
火曜日のランチで訪問しました。
大船駅から歩き、雑然とした商店街の中に突然現れるオシャレ感が満載の欧風カレー屋さん「CURRY CLUB Cuillere(カレークラブ キュイエール)」。
フランス料理の技法を駆使したカレーが特長です。
人気店です。
安定の美味しさで評判ですが、問題はいつも満席と行列だけ。
前回、人気店と分かっていましたが時間計算を間違えたせいで行列に諦め、今回は開店時間(=11時)の前に到着しました。
外観と内観は少し明るい緑色が基調となっていることから、落ち着いた雰囲気をもたらしてくれます。
店内にはカウンターとテーブル席があり、こじんまりとしたビストロっぽい感じです。
テーブル席に着くと、スパイスの香ばしい匂いと調理しているジュワーとかチリチリとかいう音で食欲が刺激されます。
さて、メニュー名はそれぞれちょっと長いです。
しかし、だからこそそれぞれの特長がよく分かるネーミングなのですね。
メニューから選んだのは「海老と旬野菜のアメリケーヌカレー」です。
自家製アメリケーヌソースがたっぷり、海老もたっぷりの人気メニューとのこと。
カレールーは熱々の鉄鍋で供されます。
STAUB製のココット鍋に入っていてオシャレな感じ。
見た目にはスープカレーに近いイメージで、サラサラしてます。
この「海老と旬野菜のアメリケーヌカレー」は、大ぶりの海老とその出汁に、野菜の旨味を合わせたクリーミーな、海老好きにはたまらないカレーです。
アメリケーヌソースを使用していることが決め手。
このアメリケーヌソースとは、海老の殻を炒めて抽出した甲殻類独特の旨味を土台に、さらに海老味噌や野菜の旨味や魚介のエッセンスを加えて煮詰めるフレンチソースで、いかにもエビエビした味とはちょっと違い、やわらかい魚介系の味と野菜の甘みが心地よく感じられます。
このようなアメリケーヌソースにカレー独特のスパイスを合わせ、カシューナッツのようなマイルドな風味を加えたやさしさと奥深い旨味が嬉しいです。
たっぷりの旬の野菜は素揚げしてあって旨味たっぷり。
そして主役の剥き海老は大ぶりで4~5尾も入っています。
その火入れ加減も丁度よく、かたくならず旨味も逃げず、最高の状態で食すことができ、贅沢なご馳走とつくづく感心しました。
このように具材は大ぶりの海老や野菜がゴロゴロ入っていて満足感が高いです。
海老の出汁や野菜の旨みが溶け出したカレールーは、まろやかな風味がたまりません。
満載の野菜と海老という具材のボリュームに、ライスが追い付かず、やはりライスが足りなくなりました。
海老の殻で出汁を取り、その出汁をしっかり堪能する「海老と旬野菜のアメリケーヌカレー」は、味濃いめですが旨味も濃く、十分満足できました。
カレー鍋はやや小さめに感じますが、意外とボリュームはしっかりあります。
大船の片隅で隠れ家的にこじんまりと、まるで街の洋食屋さんのように営んでいるからこそ、より魅力があるのかもしれません。
わざわざ遠方から足を運ぶ価値があると思います。