【端午の節句に“ちまき”を食べる理由 《INミシュラン中華》】 ※コメント返しは原則お休みしてますので、記入ご遠慮ください(参考通知とオフ会の御礼は記入OKです) 本日は以前からの宿題店で 代々木上原で人気の『ジーテン』 1999年創業。 訪問時点、 GoogleMAP評価「4.2」、 某グルメサイト「3.55」 ミシュランガイドに ビブグルマンとして掲載実績あり。 オーナーシェフの吉田氏は 当初は和食の料理人だったものの、 中国料理の道を志すように。 新座『四川飯店』を皮切りに 代官山『Linka』、 代々木上原『正宇治』を経て独立。 店名は吉田店主の苗字、 “吉田”の中国語(普通語)読みの ji tianに由来しています。 「吉田流中国家庭料理」を謳う、 「国産食材」と「身体に優しい中華」 を堪能してきました♪ ■揚げワンタン …1540yen 「茹で」と「揚げ」があり、 前者を注文したのですが、 なぜか「揚げ」が出てくる …なんでやw まぁいいか(笑) カラリと揚がった皮に、 中にはむき身の海老が。 プリンとした弾力感ある食感と、 海老の甘味に気持ちがほだされますね。 ■黒酢の酢豚 …1980yen 一般的に黒酢の酢豚って肩ロースですが、 吉田流は豚バラです。 豚バラを固めた肉団子に、 分厚いクランチーな衣。 ユニークな組み合わせですね♪ 更に面白いのは「カレー粉入り」 ツンとした黒酢の酸味感と、 ターメリックのスパイス感がアクセントとなり美味。 ■チマキ …550yen タイムリーな事に本日 6月10日は旧暦で端午の節句。 Rettyの皆様は「端午の節句」に 何故“ちまき”を食べるかご存じでしょうか? 春秋戦国時代の楚の国に 政治家/詩人の 屈原(前343-前278)という人あり。 彼は秦の謀略を見破り、 王に進言したものの受け入れられず、 楚国の将来に絶望した屈原は、 5月5日に汨羅(べきら)の河で入水自殺。 実際に屈原の死の約半世紀後に、 始皇帝の秦が楚を滅ぼして 戦国七国を平定、中華を統一します。 漢民族の世界観では 彼は悲劇の英雄として祀られ、 その無念を鎮めるため米を河に 投げ入れるように。 …しかし嘘か真か 汨羅の河には竜が住んでおり、 水中の米を食べられてしまう。 そこで人々は 竜に米を食べられないよう、 米を葉で包み糸で縛って 河に投げるようになった。 伝承ではこれが「ちまき」のルーツとされ、 現在でも日中で端午の節句に 食べる理由なのです。 …私、ちゃんと 屈原の故事を覚えてましたので、 迷わず「ちまき」を注文できました(笑) さて『ジーテン』のちまきですが、 優しい醤油味にもっちりとした糯米の食感。 ゴロゴロと大きな豚肉に海老と最高ですね♪ ~あとがき~ 以上、『ジーテン』でした。 忖度ぬきに言えば、 価格帯は「都心の中華だな」という感じですが、 料理の一つ一つが丁寧でユニーク。 安心安全な国産食材かつヘルシーと、 「付加価値モリモリ」な店。 額面こそ少し高いものの 付加価値部分である程度ペイできてるかな、 という印象でした。 ちなみに人気店につき 予約せずに来店して満席で門前払いされてる お客さんもいました。 土日は予約必須です。 ぜひお試しを
口コミ(44)
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オーナーシェフ吉田勝彦さんの「吉田」を中国読みした「ジーテン」は文字通り「吉田流」の中華料理。元々薬膳を研究されていただけあっての健康的な品々が満載です。もやしの湯葉まき、茹でワンタン、長ネギのマリネ、黄ニラと海老の炒め物、椎茸肉のせ揚げ、そして担々麺を美味しい紹興酒と共に戴きました。どれもあっさりとしていながらも隙のない味付け、BGMも1980年代のロックでこれまた好みでした。ごちそうさまでした。またお伺いします。
どれもやさしくて味わい深いお料理たち。担々麺はわりとしっかりめのお味です。6,600円のコースで私はおなかいっぱい。 食事中に2-3人、隣のイタリアンと間違えて入店してこられたお客さんがいました笑 確かにお店の外観は中華っぽくないかもしれません。よく「本日は予約で満席です」のお知らせが出ている、人気のお店です! #中華
いつも満席でなかなか叶わなかったのですが、奇跡的に金曜夜に入れました。化学調味料を使わないヘルシーな中華として知られるお店。 我々は蒸し豚、マコモダケの炒め物、茹でワンタン、担々麺をオーダーしました。 あくまで主役は素材、調味料は引き立て役といった主従関係を感じられる上品なお味。 メニューの写真はイマイチなのですが、いざ出てくると数倍期待を上回るものが出てきますw
久しぶりにとても美味しい&優しい中華を食べました。 中でも自分史上最高の黒酢酢豚。最高に美味しかった。 何を食べても美味しく、決して広くない店内が、食べている人の幸せで溢れてる感じです。 再訪したいなぁ