
【米沢豚炙りとろ豚丼を江古田にて】
ことしの九月に開店した“肉の極 大地の恵み”
江古田駅からほど近く、日芸前に店を構え、
近隣の住民や学生たちが闊歩する活気のある通り。
夜はシャトーブリアンのステーキや、月ごとの
特別メニュー、また食べ放題など、間口もひろく
昼は、米沢豚の丼や、唐揚げ、フィレステーキなど
あまた肉料理を愉しめるステーキダイニング。
インスタで見た、炙りとろ豚丼の画像にズバッと
こころを射抜かれ、昼の開店時間にぶらっと。
奥のテーブル席に腰かけ、品書きから選んだのは
*ジョッキビール(550円)
*米沢豚炙りとろ豚丼 L(六枚、1400円)
厨房で店主がテキパキと働く姿を眺めるのは
気持ちがよく、そうこうしていると、先にサラダと
味噌汁が運ばれ、すぐに意中の丼が目の前に。
思わず涎が口中にじゅわっとひろがる…
丼一面に艶やかな照りをまとった、とろ豚が咲き、
真ん中にはゆで卵が鎮座、葱がばらっとまぶされている。
さっそく一箸つけ、とろ豚にかぶりつく。
香ばしい匂いに、脂身はとろんと甘く、嫌な脂の
残りはなし。赤身もぎゅっと旨味が濃くて、タレは
すっきり、甘辛さはつよくなく、敷かれた白米が
びっしょりにならないのも嬉しい。
そして、この白米が実に美味しい。
粘り気は少なく、甘み、味がしっかりとしており
ふっくらしながら丼に合うように固めに炊かれている。
上にはごまが散らされており、濃密な肉の旨味に
負けない米は、合いの手に申し分のない存在感で、
食べ終えるが惜しく、ひとくちひとくち丁寧にいただく。
がっつく丼もいいが、味わう丼もいい。
繊細で上品な一杯は食べ疲れのない軽みがあって
スイスイ食べすすめられる。
この丼の美味しさは格別で、今もあのとろんとした
脂身とほろっと崩れる赤身の味が、頭に舌におもい
おこされ、すぐにでももう一杯平らげられそうだ。
美味い丼には、そういう力強さ、吸引力がある。
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