江戸前鮨三大始祖のお店 銀座歌舞伎座の近くにある明治10年創業の老舗。 今夜は、知る人ぞ知る逸品 鉄火重(3880円)を 食べにきました。 亡き有名な歌舞伎俳優の方が好んで食べていたらしいです。 本鮪の赤身と中トロを市松模様に綺麗に並べて その周りを刻んだ海苔をでまぶした、とても粋な逸品。 味も素晴らしかったです。ばらちらしと共に昼夜どちらでも注文できます。 追加で握りを注文、コハダ、煮貝、穴子、玉子、おぼろ、かんぴょう巻き。 本手返しで握った鮨は小ぶりでもなく、大ぶりでもなくちょうどいい大きさ。 握りの美しさが、黒くひかるヅケ台に良く映えます。 どれも噛み締める毎に美味しい♪噛めばかむほどに旨味が出てくる鮨です♪ 派手さと無縁だけど、堅実な素晴らしい江戸前鮨でした! ごちそうさまでした!!
口コミ(23)
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【二葉鮨 @東銀座】r445 1877年から?144年?すごーー(´⊙ω⊙`) 東銀座駅徒歩1分。店内撮影禁止なので外観のみ。 やってるかどうか不安になりつつ入店してみた。 翌日の予約をその場でされてる方もいました。 穴子が特徴的でまた行きたくなりました。 メニューはなく握りかチラシ、値段は一緒? 3千円台だったはず。 ネタにこだわってるお店でした! ★にぎり 3000円台? 中トロ ヒラメ しまえび アジ あおやぎ 穴子 うすーく塗ってある甘めのタレ最高 干瓢細巻き1 鉄火巻き細1 玉子 ★追加 3000円ちょい?(追加込みで7700円だったことしかわからない( ̄▽ ̄;)) ◎北海道 馬糞雲丹 ※今年は雲丹が不良な中、良い雲丹でした ◎茹で車海老 ◎カワハギ肝のせ、写真に残したかったくらいよかった(´༎ຶོρ༎ຶོ`) ◯カンパチ 2021/11/14投稿r
9月の最終週、季節の変わり目ということで、本気のお寿司を食べに行ってきました。 東銀座駅を出てすぐ、晴海通りから一本入ったところに佇む時代に取り残されたように見える木造建築。 創業はなんと明治10年、現在お店に立っているのは5代目だとか。 「いらっしゃいましぃ!」という入店時の掛け声も、各所にツッコみたくなるようなモノが飾られている店内も、このスタイルでずっとやってきたんだろうなぁと、程よい緊張とワクワクを産んで良い感じ。 (店内撮影禁止だったので) 食べてきたメニューをテキストで。 ・お通し 鞍掛豆のお浸し ・お刺身 平目 赤貝 中とろ 新烏賊(ゲソは焼きで) ・握り 中とろ 石鯛 車海老 しまあじ 石影貝 さば うに 筋子(鰹だしで炊いたもの) こはだ まぐろ二色巻き(トロと鉄火) かんぴょう巻き 玉子 ・追加 戻り鰹 蛸 口の中に入れた瞬間に口全体にパーっとシャリが弾けるし、巻物は海苔が重ならないようギリギリのとこで巻かれているし、醤油皿とかもタイミング毎に出てくるので手元が気にならないし。 他にも挙げれば切りがなくなるけれど、派手に魅せる訳でも、客に対して下手から媚びてくることもなく、「美味しく喰わせる」という一点にこだわった丁寧な仕事が最高に心地よいお店でした。 上記した諸々に瓶ビールを頼んで15,000円と、たまに通うのにはちょうど良い金額感。 #本気のお寿司 #老舗 #明治創業
見事な老舗の佇まいのお店で、お鮨をいただきました。 大部分は醤油で頂きましたが、此処の穴子は噂通りのしっかりとした歯ごたえでした。 特筆すべきは〆さばの締め具合、これが老舗の仕事ですね。出し汁付けのいくらも程よい塩梅で、ぷりぷりの食感も楽しめます。 回転寿司で食べると後で喉が渇いてしょがないですが、此処ではそれはありません。頂いたのは…合計で3,990円でした。 また来ます! ボタン海老 ヒラメ マグロ シメサバ 青柳 穴子 鉄火巻 干瓢巻 卵 追加で だし付けいくら コハダ #20181002 #3,990
ランチの前に、小肌、赤貝、青柳を造って貰い、軽くビールで喉を潤す。お通しは青柳の紐のぬたである。青葱の歯切れの良さと貝ヒモのしぶとい歯応えの取合わせが妙である。 小肌はこの店の売りなので申し分ない。酢を感じさせず、それでいてしっとりとしている。皮と身の一体感はどうして出てくるのか。 赤貝も貝から既に取り出してガラスケースに並んでいたが、弾力と艶に時間経過を感じさせない。何か仕事が施されているに違いない。まあ、素人は美味い美味いと食べれば良いのである。 旬の青柳は、温んだ春の砂浜の海水の照り返しを思い出させる。ほら、小さい頃に行った潮干狩りを思い出して欲しい。東京湾の木更津で採れる青柳はこんなに大振りではないが、美味い美味いと食べれば産地は何処でも良いのである。 そしてビールを二本空けたところで、握りランチを所望する。 初っ端は、鮪の赤身である。私はプリッとしていて少し鉄分を感じる味を好むのだが、この店の寿司は魚をただ切って握っているようには思えず、何か柔らかにする工夫がなされているようだ。 間髪を入れずに出てきた鯛の歯応えには驚いた。鯛独特の跳ね返すような弾力は抑えてあって、絡みつくようなセクシーさとほのかな甘みを感じる。これは浜に揚げてから故意に時間を置いてあるに違いない。 身の厚い鯵の握りを口に入れて、微苦笑した。一般に鯵の握りといえばアサツキと生姜おろしを載せているのだが、この店はそういうことをしない。噛んでいると少し生姜を感じる。生姜をネタの上に載せると、それが強すぎてネタの味を損ねてしまう。そして、この鯵の握りだけは大将がムラサキを握りへ仕込んである。生姜も醤油も店側に完全にコントロールされているのだ。 ステーキ屋などで味付けはご自分で好きなようにどうぞという店があるが、素人に味付けができるのか甚だ疑問である。高級焼肉、高級すき焼きの店は、確かに仲居さんが箸を使って頃合いをくれる。美味いと言わせるにはそれなりの技量が必要なのである。 閑話休題。生の縞海老は二本を海苔の紐でまとめてシャリに載せてある。この海老、甘海老より身の締まりがよく、味も比較的甘くない。後で調べてみるとキロ単価が恐ろしく高いことを知り、何気なく食べてしまったことを悔やんだ。なあに、自分の味覚よりお値段に平伏してしまうのだ。 平貝は冬から今月くらいまでが旬で、もう名残りの食材と言えるかもしれないが、貝好きなので美味い美味いと言葉を繰り返す。 そして、煮詰めを垂らした穴子が出た。割と細身で、連れには尾の部分、私には腹の部分。どちらが美味いかクイズを出す。答えは、運動している尾の身が美味いと自信たっぷりに話したが、これはヨタである。鰻も穴子も全身をくねらして泳ぐので、何処の部分も同じだと思う。鯨の場合は尾の身が美味い。 さて、鉄火と干瓢の巻物と、卵焼きを合掌作りの屋根のようにシャリに被せた握りでコンプレッションである。この鉄火には半分がトロを使っていて、最後まで目を丸くする仕掛けがある。驚いたので卵焼きの味の記憶は飛んでしまった。 美味い美味い。また来ます。 以下は、ボーナスパック。興味のある方だけお読み頂きたい。 昼下がりの店は常連さん1名と我々の計3名。アルコールが入っているので、カウンターの向こう側の大将も加わって雑談大会となる。 まず、大将から常連さんへ赤い袋に入った粉状のブツを小皿に分けて出す。小皿の粉を摘んで客は口に入れ、う〜んと唸る。白い粉だと物騒な話になるが、中身は「レッド・アイ」という唐辛子である。 https://shop.yawataya.co.jp/category/BIRDEYE/2525.html 常連さんの言うには、辛さには「スコヴィル」という単位があるそうで、有名な「ハバネロ」は30万スコヴィルだそうだ。何倍の水で希釈したら辛さを感じなくなるかの数字なので、ハバネロ1グラムは、30万グラム、つまり、300リッターの水で薄めれば辛くなくなるという計算だ。ちなみに、タバスコは1000から3000スコヴィルで、タバスコ・ハバネロソースは7000から8000程度である。 なんで、寿司屋の大将が常連さんに唐辛子を分けていたのか、わけは訊かなかった。 この店は店内の写真撮影は禁止なので、入店の証拠として箸袋を持ち帰って撮影したが、そもそも食事中に箸を休めて撮影するというのはマナーとして如何なものか。また、握り寿司などすぐに食べないと味や舌触りなどが変化してしまう。食べる時は食べることに集中すべきではないか(自分のことは棚に上げて書いております。)と書きつつ、昼間かお酒を飲んで、くだらない話を大声で交わす輩には、そんなことを言えた義理ではない。