ずっと行きたかった田茂戸さん 縁があって常連さんに連れて行ってもらいました。 久しぶりに、めちゃ呑んで 美味しい時間を過ごしました 今や一見さんお断りで 次の予約も11月とか あーありがたい。 いつもは8寸かららしいのに今回はホタルイカや木の芽たっぷりのサラダから始まり 葛豆腐 カジキマグロ 揚げ物 8寸は石鯛の笹巻き寿司がシャリの美味しいこと チーズを酒粕でつけて炙ったものが最高。 ローストビーフは赤ワインのソース 〆は、なんと初めて出したというラーメン スープもお腹いっぱいなのに、飲み干したくらいあっさり 大町の邦栄堂製麺所の麺は中太の縮れ麺 とろろこんぶの塩が優しい デザートは 抹茶のプリンに柔らかい透き通った蜂蜜の寒天 山屋製餡所の白こし餡 本当に美味しい時間を過ごしました。 しかもおまかせの日本酒が これまた美味しくて。 残念なことにおぼえてるのが 白龍だけ 山形やら福井、長野などなど 何種類飲んだかなあ ごちそうさまでした♪
口コミ(10)
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鎌倉長谷のイケてる料亭。坂ノ下田茂戸へいってきました。予約は半年待ちの人気店です。コースメニューは毎月かえているとのことで今回は弥生のお料理をいただきました。 春を感じるメニューで終始美味しいと言って食べました笑 一品一品にこだわりを感じる料理はぜひ食べて欲しい。 また必ずいきます。おすすめです!
師走のお料理 玄関を入ると目力の強い招き猫が。「わるねこ」というネーミングがぴったり。 十二所にある萩工房の招き猫。帯や着物の生地で作ってあるんだそうだ。 さて、暖冬と言われつつもやはり冷えるのでぬる燗を所望。 まずは土佐の一本釣りのまち、高知のお酒「久礼(くれ)」ひやおろし 純米吟醸酒をぬる燗で。 お料理は次のとおり。 温座附: いつもはだいたい八寸から始まるのだが、寒いからか、温かい座附(ざつき=前菜、先付)から。 揚出し玉子豆富 玉子豆腐の揚げ出しの上に温かいおひたしが乗せてある。 おひたしは、水菜、菊花、セロリ。そして蟹。 手前には炙った雲子(白子)。 御椀: かすみ椀 蓮根もちと湯葉で作ったお椀。 ワタシも連れも、湯葉大好き♪ そしていつもの極上の出汁。 ここで、先月から楽しみにしていたふぐひれ酒♪ 冬の楽しみにひとつだ。 日本酒は立山。 造里: 鰤かぶら ブリとカブに塩をして臭みを消してある。 梅肉醤油にわさびをといていただく。 カブは「金町小蕪」という種類の江戸野菜。 生モノがダメな連れには、ふぐと金美にんじん。 焚合: 鰊、海老芋、天王寺蕪、芯取菜 カレーでも出てきたのかと驚いたのは「銀の器」。 中は(基哉さん曰く)意外にも地味な野菜の炊き合せ。 ニシン、海老芋に、大阪野菜の天王寺かぶら、江戸野菜の芯取菜(別名 ちりめん白菜)の炊き合せ。 基哉さんは「地味」とおっしゃるが、出汁が秀逸でしかもでしゃばらないので素材の味がしっかり。 八寸: 今回はこのタイミングで八寸。 ポロ葱のスープ りんごの器の中はポロ葱のスープ。 玉ネギのように見えるが、バウムクーヘンのように太い長ネギ! ポーランドのネギなんだそうだ。 フォアグラ西京あんぽ柿 フォアグラを西京漬けにし、中にあんぽ柿。 牡蠣田楽 鴨ローストりんご梅肉 合鴨。りんごをおろしたソースに、あたりは梅肉。 なまこ 火が少し入ったなまこだが、生モノがダメな連れには代わりにチーズ西京。 クレソンツリー まん中にあるのはひと目でわかるクリスマスツリーを模したクレソンとポテトのツリー。下に敷いたのは西京味噌。 全体にいろいろな「味噌」を使った八寸。 強肴: 牛ほほと蹄筋 牛ほほ肉と、蹄筋(アキレス腱)をかつおだしで炊いたもの。 炊いたかつおだしに、じゃがいもと玉ネギとトマトを入れてミキサーしたソース。 見た目と違って味は和風。隠し味の山椒でやや中華っぽい香り。 野菜はオレンジ色の金美ニンジン、赤い金時ニンジン、補色の緑の寒じめ。 添えてあるのは、お米といっしょに炊いた「もち銀杏」。 手が込んでいる。 食事: もずく雑炊 シンプルだが、シンプルゆえにうまい! もずくで雑炊作るとは。 もずくってこんなにおいしかったっけ。 デザート: 紅玉とブルーベリー 黄金ソース 紅玉とブルーベリーを使ったデザート。 華やかに金粉があしらってある。 師走のお料理もおいしくいただきました♪ 今年一年間お世話になりました。
霜月のお料理 今回はカウンターワタシたちを入れて2組4名。テーブル席にはご家族連れでいらしていて、小さなお子さんもいらっしゃったがお行儀よく落ち着いて食事をすることができた。 まずは三重県鈴鹿のお酒「作(ざく)」から。 お料理は次のとおり。 前菜: 蟹豊年銀餡 カニと栗の入った豊年蒸し。「豊年」とは、実りの秋をお祝いする意味でもち米を使った蒸し物で、中にカニと栗が入っており、うえにいくらが添えてある。生モノが苦手な連れの分には、いくらの代わりにカニが乗っていて、中と上にカニダブル。 けっこうお腹が空いていたので、もち米がおいしい♪ お代わりしたくなるような蒸し物。 醍醐豆富美味出し 蘇という乳製品を使って作る醍醐豆腐。今日の醍醐豆富はチーズの葛を練ったものを焼き、美味出汁とわさびをあしらったもの。 くみあげ湯葉わいんじゅれ 湯葉を、ゼラチンを使ってジュレ状にしたワインソースでいただく。 海老芋ゆずと慈姑煎餅 サトイモの一種である海老芋を揚げたものと、慈姑とはクワイのことで、そのチップス。ポテチっぽく見える。 もって雪花菜(きらず) 雪花菜(きらず)とは関東ではおからとか卯の花と呼ばれる豆腐の搾りかすのこと。おからは「空」に通じて嫌われるので、卯の花と呼ばれたり、切らずに食べられることから「きらず」と呼ばれるのだとか。 今回の前菜は品数こそいつもの月よりやや少ないながら、もち米を使ったりイモが入っているので、けっこうお腹にたまった。 御椀: 火取鯖 船場仕立 松輪のサバを使ったお椀。「船場仕立て」とは、あの大阪の船場に伝わる船場汁をアレンジしたもので、本来の船場汁はサバと大根をごった煮にしてグルグツと煮るものだが、こちらはお上品に仕上げてあるので船場「仕立て」。サバの骨と大根の皮で出汁をとってるのだそうだ。 いつもの出汁とはまたひと味違う、これまた極上の出汁。 造里: ふぐ、あん肝 いよいよふぐがおいしい季節の到来♪ 小角切りの大根をポン酢につけたドレッシングで味付けしたものがのっている。 下にあるのはもちろんふぐの肝ではなく、あん肝。 ぐじの若狭焼き 生モノがダメな連れには、ぐじ(アマダイ)の松笠焼き(若狭焼き)と松茸のオイル漬け 焼物: 初霜焼き 上に乗っている白いのはメレンゲを焼いて炙りを入れたもの。 下に味噌焼きがあり、こちらにはタイ、エリンギ、長芋、粟麩などが入り、八丁味噌であわせたもの。 下が濃い味なので、上の淡白なメレンゲで中和させ、味の変化を楽しみながらいただく。 温物: 松笠蕪と牡蠣白扇 炊いてないから炊き合せではないので、言ってみれば炊き合せのアレンジ物。 くも子(白子)は含ませ、牡蠣は白扇(薄い衣で揚げたもの)、松ぼっくりに見立てたカブは生のものをそのまま焼き上げたもので甘みが強い。 「ゆきかんらん」とはカリフラワーの和名で、ゆきかんらんをすり流しにしたものをスープ仕立てのソースとして使ったもの。 強肴: あやせ豚 蜂巣揚げ あやせ豚の角煮を大和芋を蜂の巣のように揚げたもので包んだもの。 あやせ豚を角煮にし、鍋ごと冷蔵庫に入れるとラードが固まる。ラードだけとって大和芋を蒸したものを裏ごしした生地にラードを入れ込んで生地にすると、あーら不思議、ラードが溶け出し大和芋が蜂の巣のような状態に揚がるのだそうだ。 下の方にマスタードが敷いてあり、隠し味に。その他、ゆで落花生や焼いたネギなども入り、複雑なおいしさに♪ 食事: 焼き結び 焼きおにぎりの入ったお茶づけ風の食事。つゆに入る海藻はヒトエグサ。胡麻やぶぶあられが芳ばしいアクセントに。 昆布山椒 デザート: ラフランスのジュレ、りんごのシャーベット りんごは紅玉。旬の紅玉を使ったシャーベット。 霜月のお料理もおいしくいただきました♪
神無月のお料理 今回はカウンターワタシたちを入れて2組4名だけ。テーブル席も静かなお客様で、贅沢な田茂戸となった。 先月、売り切れでありつけなかった阿櫻から始める。てふ、稲田姫も。 お料理は次のとおり。 前菜: 柿ともって菊のなます 柿、"もって菊"、大根のなます。酢がわりと苦手なワタシにもおいしいと感じるなます♪ みつはるか白和え "みつはるか"という甘くてしっとりしたさつまいもと、どんことを一緒に白和えにしたもの 子持ちあゆ 子持ち鮎に山椒の実をあしらったもの 長芋たまり漬け 鬼灯 ほおずきがまた市場にできてたそうなので今回も使ってみたそう 木の実信田すし "信田(しのだ)すし"とは「いなり寿司」のこと。語源はこちらから。 木の実が入ったいなり寿司。 揚げ蓮根 銀杏 メニューでは蓮根となっているが、実際は"アピオス"。「ほどいも」と呼ばれる栄養価の高い芋の一種。 このほど芋と銀杏の揚げたもの 御椀: 蟹糝薯 菊花仕立て カニと百合根のしんじょ。菊の花を使って菊花仕立てに。田茂戸の出汁が光る♪ 造里: かわはぎ、だるまいか かわはぎは肝をそえて、だるまいかはすだちで。 鮎、かわはぎの骨せんべい 生モノがダメな連れには、鮎を。 揚物: 舞茸と秋鮭 かぶ釜でフォンデュ かぶの中をくりぬいて作ったものを釜にみたて、中に白味噌とチーズ、お出汁を入れてチーズフォンデュのように。 舞茸、秋鮭、ブロッコリー 蒸物: いくら空也蒸し "空也蒸し"とは、空也派の僧侶が考案したという蒸し料理で、豆腐にだし汁でといた卵汁をかけて蒸し、葛餡をかけたもの。 さらにいくらをのせて。 煮物: 里芋餅 煮おろし 治部煮風の鴨と里芋餅、四角豆、小松菜をいっしょに煮おろしにしたもの 食事: 栗とほど芋ごはん 秋らしく栗、そして前菜にも登場したアピオス(ほど芋)のはいったごはん。 昆布山椒 赤出し デザート: かぼちゃムース 男子ってけっこうかぼちゃが苦手な人が多いが、ワタシもそのひとり。 でもこのかぼちゃムースはめっちゃうまい! 大納言をそえ、ざくろをしらったもの。 神無月のお料理もおいしくいただきました♪