更新日:2023年05月01日
横浜市鶴見区にある大倉山駅からタクシーで行ける距離のそば屋さん
港北区のショッピングモールであるトレッサから車で数分、どこの駅からも遠くて徒歩では辿り着けない場所に早朝から営業し、カレーも出してくれるうどんとそばの店で朝食を頂く。 まず、うどんかそばかを訊かれる。答えに従って主人は麵を鍋に落とす。茹で上がったころに、今度は具材を尋ねられる。私は「天ぷら、玉子」と簡潔に単語だけで答える。大将の前と後の台に並んだ具材を素早くドンブリに載せて出来上がり。そして会計の皿に言われた金額の現金を入れてドンブリを受け取る。客はドンブリを載せたお盆を空いた席に運び、啜り込むのである。 なお、「天ぷら」の値段は50円なので驚くが玉葱メインの掻き揚げで、これが玉葱の甘みが出てコロモもサクサクしていて想定外に美味い。玉子はいつものように、汁を濁らさないようにそのまま蛇のように丸呑みするのが私の流儀である。 ねぎが多いの私の好みである。香りと歯切れのシャキシャキ感が好ましいのである。 ツユは色は薄いが、昆布出汁のようで甘みがあってズルズルと飲んでしまう。ほぼ完飲した。隣席の客もズルズルが止まらない。 「天ぷら、玉子」を載せた蕎麦が、330円なのは驚きである。