更新日:2024年08月17日
三鷹駅の近くにある、お米が美味しい老舗の鰻屋さん
鰻がキラキラ輝いていますね。私は個人的に、鰻の端とお重の間にご飯のエリアがあるとほんのちょっと寂しい気持ちになるのですが(もちろん、比較的エリアができがちな、うな丼なども頼みますが)、「菊」は3/4尾ほどありしっかりとお重の左から右まで鰻で埋まっています。うん、幸せ♪ さっそくスッと箸を入れると、鰻の身の柔らかさがすぐに伝わります。関東風の鰻なので、「蒸し」⇒「焼き」の工程を経て柔らかく仕上がるのは一般的なんですが、ここの鰻は特に柔らかい印象で、その柔らかさは、お持ち帰りで家で温めるとうまく串が抜けず身がほころびてしまい、いつも盛り付けに困ってしまう程。そんな見るからにフワフワ、トロトロの鰻とご飯を頂くと、トロっと口の中で鰻が溶けていくようで、口いっぱいに少し甘めのタレと、芳ばしい鰻の香りと脂の甘みが広がっていきます。 ああ、幸せ。 付け合わせの糠漬けも、酸味が程よいいい漬かり具合で、少し甘くなった口をサッパリと洗い流してくれ、次の鰻の一口をより一層美味しくさせてくれます。 肝吸いを挟みつつ、掻っ込むように頂くと、あっという間に完食です!
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