代々木八幡で深夜までやっているBAR、『TANA diner』。 ここに月曜夜のみ現れるカレーがあります。 『オカノカレー』 間借りカレーではなく、BAR営業の中での月曜カレー担当という位置付けですが、そのカレーはお酒の添え物にあらず。 それどころか、コアなカレー好きが唸る独自カレーからビリヤニまで週替わりで繰り出し、凄いことになっているんです。 実はシェフの岡野さん、私主催のイベントで『ビリヤニ大澤』をピックアップした際、厨房サポートとして入ってくださった方。 つまりはそう、その筋のガチ勢ということなんですよね。 まずは一杯『TANA diner』のお酒をば。 ★八幡ハイボール ¥800 ジンジャーエールとティフィンを用いた、「勝手にご当地」ハイボール。 ちなみに「上原ハイボール」というのもあって、そちらはジンジャーエールとアップルワイン使用でした。 この日は蒸し暑い夜。 JAPANESE CURRY FESTIVAL2023のテーマ「未来のカレー」に合わせ提供していたこちらがまさにピッタリでした。 ★【本日のカレープレート】冷やしカレープレート ¥1000 ◎冷や汁カレー ◎冬瓜ダルカレー ・山形の「だし」アチャール ・えのきのアチャール ・スパイス玉子 年々熱帯化する日本、クールな刺激を得ることができる冷やしカレーの需要はますます拡がっていくことでしょう。 それだけではありません。 こちらのカレープレートには日本のローカル伝統食のエッセンスがあれこれ詰まっていたんです。 まずメインとなる「冷や汁カレー」は宮崎の冷や汁がベース。 山椒やミョウガといったジャパニーズスパイス&ハーブで爽やかさがブーストされています。 ペアリングする「冬瓜ダル」は夏の旬食材を活かした一品。 さらにへぇーっと思ったのが、「だし」アチャール。 だしと言っても「出汁」ではなく、夏野菜と香味野菜を細かく刻んで調味した山形の伝統食「だし」のことなんです。 ぱっと見の印象はスリランカやインドのカレーのようであり、実際そのような技法が用いられてもいるのだけれど、それぞれのカレーや副菜の軸となっているのは日本の伝統食文化。 このアプローチがとても面白い。というか、逆にこれこそ日本カレーの未来を示唆していると言えるのではないでしょうか。
口コミ(4)
オススメ度:90%
代々木八幡界隈の、イケてる老若男女が夜な夜な集まるバー…ではなくて、ダイナー。 というのも、カウンター席のみで完全にBARな雰囲気を出しているのに、実は料理がめちゃめちゃ旨い。ガッツリと美味しいアジアンなお食事をいただける貴重なお店なのです。 味付けがとっても優しくて、見た目も素敵で、あの小さなキッチンで作っているなんて信じられないけど、本当に一品ずつ、オーダーを受けてから手作り。 シメの土鍋ごはんは、たとえ腹が一杯でもオーダーして、残ったらオニギリにしてもらって持ち帰ったり(笑)。 もちろん、お酒と客回し(?)担当の店主タナダイが演出する楽しいトークや、他のお客さんとの緩い繋がりを作ってくれるところも、このお店の魅力。 友人を一度でも連れて行くと、必ずこの店のファンになります。 奥渋のさらに奥なので、個人的にこの辺りを「深渋(フカシブ)」って呼んでみたりしてるんだけど、それをしっかりと拾って使い続けてくれる優しいタナダイに、ぜひ皆さんも会いに行ってみていただきたい!
立ち飲み屋!店主は気さくで酔うと愉快になるw タイ料理がメインなのか、ちょっとした料理も美味しいのでフラっと寄ってみるとよいお店!
よろしくです #タイ料理 #カレー