十一屋@三ノ輪と南千住の間! 明治通り沿いにある。 大正11年の創業だから、十一屋という説アリ。 大正11年(1922年)は、シベリア出兵、ツタンカーメンの墓の発見、ソ連邦の成立、目蒲線の設立など大小様々な事象が起こった年だ。 目まぐるしく近代化が進んだ時代背景である。 すでに創業100年を越す老舗ながら、「サラリーマン金太郎」などの漫画本が揃うホノボノとした町蕎麦風情が良い。 先客は黒帯級の先輩方が4名ほど。 頭上のテレビから流れる高校球児たちの活躍に一喜一憂している。 いかかき揚げせいろ@1,000円! 十一屋の名物メニューとして知られる。 細かく賽の目に切られたイカと玉ねぎのかき揚げが、温かいつけ汁に浸って提供される。 サクっとした玉ねぎの甘味を包んだ衣の中から、イカのコリコリクニュッとした食感が素晴らしい。 少し甘めのつゆがまたかき揚げに合う。 蕎麦も量もあり、文句なく美味い。 蕎麦の香りが非常に豊かである。 もしかすると、外一(そといち)の蕎麦かも知れない。 つまり、蕎麦粉10に対し、つなぎ1。 十一屋の店名は、大正11年創業と外一のダブルミーニングなのだろうか? 高校野球にも酒にも飽きた常連さんが、最後にクレームブリュレのようなものを食べていた。 アレ、気になる。
百年超えの歴史と温かい雰囲気が魅力の町蕎麦店
三ノ輪と南千住の間、明治通り沿いにたたずむこの蕎麦屋は、大正時代創業という長い歴史を持ち、地元の人々に親しまれています。店内は昔懐かしい町蕎麦屋の雰囲気に包まれており、漫画本が並び、テレビで高校野球を観戦する常連客がのんびり時間を過ごしています。名物はいかかき揚げせいろ。細かく切ったイカと玉ねぎのかき揚げが甘めのつけ汁と相性抜群で、香り高い蕎麦と一緒に味わえば満足度もたっぷり。また、地元の千寿葱にもこだわるなど、素材や蕎麦への愛情が随所に感じられます。蕎麦湯まで飲み干したくなる、長く地元に愛されてきた名店です。

















