翁庵

おきなあん

予算
~2000円
~2000円
最寄駅
JR山手線 / 上野駅 徒歩2分(120m)
ジャンル
そば(蕎麦) うどん 親子丼 居酒屋 天ぷら
定休日
毎週日曜日 祝日
03-3831-2660

町蕎麦探訪! 翁庵@上野! 明治32年創業の老舗だから、町蕎麦と呼ぶには少し違うかも知れない。 老舗ながらもそんな事は鼻にも掛けない庶民的な雰囲気が、上野の鈴本演芸場の高座に上がる噺家たちからも愛されてきた。 小さんや志ん朝の色紙がそれを物語る。 まずは燗酒をもらう。 醤油が注がれた小皿と共に枝豆が共された。 酒の銘柄はメニューにないから分からないが、松竹梅か菊正宗あたりだろう。普段好んで頼む銘柄ではないが、こういう老舗で呑むと何故か美味しく感じるものだ。 定番中の定番である板わさと、翁庵名物である油揚げ甘辛煮をいただく。 翁庵の板わさの切り方は独特で、切り込みが沢山入っているから、醤油がよく乗る。 醤油だけならまだ良いが、山葵も大変よく乗るから、翁庵で鼻をつまみながら涙を流している飲兵衛は多い。 名物油揚げ甘辛煮は、翁庵のきつねそばをたいそう気に入ったご常連さんが、きつねそばの上だけを肴に注文したのがきっかけらしい。 翁庵特製のそばつゆでじっくりと煮込まれたきつねが1.5cmほどの太めのひもかわ状に切られて出てくる。 こちらにもやはり、たっぷりの山葵が付いてきた。 三本目の燗酒を頼む頃には肴もなくなり、お新香と親子煮を追加した。 スパッと角の立った切り口のお新香までも、江戸っ子らしく潔い。 甘辛い親子煮は長葱の食感がよく、散らされた揉み海苔の香りだけで、もう一合飲めてしまう。 翁庵に来たからには、仕上げは「ねぎせいろ」だ。 温かいつけ汁には、たっぷりの白髪ネギとイカのかき揚げが入っている。 やや緑がかった細い蕎麦はキリリと締められ、辛めのつゆとネギの辛味に非常によく合う。 イカのかき揚げは、サクっとした食感はほぼ皆無で、あくまでも長ネギを立たせる名脇役に徹している。 汁に浸された衣とイカのくにゅりとした食感が、ネギの辛味とシャクシャク感をより一層感じられるように配慮されているのだろう。 上野に来たらお寄りなさい。 翁庵で酒を呑むと、噺家のように粋な饒舌家になれるから。 町蕎麦 老舗の蕎麦

Akira Sugiharaさんの行ったお店

翁庵の店舗情報

店舗基本情報 修正依頼

予約・問い合わせ 03-3831-2660
ジャンル
  • そば(蕎麦)
  • うどん
  • 親子丼
  • 居酒屋
  • 天ぷら
営業時間
定休日
予算
ランチ
~2000円
ディナー
~2000円
クレジットカード
不可

住所 修正依頼

住所
アクセス
                                        ■駅からのアクセス                        
                JR山手線 / 上野駅 徒歩2分(120m)
東京メトロ銀座線 / 稲荷町駅 徒歩6分(420m)
東京メトロ銀座線 / 上野広小路駅 徒歩7分(530m)                        

                        
駐車場 なし

座席 修正依頼

席数

28席

(カウンター3席 テーブル25席)

カウンター
喫煙 不可
※健康増進法改正に伴い、喫煙情報が未更新の場合がございます。正しい情報はお店へご確認ください。
[?] 喫煙・禁煙情報について
個室
貸切 不可

サービス・設備などの情報 修正依頼

ドリンクの特徴・こだわり 日本酒あり
予約 予約可
雰囲気 落ち着いた雰囲気
お子様連れ入店
携帯電話電波 docomo、au、Softbank

03-3831-2660