店に歴史あり。味に伝統あり。 鎌倉御成町の[Spicehouse PePe]さん。 今日は、その創業メニューとも言える【新橋五條の牛めし】(¥950)をいただく(^-^) お店の発祥を遡れば、新橋のすき焼屋さん[五條]に至る。 1945年終戦直後、烏森口直ぐに戦前買い求めてあった土地で、斉藤秀二郎オーナーのお母様が"牛めし屋"として復活。 斉藤オーナーは、次男故に、外に出てホテルニューオータニでバーテンダー、ソムリエの修行を経て、スパイスの魅力に出会い、薬膳を学び、早世されたお兄様の跡を継いで三代目となり、縁あって、新橋から鎌倉にお店を移して、本格スパイスハウスを構えるに至った。(その一連の名残が、2階のバーカウンターであり、何十種類ものスパイスと調合器具である) これには、おでんの[お多幸]で有名な俳優殿山泰司さんが深く関わっている。その奥様が斎藤オーナーのいとこに当たり、PePeさんを構えるまでは、殿山家が営むおでん屋さんだったと聞いた。 先ず、ランチタイムには、鎌倉野菜サラダと薬膳スープが供される。 いつも通り、「魔法のスパイス」と呼んでる小瓶を、新陳代謝促進の為にタップリと振り掛ける(^-^) そして、牛めし。 世間一般で言う牛めしとも、牛丼とも異なる外観。それが、木綿豆腐。すき焼屋さんの名残である。 だが、すき焼に、豆腐を素人が入れると、崩れたり濁ったり、しかも、折角の牛肉を固くしてしまう為に、焼豆腐が多用される。此方の前身[五條]さんでは秘伝のタレ(ワリシタ)を使い、肉を固くすることなく、タレを濁らせることなく、係りが焼いてくれる伝統を守り、柔らかく煮上げた牛肉と形の整った豆腐を絡めて供される(^-^) スパイスは、魔法のスパイスに加え、七味唐辛子とカレーパウダーが出される。(一般的には、七味唐辛子を掛けるのだろうが、オーナーのお勧めはカレーパウダー) 先ず、そのまま、いただく。 所謂、すき焼の上品な甘さと、肉の柔らかさ、崩れていないお豆腐の味を堪能。 次に、一般的な七味唐辛子を掛けていただく。 チョッとピリ辛感が加わり、味に深みが増す。 そして、カレーパウダーを使ってみる。 スパイシーさが増し、三次元立体味覚とでも言えばよいのだろうか、決して、衝撃的ではなく、じんわりと味に深みに奥行きが加わってくるのだ。 これが、継承された伝統の味と技に、オーナーの創意工夫が加味された味わい(^-^) 本物の味とは、インスタ映えなどしなくても、然り気無く守り継がれた中にそれがあるのかも・・・・・・ そして、新陳代謝促進の兆候が自覚されはじめてきた(笑) スパイスハウス 伝統の味 牛めし 鎌倉 御成町 春到来キャンペーン
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