ。 わざわざスッキリしに行く価値があるレベルのスッキリでした。
口コミ(9)
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お店があるはずのところを通っても パッとわかるような看板は一切出てないし メニューは一択だし 薄暗い店内だし 店員さんは1人だし でも、食べたらそんなこと問題じゃないことがわかりました。 派手さはないけれど、 じわじわ押し寄せる旨味 吹き出す汗 合言葉はスッキリしましたか?
岐阜市で人気のスパイスカレー店「文化屋食堂」が移転されていたとの話を聞いたので、調べて来店。 名前は「Bhanglassi」です。 場所は商店街の中のパン屋さんの2階にあります。 (階段入口に小さい貼り紙がありました) メニューは一つ(¥1200)で、席についたら、 料理を持ってこられます。 カレーは本格的で、食べたらスッキリする感じがします♪ 店主さんも気さくな方で、店内も落ち着いた雰囲気でした。 また行きたいと思います
岐阜、柳ヶ瀬のカレー屋 文化屋食堂が再開発の煽りを受けて、移転しました。 屋号は文化屋食堂改めて、バングラッシー。 相変わらず、この方のカレーは食べている最中も汗が吹き出て来ます。前日の夜3時まで飲んだ酒が全部流れでました。 デトックス効果抜群。 ただ辛いだけでなく、辛さの中に旨味があるのが良いですね。 #カレー
覚醒カレー。 一口、二口食べると頭から汗が流れ落ちる量がやばたにえん。 文化屋食堂時代から岐阜行ったら毎回食べてる気がする。