更新日:2021年05月23日
オススメのタンタン麺は後から身体が火照る上品な辛さ、情緒ある中華そば屋
不忍池近くの路地裏に佇む中華そばの名店! 池之端は森鴎外、横山大観、岩崎弥太郎の別邸などなど、文人や芸術家、経済界の大物なども好き好んだ土地柄である。 上野公園に動物園、東京大学など、現在も文化・学術の施設も多く残る。 また江戸から明治期には、根津には遊郭があり、池之端・湯島付近には花街が栄華を誇り、艶やかな一面もあった。 松島の佇まいは、そうした歴史の情緒と艶やかさの両面を持ち合わせ、中華蕎麦店と言うよりも老舗酒場のような風格がある。 チャーシューメン@1000円! 具はチャーシューにメンマとネギ。 直球勝負の男らしい見た目だ。 とろとろのチャーシュー。 しっかり味と脂が乗り、それでいて中心部は薄っすらとピンク色のレアな仕上がり。 麺も特筆すべきで、稲庭うどんのようなツヤと食感に、パスタに匹敵するような弾力もあり、あまり他で食した事のない特徴的な麺で非常に旨い! スープは麺と共にグビグビ飲めるタイプで、思わず血圧を気にせず完飲しそうになってしまった。 店主の松島氏に聞くと、すでに創業17年との事である。さすがの風格だ。
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