ピロピロ麺にスープをからめすすり上げると ノスタルジーがフッと呼び覚まされた。 ラーメンだけじゃない。大衆チックな とんかつも甘みがあってやわらかくて秀逸。 安くて旨いだけじゃない懐かしの老舗食堂。 新江古田で女房とランチ。 散歩で前を通る度に気になっていた 年季の入った町の食堂を訪問してみた。 AMラジオが流れる店内。 4つほどあるテーブル席のひとつへ。 短冊メニューを眺めると ラーメン類と揚げ物が主体のお店のよう。 それなら両方ふたりで食べようと提案し、 <ロースとんかつ定食・800円>と <中華めん・520円>をおかあさんに注文。 厨房ではかなりのお歳のおとうさんが 老練の腕をふるい料理をつくる。 先に“中華めん”が提供された。 色濃く澄んだスープにネギが浮き 煮卵、ちゃーしゅー、メンマ、ノリが 飾りっ気なく配されたビジュアルの一杯。 小分けの器をもらい女房とシェアする。 スープをいただく思っていたよりも この鶏がら醤油スープはバランスがいい。 オーソドックスな中にも深みを感じる。 麺はなんと自家製手打ちのピロピロ麺。 これ自体の風味もいいがスープとの相性が またすこぶる良好で真に懐かしい味わい。 懐かしいだけじゃなくしっかり美味。 具の一つひとつもぴったりはまってる。 そして次は、“ロースとんかつ定食”。 ふたりで食べやすいようにと気遣ってか 何か別の理由があるのかわからないが 横だけでなく縦にも切られて供された。 ひと切れ何もつけず食べてみる。 なんだこの素朴でやさしく甘い旨さは! もちろん高価な人気店のそれとは違うが。 ありがちな大衆食堂のとんかつとも全然違う。 ソースの味を足して食べすすめる。 サクッと歯が入った後はやわらかな食感。 豚肉の甘みが舌に届いて白米を欲する。 最後のひと切れを惜しみながらも 食がすすみ軽快に完食。後味も悪くない。 このお店はいい発見だった。 普段ラーメンを積極的には食べない女房も このラーメンは懐かしくておいしいという。 結論。ここはホントに安くて旨かった。 いやそれ以上の出会えた嬉しさがあった。 ラーメン とんかつ 大衆食堂
Koichi Nomuraさんの行ったお店
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麺屋 海神
新宿三丁目駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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おにやんま
五反田駅 / うどん
- ~1000円
- ~1000円
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YOU
東銀座駅 / 喫茶店
- ~2000円
- ~2000円
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うどん 慎
新宿駅 / うどん
- ~1000円
- ~1000円
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うどん 丸香
神保町駅 / 讃岐うどん
- ~1000円
- ~1000円
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中華麺店 喜楽
神泉駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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肉の大山 上野店
上野駅 / 洋食
- ~1000円
- ~2000円
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銀座 朧月
銀座駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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日本橋 お多幸本店
日本橋駅 / おでん
- ~1000円
- ~5000円
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カリーライス専門店エチオピア 本店
神保町駅 / カレー
- ~1000円
- ~1000円
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つじ半
日本橋駅 / 魚介・海鮮料理
- ~3000円
- ~3000円
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麺屋 ひょっとこ 交通会館店
日比谷駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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焼肉問屋 牛蔵
富士見台駅 / 焼肉
- 営業時間外
- ~5000円
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鶯谷園
鶯谷駅 / 焼肉
- 営業時間外
- ~6000円
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焼きあご塩らー麺 たかはし 新宿本店
西武新宿駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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シンシン 天神店
天神駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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麺屋 一燈
新小岩駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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神田まつや
淡路町駅 / そば(蕎麦)
- ~1000円
- ~2000円
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新橋 纏
新橋駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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インデアンカレー 東京丸の内店
東京駅 / カレー
- ~1000円
- ~1000円