鍵屋

かぎや

予算
~4000円
~3000円
最寄駅
JR山手線 / 鶯谷駅 徒歩4分(280m)
ジャンル
居酒屋 湯豆腐 おでん もつ鍋 うなぎ
定休日
毎週日曜日 祝日
03-3872-2227

日本最古の酒場、鍵屋。 恐れ多くも、「私の原点である。」と言いたい。 『酒亭 奈種彩 女将』を勤め 早1年半。 若かりし頃は、偶然と必然の違いをわざわざ説いて、あえて使命を探していたように思う。こじつけるように。 最近感じるのは、偶然の中にこそ潜む必然。 まぁ、そんなことどっちでもいいんだけど。 出会ってしまった、鍵屋。 出会わせてくれた、杉原 彰。 rettyを始めた偶然? 鍵屋に出会うための偶然であり、杉原 彰…あっくんに出会う為の必然だったのかもしれない。 そして、その必然は、やがて神亀へと辿り着く…。 3年前のあの日… 私の夢が現実に大きな一歩を踏み出した。そんな衝撃を覚えたくらい、初めて訪れたあの日の このおとうさんのお燗に感動した。違う。この酒場丸ごと虜になったんだ。 「また春になったら桜政宗、秋には菊政宗を呑みに来よう」 そう指切りをし 店を後にしたまま、年に一度訪れるのがようやくの忙しい日々だった。 3度目の時は、あっという間にそれから1年半を瞬いた。 少し汗ばむ赤星の瓶を傾けると、衝撃の初訪のあの日が鮮明に蘇った。 お通しのふっくら炊いた煮豆。 やっぱりこれが最高に旨い。 次はくりから焼き… 「やっぱり桜政宗だよね?」そう訊かれると、思わずウブな感じでうつむき、コクンと頷いてしまう。 このカウンターは、恐ろしいほど私を1人のオンナに戻してしまう。負けたくない…ピンと張り詰めていた何かをすっかりほどいた。 ゆっくり優しくつけた燗に、くりからの脂がスゥっと溶けると、身体の真ん中の方がキュウっとする。 ため息すらもれてしまうほど、優しく流れるその”とき”に、もしかしたら、胸の辺りがキュンとしてたのかもしれない。 やっと果たせたこの約束に、久しぶりの再訪を愛しむ。 桜政宗、菊政宗、大関、そしてまた桜政宗と、全ての酒を酌み交わした。1年半たったのだ。 やっと、また一緒に来れたね。 そして、「ごめんね…」なぜか、互いに何かを謝った。 明日空いてる?真夜中の突然の鍵屋再訪のお誘いは、本当にただの気紛れだったのだけど、その日は偶然自店オープンの1.5周年の日だった。 はっと気づく、偶然の中に潜む必然。 ありがとう。伝えたかったのはこの言葉だけで充分だったのに、少し喋り過ぎたね。にやけてしまう。 酒は純米 燗なら 尚良し? どーでもいいかも。純米でも、アル添でも。 鍵屋が鍵屋であれば。 鍵屋は、いつも変わらない。 いつも桜政宗は優しいし、くりから焼きはじっくりと旨い。カウンターは今も歴史を刻み続けているし、燗胴壺は酒呑みの心を癒してる。名お燗番のこのおとうさんは、ちょっとHな話をするのが上手で、菊政宗をつけるときは、あのガス栓をちょこっとだけ捻る。 だから、私は私。 しっかり、きっちり貫こう。 酒は純米 燗なら 尚良しだ。 情熱をしたため、焦らず 腐らず 積み重ねよう。 勇気と希望と優しさを充電。 足元にも及ばない名お燗番。 酒場の歴史と品格と粋。鍵屋。 一生一緒に酒を呑もう。この鍵屋で。 そして、急でもなんでも必ず連れてきて。 私を導いてくれたあっくんへ…捧ぐ。 一生一緒に呑む会 燗酒 名お燗番 あっくんは呑むと必ず泣く ねぇムーミン こっち向いて

Chigusa Nataneiro Yokooさんの行ったお店

鍵屋の店舗情報

店舗基本情報 修正依頼

予約・問い合わせ 03-3872-2227
ジャンル
  • 居酒屋
  • 湯豆腐
  • おでん
  • もつ鍋
  • うなぎ
営業時間
定休日
予算
ランチ
~3000円
ディナー
~4000円
クレジットカード
不可

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住所
アクセス
                                        ■駅からのアクセス                        
                JR山手線 / 鶯谷駅 徒歩4分(280m)
東京メトロ日比谷線 / 入谷駅 徒歩6分(480m)
JR山手線 / 上野駅 徒歩13分(1.0km)                        

                        

座席 修正依頼

席数

20席

カウンター
喫煙 不可
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