東京メトロ南北線西ヶ原駅、2番出口のすぐ脇に「インド料理」の文字。 『タンドリー BBQ』 建物の外階段を2階へ上がると、喫煙可のテラス席が。 その横にお店の入り口があります。 質素ながら温かみある店内。 明るいバングラデシュ人の女性店主がお迎えしてくださいました。厨房にはインド人男性シェフ。お2人で店を切り盛りしています。 こちらのお店のモットーは、 「伝統的なインド料理はもちろん、インド料理の枠を超えて、焼けるものはタンドール窯で焼くと美味しくなるから不思議」 実際メニューには、タンドリーチキンやシークカバブなどインドのタンドール料理の他、タンドール窯で焼いた焼きものがあれこれありました。 ★ぼんじり焼き ¥350 ★焼き鳥 ¥550 塩と白ゴマ、ニンニク、そして柚子胡椒。 完全に和風居酒屋のようですがこれ、タンドール窯で焼いているんです。 鉄串だから串から外しての提供なんですね。 で、これがとても美味い。 タンドール窯の遠赤外線効果で中までふんわりとした仕上がり。これ食べにふらっと寄るのも大いにアリ。 お酒はインディアンカクテルがあれこれ。 ★サンセットゴア ¥580 ラッシーをインドワイン(スラ)で割り、インドのシーサイド、ゴアの夕暮れをイメージしたカクテル。 ★ムンバイコークハイ ¥580 ムンバイのストリートフードに良く合いそうです。 せっかくなのでインド料理店っぽくないオーダーを続けましょう。 ★チャウミン ¥990 チャウミンといえば日本ではネパール人が作るネパール焼きそばが主流ですが、こちらはインド人シェフが作るインドの焼きそば。 麺は細縮れ麺。たっぷりの野菜とチキン、海老が用いられています。 普段食べるネパールのチャウミンと異なるのは、溶き卵を絡めているところ。玉子好きなインド人らしいですね。どことなく関西のモダン焼のような味わいになっています。 さらに添えられたケチャップをドバドバッと麺に絡ませれば、あら?味がグッと決まります。多分インド人シェフ的にはケチャップかけたところで完成形なのでしょう。 所変われば焼きそば変わる。面白いですね。 元々こちらバングラデシュ人のご夫婦が分担して2店舗を経営していました。 もう一つのお店は東十条にあった『アジアンコンフォート東京』。 「インドカレーまぜ麺」という楽しいメニューが人気を博していました。 そちらが閉店した後はこの『タンドリー BBQ』で提供継続していたのですが、 まぜ麺レシピを担当していた日本人スタッフの方がコロナで亡くなられ、今は提供ができなくなっています。 またいつか再開したいとのことです。
口コミ(4)
オススメ度:88%
2019.06.24 に開店したばかり、今日でまだ一カ月。出来立てホヤホヤのお店です。 インド文化圏の料理が好きな私は、仕事場に近いこともあって毎日のように来ては日替わりのランチを食べています。まあ、とにかくおいしい。カレーの中で素材がグシャグシャにならずに、それぞれの素材を生かしながらうまく調和させている、といった感じで、いつも楽しくいただいております。 ランチのセットメニューはナンまたはごはんがおかわり自由。セットでも単品でも飲み物以外ならいつでもテイクアウトできるそうです。 メニューを見ると本格的なインド料理が中心ですが、遠赤外線でじっくり焼き上げるタンドール釜の特性を生かしながら、伝統的なインド料理以外の味にも挑戦しているようです。 聞いてみたところ、シェフはデリーからいらしたインド人、経営はダッカからいらしたバングラデシュ人だそうです。 コスパも良い家庭的な雰囲気のお店。今後とも末永く続けていって欲しいと思います。
【西ヶ原のカレー屋さん(?)】 西ヶ原駅そばにある、一見カレーのお店。一見と書いたのは、基本的にはカレーメニューが並ぶのだが、壁には砂肝、チャンジャ、海苔、唐揚げ定食などが貼ってありよくわからなくなるからだ笑 カレーまぜそばなるメニューがあり、麺は不死鳥カラスさんの浅草開花楼とのことで興味を惹かれてオーダー。まぜそばはオーダーしなくても良いと思うが、ナンカレーは美味しかった。