20/11/1訪問【飛び出す上天丼】天婦羅いもや@北千住 神田神保町にあった「いもや」は学生の頃からのソウルフードだった。 しかし平成と共に、60年の歴史に幕を閉じた。 ”いもや” で修行し、暖簾分けした店が幾つかあり、この店もそのひとつ、 先代が54年前、北千住に暖簾を出し、現在は二代目が引き継いでいる。 店頭に着くや、北千住のいもやは 初めてなのに、不思議な懐かしさが込み上げてくる。 よくぞ北千住の地で頑張っていたね と赤いテントに声を掛けたくなる。 引き戸を開けると、そこは変わらない ”いもや” の佇まいだ。 使い込まれた白木のカウンターの店内には胡麻油が心地よく香り、 目の前の揚げ鍋からは、パチパチと揚がる音がライブで聞こえてくる。 まずは、ラガーで喉を潤す、ワサビがツンと効いた板わさも◎だ、 品書きに目を通すと、此処の いもやは、天婦羅と天丼がある。 上天丼(1150)を頼む、 先に、味噌汁とお新香が出てきた、 味噌汁は、三つ葉とワカメと豆腐の白味噌仕立て、しっかり出汁の効いた、湯気が立つ熱々の味噌汁だ。 続いて登場した「上天丼」 まるで貝殻から足を出した 大ハマグリ状態だ。 蓋をパカッと持ち上げる、 開ける瞬間のワクワク感がある。 香ばしい香りが鼻腔を突き抜ける。 カツ重も、うな重も、そうだが、この蓋は、食べる直前の高揚感をマックスまで引き上げる滑走路なんだと思う。 さて 蓋を受け皿に、天婦羅を数個移し、かき揚げから かぶりつく、胡麻油の香り、適度な汁のしっとり感、 エビはプリプリ、キスも春菊も、甘辛いタレをまとって、優しい味わいだ。 これぞ 江戸っ子の天婦羅だ。 まさに、” 天婦羅とタレと米の芸術品 ” いもやの創業者の故・宮田三朗さんの口癖が「米とお新香と味噌汁は旨いものを出せ」だったとか。 このお店にも脈々と、流れている。 学生の、労働者の、庶民の 天婦羅は、北千住で脈々と引き継がれていた。 2021/1/9(土)朝4:00投稿 『いもや』の魂は脈々と生きていた‼️ 北の王国、北千住
H.Ootaさんの行ったお店
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おにやんま
五反田駅 / うどん
- ~1000円
- ~1000円
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肉の大山 上野店
上野駅 / 洋食
- ~1000円
- ~2000円
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日本橋 お多幸本店
日本橋駅 / おでん
- ~1000円
- ~5000円
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カリーライス専門店エチオピア 本店
神保町駅 / カレー
- ~1000円
- ~1000円
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青島食堂 秋葉原店
秋葉原駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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ジャポネ
銀座一丁目駅 / パスタ
- ~1000円
- ~1000円
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亀戸ぎょうざ 本店
亀戸駅 / 餃子
- ~2000円
- 営業時間外
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タカマル鮮魚店 本館
新宿西口駅 / 魚介・海鮮料理
- ~2000円
- ~4000円
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むさしや
新橋駅 / 洋食
- ~1000円
- ~1000円
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おにやんま 新橋店
新橋駅 / うどん
- ~1000円
- ~1000円
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鯉とうなぎのまるます家 総本店
赤羽駅 / 居酒屋
- ~3000円
- ~3000円
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神谷バー
浅草駅 / 居酒屋
- ~2000円
- ~3000円
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丸健水産
赤羽駅 / おでん
- ~1000円
- ~1000円
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味坊
神田駅 / 中華料理
- ~1000円
- ~4000円
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豚大学
新橋駅 / 豚料理
- ~1000円
- ~1000円
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龍朋
神楽坂駅 / 中華料理
- ~1000円
- ~1000円
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魚三酒場 富岡店
門前仲町駅 / 魚介・海鮮料理
- ~2000円
- ~3000円
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よもだそば 日本橋店
日本橋駅 / そば(蕎麦)
- ~1000円
- ~1000円
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ホルモン まさる
三田駅 / ホルモン
- ~1000円
- ~3000円
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中華そば 四つ葉
霞ヶ関駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~2000円