酒場 ふくろ

さかば ふくろ

予算
~3000円
~2000円
最寄駅
JR山手線 / 池袋駅 徒歩1分(38m)
ジャンル
居酒屋 湯豆腐 刺身 鍋 焼きそば
定休日
毎週日曜日
03-3986-2968

戦勝国の一方的な東京裁判による1862人の戦犯を収容し、巣鴨プリズンと呼ばれた巣鴨拘置所は1970年にその役目を終え、翌年には解体された。 今はその地に池袋のランドマークであるサンシャイン60が建っている。 1970年と言えば、三島由紀夫が自衛隊市ヶ谷駐屯地で割腹自決をした通称三島事件があった年である。 同年の12月、三島を哀悼する有志により「三島由紀夫氏追悼の夕べ」が池袋の豊島公会堂で行われた。 7000人とも言われる人々があつまり、豊島公会堂に入り切れない人々が近くの中池袋公園に集まったと言われる。 池袋という土地は、戦後を象徴する土地であり、また、 「1970年」という年は、まさに「戦後は終わった」年の象徴なのかも知れなかった。 最近、三島由紀夫の没した年の肉声が記録されたテープが発見され、ボクの中で三島由紀夫ブームが再燃し、もう一度三島文学を読み返している。 池袋に訪れたのは、そんな三島由紀夫の亡霊に触れたかったからである。 酒場ふくろに入ったのは、単純に1970年当時の池袋に存在した数少ない酒場の一つだったからだ。 https://m.youtube.com/watch?v=1PtPFkogIXo ここに三島由紀夫と東大全共闘が議論したYouTubeがある。三島事件の前年の1969年。全共闘が盛んになり東京大学の入試が中止になった異例の年だ。 動いている三島由紀夫が観れるだけで感動モノだが、ボクは全共闘や政治的な云々ではなく、何か特別な感情を持たざるを得なかった。 ピュアなんだ。 三島由紀夫も東大生も東大も、そして日本人がピュアだった。 そこには金と私利私慾と偽善に満ちた現代のような日本人はいない。 少なくとも除夜の鐘がうるさいと文句を言うような日本人は居なかったはずである。 三島由紀夫の死は、現在の日本人への警告であり、絶対的な絶望だったのだと思えてならない。 三島に想いを馳せ、酒場ふくろで憂国の念を持つ。 餃子が旨い。 バレンタイン

Akira Sugiharaさんの行ったお店

酒場 ふくろの店舗情報

店舗基本情報 修正依頼

予約・問い合わせ 03-3986-2968
ジャンル
  • 居酒屋
  • 湯豆腐
  • 刺身
  • 焼きそば
営業時間
定休日
予算
ランチ
~2000円
ディナー
~3000円
クレジットカード
不可

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住所
アクセス
                                        ■駅からのアクセス                        
                JR山手線 / 池袋駅 徒歩1分(38m)                        

                        

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席数

150席

カウンター

(1階はカウンターのみ、2階もカウンターメイン 3人以上は3階の座敷へ)

喫煙 分煙

喫煙専用室あり

※健康増進法改正に伴い、喫煙情報が未更新の場合がございます。正しい情報はお店へご確認ください。
[?] 喫煙・禁煙情報について
個室

03-3986-2968