
【昭和レトロな食堂で醤油カツ丼】
昔からの商店街は、鯖江駅から少々はなれた場所。
散策しているうちに、めっちゃ味のある雰囲気の食堂を発見。
これは立ち寄らなければなりませんよね。
一歩店内に入ると、そこは昭和からタイムスリップしたかのよう。
料理をうけとる小窓の向こうに広がる厨房、蕎麦を茹で上げる鍋の湯気。
タイミングよく他のお客さんがおらず、のんびり過ごしてきました。
ランチに注文したのは、醤油カツ丼セット(1100円)。
福井といえばソースかつ丼が有名ですが、ここは醤油。
醤油のアミノ酸的旨味が効いた味わい。
厳密にいうと醤油ダレでしょうか、辛すぎないバランスがいい感じ。
添えられた大根おろしやでさっぱり仕上がり、水菜の食感、鰹節の風味が加わり。
醤油味好きにはたまらない美味しさです!
玉子フライも盛られ、とろーり溢れ出す黄身の甘さもしっかり味わいました♪
セットに選んだのは、ミニおろしそば。
薬味とともに単体で盛られた蕎麦自体は力強く骨のある味わい。
越前そば方式の食べ方で、蕎麦の器に大根おろしのつゆを一気にかけるスタイル。
意外と食べやすく、辛みより薬味に近いかも。
カツ丼だけでなく、蕎麦も美味しいです♪
そして気がつくと、あっという間に満席。
昼下がりのテレビが流れるだけでなく、店内に飛び交う地元の言葉。
飾らない、地域密着な昭和な雰囲気が愛おしすぎです。