• 閉店

アンナプールナ

Annapoorn

予算
~1000円
-
最寄駅
JR中央・総武線 / 荻窪駅 徒歩4分(310m)
ジャンル
カフェ

大変に心地よいカフェを見つけました。ちょっとおもしろい成り立ちのここ。カレーが食べられます。ネパールのカレーだね、これ。 カレーですよ。 荻窪駅。住んでなかったころは変な駅だなあと思っていました。なんというか、いなかっぽいって。 下町育ちのボクが通りかかる荻窪。オートバイで山に入る時に、いつも通りかかってました。ほら、青梅街道の、街道沿いにあって、跨線橋越えると道が狭くなって。バスロータリーが小さくて、いつもその場所だけ道が混んでて。なんか、そういうイメージ。 なんとかいいながら、もうここらへんに住んではや10年を越えます。西郊、の名前のこの土地、楽しい毎日です。そんな荻窪ですが、まだまだ気がつかないお店も多い。そうやって、あれ?ここ、ネパールのカレーやってるの?と、知ったのが、ここ、 「アンナプールナ」 はじめはその名前、アンナプールナという名におやっと思ったんですよね。 カフェで、、、ヒマラヤの山の名か。ふーん、、、と思ったら、カレー、ありました。 よし!はいろう。 しかしこの場所、気がつかなかったな。 店の下にあるセブンイレブンはよく使ってるし、何度となく前を通っていたのだけどな。そんなことを思いつつ、階段を上がりました。入り口は至って普通なんですが、、、入ると広い。 青梅街道に面した側は端まで窓になっていて、明るい日差しがたくさん入ります。 始めはとてもすいていたのですが、12時15分くらいを境目に、結構な人が入ってきました。お、ランチピークが始まりだね。女性のお客さんばかりだ。 ここはどうやらヨーガの教室がやっているお店らしいんです。聞くと『友永ヨーガ学院』がヨーガ教室のスタジオに併設する、乳菜食(肉、魚、卵を使わない料理)というコンセプトで始めたカフェ、とのこと。テーマは「からだに負担がかからない優しいもの」野菜は有機を使用、なるべく手作りの、という努力をしてらっしゃるみたいです。 >> アンナプールナでは、四季の野菜をふんだんに、北インド・リシケシは、アシュラム仕込の精進カレー、身体にしみわたるベジのスープ、どっしり、もっちり、天然酵母のパン、手作りのスイーツなど、旅にでずとも、ほっとしたい善男善女の皆さまに、無理なく身体が休まるメニューを用意しています。 << なんてことを聞くと、期待、高まりますね。 「サブジ&ダルプレート」 を頼みました。少しだけ和のテイストも感じさせるうつわ類。箸と、木のスプーンがシャレています。 ほうれん草と厚揚げのサブジ > 穏やかな中にちゃんとしたスパイス使いで納得、のお味です。決して刺激が強いスパイス使いではないのですが、からだの内側がじわり、と暖かくなる感じのやさしさある味わいです。パラックパニールとかサーグのような作りで、パニールに変えて厚揚げ、というアレンジ、かな。うん、これ、おいしい。お見事です。 ダル > これも王道をいく穏やかな味わい。 豆の味を堪能できる、といった仕立てに好感を感じます。おいしい。 両方混ぜるとまたおいしい。うん、言わずもがな、です。それぞれ全てを混ぜましょう。カレーは、そうやって食べましょう。とても美味しくなりますよ。ニンジンのビックルが、大変に美味。日本の漬物でも通じそうな嬉しい味。これはたまらないなあ。 箸休めに少しついている風情だったけれど、もっとたくさん、サラダのように食べたい、と思いました。 そうそう、店の人も気遣いあり、安心です。 始めのオーダーの時にパンかごはんを選べると聞き、珍しくパンを選んでみました。 しばらくして別の男性が、わざわざ「今日のカレーはご飯の方が合うので取り替えましょうか」と提案をいただきました。あ、なるほど、粘度の低めのカレーにはパンよりもごはんが合いますよね。うーん、その優しさに感激。 心地よい日差しが入る、快適なカウンター席が、その一言でますます快適になりました。今度また、来よう。カレーを食べにいく、ではなく、のんびりしに行こう。そうしよう。カレーも食べるけど、でも、ちょっと本を読んだり文章を書いてみたり、してみよう。快適、だから。

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アンナプールナの店舗情報

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ジャンル
  • カフェ
予算
ディナー
~1000円

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住所
アクセス
                                        ■駅からのアクセス                        
                JR中央・総武線 / 荻窪駅 徒歩4分(310m)