【鯛出汁香る白銀スープに心奪われる至福の一杯】 23/02/01 ★★★★☆ {4.0} #ラーメンアーカイブ 銀笹 塩ラーメン 850円 半鯛飯 250円 ※価格は来店当時のものです。 銀座の路地裏に佇む隠れ家ラーメン店「麺処 銀笹」で、看板メニューの銀笹塩ラーメンをいただきました。ラーメン好きの間でも「上品な和の一杯」が楽しめると評判の名店。 黒を基調とした和風古民家調の外観は落ち着いており、店内に一歩入ればカウンター席が中心のこぢんまりとした空間ながらどこか小料理屋を思わせる雰囲気です。ラーメン店特有の慌ただしさがなく、店員さんの丁寧な接客も相まって、静かに一杯を楽しめる居心地の良さがありました。 待つこと数分、念願の塩ラーメンが運ばれてきました。ふわりと漂う魚介出汁の香りだけで期待値が高まります。澄んだ黄金色のスープを一口啜れば、鯛や金目鯛など魚介の旨味が凝縮された繊細な味わいがじんわりと広がり、その上品さに心奪われました。塩味はまろやかで全く角がなく、スッと体に染み入るような優しさです。麺は中細ストレート麺で茹で加減は程よく、しなやかなコシと喉越しの良さが際立ちます。スープとの絡みも抜群で、一体感のあるハーモニーを楽しめました。 トッピングも秀逸でした。バーナーで炙った香ばしい大判チャーシューは、口に入れればホロリととろける柔らかさ。脂身の甘みと炭火の香ばしさが相まって、一口ごとに幸せを感じる絶品です。さらに白身魚のつみれ団子が2つ入っているのも銀笹ならでは。ふんわり上品な海老の風味が練り込まれた鯛つみれで、優しいスープに彩りを添えるユニークなアクセントになっていました。途中で備え付けのアオサ海苔や揚げネギの薬味を加えれば、磯の香りと香ばしさがスープに溶け込み、味変も楽しめます。最後まで飽きさせない工夫が嬉しい一杯でした。 今回はラーメンと一緒に名物の「半鯛飯」も注文しました。ホカホカの炊き立てご飯に鯛の旨味がしっかり染みこんでおり、それだけでも上品な美味しさです。ラーメン丼には注ぎ口が付いているので、食べ終わりに残ったスープをご飯に注げば鯛茶漬けの完成。スープと鯛飯が渾然一体となり、まるで料亭の締め料理のような贅沢な味わいへと昇華しました。これはまさに至福の締めご飯です。なお、銀笹には塩以外に白醤油ラーメンもあり、焼きおにぎりや日本酒まで用意されています。和の趣向を凝らしたラインナップで、次回訪問時には醤油ラーメンや焼きおにぎりもぜひ試してみたいと思いました。 スープの一滴まで余すことなく味わい尽くせる、心も体も温まる最高の鯛塩ラーメン、いただきましたー #銀座グルメ #路地裏グルメ #鯛ダシの魔法 #隠れ家和風ラーメン #シメの鯛茶漬け #炙りチャーシュー最高 #鯛塩のコク #いただきましたー
駅から近い
禁煙
ランチ営業あり
おひとり様OK
丁寧な和の技が光る、鯛飯と味わう絶品塩ラーメンの隠れ家
新橋・銀座エリアの路地裏にひっそりと佇むラーメン店。ここでは、和食で長年修行を積んだ店主が心を込めて作る塩ラーメンと、名物の鯛飯が味わえます。バーナーで炙った大判チャーシューや上品な海老風味の鯛つみれをはじめ、鶏・豚と魚介の旨味が重なる濃厚かつキレのある塩スープが特徴です。細ストレート麺やモチモチの麺がスープとよく絡み、トッピングのアオサや焦がしネギで味変も楽しめます。おすすめの食べ方は、まずはラーメンをそのまま、薬味を加え、次に鯛飯を。最後は丼の注ぎ口からスープを鯛飯へかけて鯛茶漬けとして味わうコース仕立て。ラーメンから最後の鯛茶漬けまで、和の繊細さと食べ応えが調和した贅沢な一杯です。























