この日はツマとムスメと初めて「鮨しみづ」さんに伺いました。ムスメは2度目で、ムスメもお勧めのお店です。 白木の立派なカウンターと、30cmはあろうかという分厚いまな板、中々心地よいお店ですね。 料理については、写真のコメントを見ていただければと思いますが、大将のお話を伺うと、魚や料理、お酒、器に対して並々ならぬ「こだわり」を持っておられ、美味しいものを提供したい、他のお店とは違いを出した料理を出したいという気持ちが伝わります。 お話を伺うと藤沢出身の大将、九州で修行を行い、調理と漁師と関係を作り上げ、9人の侍「チームしみづ」の漁師から直接、適切に扱われた魚を仕入れているとのこと。 この魚を直ぐに使うのではなく、魚の状態に合わせて3日〜60日の熟成処理などの仕込みをして旨味を追求していきます。同じ魚でも脂の乗りや状態によって熟成度合いが変わってくるので、毎日、状況をみてベストな状態のものを提供するとのことで、冷蔵庫には熟成度合いが異なる魚を寝かせてあるとのこと。 自分も釣ってきた魚を津本式で血抜き、神経〆して、3−4日熟成をすることはあるけれど、大将に伺うと、魚の種類や状態にもよるけど、血抜き、神経〆されたものを冷蔵庫の風が当たるところで生干しのような状態にして、乾いた表面を削り、中心の旨味が凝縮したものを使ったりしているとのこと。これは凄い。 真鯛は−2度で10日間、熟成させたものとのことだったが、旨味に加えて弾力のある食感。普通10日も寝かせたら身がだれてくるけど、この食感と旨味は素晴らしい。 コハダは酢で締めてから4日目とのことで、酢の角を取りコハダの香りを感じられるようにしているとのことで、確かにコハダ独特の香りを感じることができる。 佐渡沖のマグロは35日熟成しているとのことで、赤身の漬け、中トロ、大トロといただきましたが、中トロは脂と酸味のバランスが最高、そして大トロは藻塩やモンゴルの岩塩など4種をブレンドした塩でいただきましたが、これがトロトロで食感がシルキーで筋も全く感じないし、脂もしつこくない。こんな大トロ食べたことない。 そして蛤やシャコなどの煮つけた食材については、一度で火入すると身が固くなるとのことで、ある温度で火入を3〜4回ほど行い、柔らかく味も染み込ませていく手法を取り入れているとのこと。 大病を患った大将ですが、お休みの日も、仕込みを行なっているとのことで、食材の調達と仕込みに対する手間は相当なものでお店で調理する時間は準備にかける時間の1割にも満たないほどではないかな。そういう意味で、お値段的には、そうそう頻繁に来ることができない価格帯だけど、CPとしては高いと言えるのかな。 今度は次女と両親を連れて食べに来よう。 ご馳走様でした。
口コミ(6)
オススメ度:100%
神奈川県藤沢市 『鮨割烹しみづ』 熟成のお鮨初めて どれも感動的に美味しい 特に鰯が凄い お任せでもかなりボリュームある 本当に素晴らしいお店
藤沢にこんなに美味しい寿司屋があったなんて。 赤酢の酢飯に熟成した素材を堪能できる。 どれも絶品で食べれば食べるほどお腹が空き 口の中によだれが溢れる旨さ。 近い日に予約の取れない店になりそうな予感。
藤沢のこんなところに優良店有り❗ またひとつ歳をとってしまった私の㊗で 何が食べたい?と聞かれ.. 迷わず、鮨‼ それなら、シャリに赤酢を使っている 美味しいところがあるよと ダーリンが予約してくれました♪ヽ(´▽`)/ メニューはお任せ10000円~ のみ おつまみ~お鮨へ ・赤酢のシャリはネタの旨さを引き立て ・自家製のがりは何度もおかわり催促 ・最後に出されるアサリの味噌汁 珍しい白味噌仕立てでめっちゃウマッッ♥ 美味しゅうございました( 〃▽〃) #落ち着ける店内 #大将の個性が強い #隠れた名店 #カウンター席あり #勝負な日はここ #記念日はここで #恋人を喜ばせるディナー
おまかせなので次に何が出てくるかワクワクします。 ご主人の和やかできめ細やか、丁寧な仕事が観ていてもこちらも気持ちが良いです。出てくる料理にご主人自身が表れているような気がします。私はファンになりました。 #大事な人を連れていきたい