更新日：2023年07月02日
料理の一品一品がとても素晴らしい！落ち着いた雰囲気の居酒屋さん
三つ葉のお浸し、早くも日本酒が手招きしている。 ということもあり、ここいらで早々に熱燗へ。 ・酒肴 たたみいわし、銀杏、揚げ牛蒡 新さつまいものレモン煮。 小さい小鉢の中に、食感、ほろ苦さや甘み 色々な旨いが、ひしめきあっていて愉しい。 ホヤの塩水浸し。 透き通るような、シンプルな塩の旨さ。 ホタルイカぬたあえ。 やはり、ここのぬたは旨い。 あん肝の金柑煮。 柔らかくスムース、熱燗が捗る。 磯部揚げ。 中に鰻が挟まれていて、小躍りする美味しさ。 蒸し牡蠣の山かけ。 磯の香りが心地よい、ほんのり甘い蒸し牡蠣。 その上に、山芋をベースにした味噌。 サイドには、あずさとツナと数の子のポテサラ。 熱燗の減りが早くなる一皿。 ・一品料理 わかめと卵豆腐と筍のスープ。 歯応えはあるけど柔らかい、筍のポリポリ感。 対照的に、なめらかな卵豆腐。 落ち着いた旨みのスープを飲んだ後にでる 深い美味しいため息。 ●和牛のドライカレー 濃い和牛の旨み、ドッシリしているけど ドライカレーだから、ちょうどいい。 玉子焼きは、固めの仕上がり。
蕎麦好きが気楽に通える気取らない蕎麦の名店
＊だし巻き玉子（750円） ＊秋ナスの揚げびだし（650円） ＊舞茸と松茸の天ぷら（800円） これに合わせて日本酒もたのむ。 ふっくらとして出汁の効いた玉子焼きに、肉厚で 出汁がしゅんだ秋ナスの揚げびたし、カラッとした 揚がりの舞茸は香りよく、松茸は薄くスライスした ものですが、風味は豊かで、日本酒がスイスイすすむ。 そして、しめもの。こちらのランチは丼ものと 蕎麦のセットがお得で、選んだのは ＊江戸前天丼御膳（1400円） 天丼は海老に、キス、イカにメゴチ、ししとう、 茄子、固めに炊かれた白米は、丼つゆでビショッと ならず、軽やかな味だ。 そして、せいろ。 しなやかで啜りよく、噛むと蕎麦粉の香りがふわり。 つゆも出汁とカエシの塩梅よく、これを啜って また天丼に戻りをくりかえす。 蕎麦を愉しみ、会計をすませ、店をあとにする。 やっぱり時期のものをいただくのは気持ちがよい。 味もさることながら、こうして季節感を味わうのは 今の閉塞感からくる平坦な毎日に、楔をうってくれ 毎日が起伏にとんだものだと教えてくれる。
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