季節の上海蟹、蟹を食べると自動的に黙食になるので、良い新型コロナ対策なのである。紹興酒に浸けた蟹はかすかにほんわりと甘いアルコールの香りがして、蟹肉は独特のグルタミン酸の旨味成分が感じられる。ただ、10月の上海蟹ははしりであり、12月のものが一番大きいと教えて頂いた。 蟹を食べる時、一般にその身をほじくり出すのに集中していて黙ってしまうのだが、上海蟹は店の方がさばいてくれるので、実は黙る時間は少ないのである。また、蟹のハサミの部分が良く動かすので一番美味しいということも教えて頂いた。 写真はないが、蜂の巣とねぎのピリ辛和え(正式名称は失念)は、白髪ねぎのシャキシャキの歯切れと蜂の巣の歯応えの組合せがなんとも言えない。白髪ねぎとコチュジャンの組合せは無敵であると再認識した。なお、写真#8の味噌辣油はこの店で販売していて¥500である。(写真#9) 私は運転手なので飲めなかったが、蟹味噌を賞味した後の甲羅に5年ものの紹興酒を入れて、わずかに残った蟹味噌をほじくり掻き出したものを一口だけ味見した。これは自然に笑顔がこぼれる。先輩と後輩はデキャンタで紹興酒をお替わりして、壺入り紹興酒をクイクイと飲むのを間近に見て、私はよだれが出た。 写真#6は、健啖家の後輩が食べたミニ魯肉飯である。分けてもらえなかったので、味のコメントはない。 写真#7は、大腸麵線の三人分。上に香菜(パクチー)を振りかけてある。麵線は、素麺のような細いストレート麵を豚モツと浅蜊と一緒に煮込んであり、馴染みのある鰹出汁の醤油味ではあるが、後を引く調味がなされている。麵線と同時に、黒酢、摺り下ろし大蒜、当店自慢の味噌辣油の三種の味変調味料が供される。 店員さんの鞠(まり)さんは料理の知識が豊富で、良く気が付き、料理の勧め方も上手いので一緒に行った後輩は、土産に冷凍の蓮の実入りちまき二つと当店オリジナル味噌辣油、5年ものの壺入り紹興酒を500mlのペットボトルに入れてもらい散財していた。なお、鞠さんの写真は彼女の許可を得て掲載している。(写真#10) なお、後で調べてみたら、鞠さんはこの店のオーナーだと判りました。 https://www.youtube.com/watch?v=YGWm03COwaM&t=25s
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