赤坂の交差点にある食堂です。 余談ですが店名のずくだせとはこの地方独特の方言で他に例えがない言葉だとか。 自分は暫く、すぐだせ=直ぐ出せと、読み違えていたので、凄い店名だなぁと思ってました。 お店の外観は屋根に書かれたこの文字のおかげで目立ってます。店内は落ち着いた雰囲気です。 こちらのお店ではこの地方のご当地グルメである馬肉うどんが食べられます。 メニューを拝見する限りその他、丼やセットメニューが中心みたいです。 この日はその馬肉うどんと角煮丼を注文。 馬肉うどんはすぐだせ農場の桃太郎みそでしっかり味付けしてあって濃厚な味わいです。 桃太郎みそはこの辺りのブランド味噌。これを使った味噌汁が付くのですが甘くて深い味わいでした。この味噌汁はお代わり自由です。 さて、肝心の馬肉うどん。馬肉は前述の通りちょっと小振りながら味わい深し。シャキシャキ感が半端ないネギとの相性抜群。うどんの麺は愛知のきしめんのように平べったくてとても柔らかでした。 汁が少なめに見えますが、濃厚味噌の馬肉の味が染み出して良い感じです。 そして、秀逸なのが角煮丼の角煮。味わい豊かで柔らかさも完璧。 店名が店名だけに地元の食材を活かした美味しい物が食べらる食堂でした。
口コミ(2)
オススメ度:85%
まことにお恥ずかしい話で恐縮だが、私にはあたまの上がらない方々に取り囲まれている。公私の別なく、ありとあらゆる方からお世話になりっぱなし。逆に私に対してあたまが上がらない、というものは1人もいないのではないか。社会人となったばかりの頃、上司から 「今のうちに世話になっておけ。そのかわり将来、下のものをしっかり仕込んでやること。それがお返しだし、社会貢献でもある」 と厳命されたが、いまだもってして実現出来ていない。あぁオレってなんてロクデナシなんだろ? それ以上にあたまが上がらないのが、農業に従事さらている方だ。中途半端な都会育ちが災いして、土にふれたことがない。自ら食べるものなのに、どのように出来るかわからない。義父の野菜づくりを見よう見まねでやった事がなくはないが、どうしても上手くいかない。いかなければ調べるなり習うなりすればよいものを、仕事にかまけ、いや面倒になり結局放り出してしまった。だからきちんと野菜づくりをしている友人をみると、あたまの上がりようがない。哲ちゃん、野菜涙が出るほど美味かったぜ。 「ずくだせ食堂 赤坂店」 上田市赤坂の交差点角にある食堂だ。"株式会社ずくだせ農場"という農業会社が経営している店だそうだ。この会社は 『楽しい農業・儲かる農業を目指して』 設立されたそうで、主に無農薬・化学肥料不使用で栽培された大豆や、それらを使った食品加工を行っているとのことだ。素晴らしい。 「ずくだせ食堂」はこの会社のレストラン事業として開設されたものだそうだ。 「とりの穀醤焼き定食」864円 "穀醤"とは(株)ずくだせ農場のオリジナル調味料だ。小麦・大豆と米麹を用いて作り出したという。鶏肉を穀醤に漬け込み、焼き上げたのがこのメニューなのだが、これが不思議な味わいでとても美味しかったのだ。味噌でもなく、醤油でもなく。確実に知ってはいるが、違う側面を見る事が出来た。あるいはメガネっ娘の素顔が見えたというか。しまった、穀醤買ってくればよかった。自家製の豆腐も美味し。リピート決定だ。 という事で、あたまの上がらぬ状態のまま、生涯を送ることとなりそうだ。まぁ、仕方のないことかもしれない。