鶏白湯SOBA(880円)+味玉(100円)、焼きごはん&ふき味噌&明太子(350円)を食べた。計1,330円。 店に着いた時点で20人前後ほど並んでいて、店に入るまで待ち時間は1時間10分ほど。 事前に注文を取られたこともあって入ってからは3~4分で鶏白湯SOBAが出てきた。 鶏白湯スープは、臭みがなく濃厚でクリーミー。並の鶏白湯スープをイメージして食べるとショックを受ける美味しさ。最初少しバターっぽい香りがしたけど、実際に使ってても驚かない。少し柚子の香りも。 麺は中太で、コシがあるというより少し固めの食感がスープに合ってる。 具も良い。鶏チャーシューは胸肉の柔らかさを残した上品な物。 レンコンとシメジ(季節の野菜?)は普通のラーメンに乗ってると身構えるチョイスだけど、このラーメンの佇まいなら見た目的にもありだし、食感の強さも濃厚なスープに合ってる。 イクラは、イクラだった。 三つ葉は良いアクセントだったけど、長くてちょっと邪魔だった。 追加した味玉は最初から半分に切られていて、普通より少し味噌っぽい香りの濃厚な味付け。美味しいし、面白い。 別皿で出てくるフライドオニオンは他の具材にない香ばしさで味変のアクセントに。 同じく別皿の生姜は入れるとサッパリするので、味に慣れてきた頃に入れると良さげ。結構量があるけどスープが濃厚だから辛すぎにはならず大丈夫。 一方、焼きごはん&ふき味噌&明太子。内容はメニュー通りで、小ぶりの深めな丼に入って出てくる他、お茶漬けにするためのダシも付く。 なかなか美味しいし、350円も納得な食べ応えがあって良いんだけど、ラーメンのサイドとして頼むには単品での存在感がありすぎたかも。 結構濃いめの味でもあり、鶏白湯SOBAとの食べ合わせが良いとは思えなかった。 「なかなか来れないしせっかくだから」と頼むのは再考の余地あり。 全体としては、かなり美味しいし、料理や店内の上品な佇まいもあって一度だけ行く分には一時間待ちも報われる経験になると思う。 ただ、一時間待ちのついでで耐えられるとはいえ、店内はカウンター席にしてもかなり手狭。 あと、「鶏白湯SOBA売り切れ」ということもあるそうなので、注意。
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