食事処 もみの木 ひらゆの森 しょくじどころ もみのき ひらゆのもり


予算
~2000円
~2000円
ジャンル
そば(蕎麦) 焼肉 丼もの
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0578-89-3338

国道158号線、松本から高山方面へ車を走らせる。 松本電鉄、新島々駅を過ぎたあたりから、のどかな田舎道から景色は一変する。 山々の間を縫うように道は続き、ガードレール一枚隔てた先は崖となっている。遥か下方に稲核ダム・水殿ダム・奈川渡ダム・梓湖・梓川の水面が時々、新緑に色づいた梢の影から姿を現すと、ハンドル操作を一歩間違えると死に至ることの恐怖にグリップを握る手に思わず力が入る。また、いくつも通り抜けるトンネルは見るからに老朽化しており、薄暗く狭い上、上高地にも通じる道ともなっているだけあって交通量も意外に多く、カーブしたトンネル内を大型バスとすれ違うときはさすがに肝を冷やしてしまう…。 もちろん、そんなことを助手席の彼女に悟られるわけにはいかないのだが…… 「大丈夫?」 「こんな道、余裕のよっちゃんじゃ~」 「運転代ろうか?」 「あほかっ、こんなところで死にたいんか?」 「ひっど~い…」 向かう先は、平湯温泉にある『ひらやの森』という宿も兼ね備えた温泉施設。 この施設内に『もみの木』という食事処があり、昨年ここで食べた飛騨牛の鉄板焼きの美味さが忘れられず、前回入れなかった温泉と一緒に堪能してしまおうということになったのでした。 到着したのは既に14:30を回った頃。さすがに店内は閑散としており、周囲の森林が一望できる窓際特等席を陣取り、頼んだのは前回同様「飛騨牛ロース定食」2,700円。 念のため、給仕の女性に「これって、お肉、おかわりできますか?」と、訊ねてみますが、「えっと、別料金になりますが…」と、少し困惑させてしまったようでした…。^^ えぇ、えぇ、わかっていますよ、世の中そう甘くないということは…。 でも、ひょっとして、万が一ってことがあるじゃないですか…(苦笑)。 こうなったら貴重な肉を有難く頂くしかない。メインの肉はわずか5切れほどで、一気に焼いて食べれば2~3分で完食してしまう量…。 さっそく野菜と共に肉を一切れづつ焼き始めると、ジュウジュウと小気味の良い音と共に香ばしい匂いが漂ってきます。 焼き加減はミディアムになる絶妙なタイミングを見計らい、鉄板から拾い上げ、タレを付けてパクリとかぶりついてみる…。 「ん~~~~~っ、やっぱたまらんなぁ、この肉…これこれ、これをもう一度味わいたかったんや~」 「うん、おいひぃ…」(これしか言いませんが…^^) 「こらこら、食べながら喋るんじゃない…」 それにしても、何なのでしょう、この筆舌に尽くしがたい美味しさは…。 “舌鼓を打つ”という表現がこれほど的確に当てはまるものが他にあるでしょうか…。 口の中に入った瞬間、脂身の旨味がじんわりと広がり、噛んでいくとほんのりとした甘味を伴いながらやさしく口の中で解けていく…。 これは一種の快楽。肉の柔らかさ、赤身と脂身のバランス、満遍なく火が通り食べやすくスライスされた絶妙なサイズ、全てが完璧としか思えません。 量が少ないことを省いては…。^^ 結局、「飛騨牛ロース定食」を勿体ぶりながら完食し、加速の付いた食欲で小生が「ざる蕎麦」(大盛)と、彼女が「山菜うどん」をそれぞれ追加注文までしてしまいました。 ちなみに蕎麦の方は、特に特質すべき点は見当たらなかったですが、一口、山菜うどんの方を分けてもらうと、まろやかで優しい出汁とうどんとの相性が絶妙の逸品で、小生もうどんにすれば良かったと後悔するほど。ここでうどんかそばか迷ったら、迷いなくうどんを選択することをおすすめします。 ということで、あっという間に目の前から飛騨牛と蕎麦とうどんが胃袋へ…。7,000円近くの現金が小生の財布から消えて行ったのでした…。^^ 食後は、乗鞍岳の麓から沸き出る白濁した“湯の花”*舞う源泉かけ流し温泉に入り、重厚な趣のある建物内でゆったりと過ごします。 延宝時代(1670年頃)に造られたこの施設の建物は、全国でも稀有な山地特有建築の一つ。 温泉でほてった体を畳敷きのゆったりとした休憩スペースで、栗の大木で梁組みを見上げながら寝っ転がると、参勤交代でここを宿場として訪れ、長旅の疲れを癒した武士たちの心情に思いをはせてしまいます。 こんな古の温泉施設を入浴料500円で利用できるなんて、都会では考えられません。 「今度来るときは、是非、泊りで来たいなぁ…」 そんなことを思いながら、しめしめとばかり、あと暫くは出てきそうもない彼女を待つ間、しばしのうたた寝に就いたのでした…。 *温泉の不溶性成分が析出・沈殿した温泉 ひらゆの森入浴施設  http://hirayunomori.co.jp/spa01.html 忘れられない味キャンペーン

コメント 8
  • 上高地バス停から安房峠はトラックでも嫌です(笑)

  • 浅野さん コメントありがとうございます。さすが全国津々浦々走ってますね~ 上高地から先は、今まで2回とも有料の安房峠のトンネルを走ったんですが、いつも有料道路回避して、峠越えされるんですか?しかもトラックで…恐ろしい…。^^

  • 安房峠はトンネルです(笑)一度通ったけどもう嫌です(笑)

  • そんなにですか…これからもトンネル通るようにします(笑)。

  • たまに来るからそうなる。オラみたいに毎日、荷物を運んでいると雰囲気を味わう余裕も出るってもんダァな〜♪♪♯上高地へ食材搬送。

  • oowanさん まじですか…。^^ 社長時代、自らハンドル握って上高地まで納品!?恐れ入りました…。^^

  • ごめん‼️行ってるのは乗務員さんですよ。 私は、追跡巡回してその風景を眺めながらやっましたので、、、、

  • なんだ~(笑)。一瞬、今は亡き菅原文太のトラック野郎張りの運転技術を持っているのかと驚いたじゃないですか…(笑)。

行きたい 158

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店舗基本情報

ジャンル
  • そば(蕎麦)
  • 焼肉
  • 丼もの
予算
ランチ
~2000円
ディナー
~2000円
住所
アクセス
                    ■駅からのアクセス                  

                    ■バス停からのアクセス            
        濃飛乗合自動車 上高地線 平湯温泉 徒歩2分(110m)
京王バス南 新宿〜飛騨高山線 平湯温泉 徒歩3分(190m)            

          
店名
食事処 もみの木 ひらゆの森 しょくじどころ もみのき ひらゆのもり
予約・問い合わせ
0578-89-3338
お店のホームページ

0578-89-3338