新橋駅近くの内幸町に「旧ヤム邸」さんが出店されていることを知り訪問しました。店名は『旧ヤム邸 やくぜん堂』。 「旧ヤム邸」と言えば、大阪発のブームを牽引し続けるスパイスカレー界屈指の名店です。 「スパイスカレー」とは、小麦粉を使ったルウやカレー粉などを使わずスパイスをブレンドし、多彩な具材を自由に組み合わせた、日本独自の料理とされています。 1980~90年代に大阪で創業した専門店がルーツといわれ、30年の間に多くの店が誕生して独自の進化を遂げてきました。 そんな大阪のスパイスカレー界で、2010年頃から本格的なブームを築いた店の代表と称される「旧ヤム邸」さんは、現在大阪市内に3店舗、東京都内に2店舗を構えています。 私は大阪の「旧ヤム鐵道」さんと、下北沢の「旧ヤム邸シモキタ荘」でスパイスカレーをいただいたことがあります。 こちらの『旧ヤム邸 やくぜん堂』さんは、西新橋の「日比谷フォートタワー 1F」に出店されていました。イメージとは違い「日比谷バル」のフードコートにありました。 まずは店頭でオーダー。カレーメニューは『スペシャルあいがけプレート』の1種類のみ。ここでお会計を済ませると、フードコートでよく見かける呼び出しベルを手渡されました。 私は『9月のカレーメニュー 1,100円』に『温玉 100円』トッピングで注文。ベルが鳴ったらカウンターへ取りにうかがうセルフスタイル。受け取ったカウンターの横には、自由にかけて良い5種類のスパイスが置いてありました。 【スペシャルあいがけプレートの内容】 ・ジンジャーチキンカレー ・爽やかライ厶ポークマサラ 大きめの和皿に盛られた色鮮やかな旧ヤム邸スパイスカレー。お皿の中央にはジャポニカ米の黄色いターメリックライス。アチャールも添えられています。 まずは「爽やかライ厶ポークマサラ」から。白きくらげとクコの実が入った爽やかなカレーです。三枚肉のポークがゴロゴロ。ポークは柔らかく煮込まれています。 「ジンジャーチキンカレー」は、ジンジャーの風味が効いた深い味わい。温泉卵を割り入れるとマイルドな味に変化しました。 後半はアチャールを混ぜ込んで美味しく完食です。 店頭には、忙しいビジネスマン・ウーマンたちが、すぐにオフィスに持ち帰れるよう大量にお弁当が積み上げられていました。近所の会社員たちは、オフィスで旧ヤム邸のカレーが食べられるなんて贅沢な環境ですね!
体に嬉しい本格スパイス薬膳カレーと彩り野菜で心も温まるランチスポット
日比谷フォートタワー1階のフードコートにある新装オープンの薬膳カレー店。注文は券売機でスムーズ、席で呼び出しベルを待つ間にスパイスバーで好みのスパイスを選ぶユニークな体験ができます。ターメリックライスに添えた鶏と野菜たっぷりのキーマ、具材豊富なスープカレーなど季節に応じたメニューが魅力。辛さ控えめながら、スパイスの風味がしっかり効いており、香りや味の多彩な組み合わせで最後まで味変を楽しめます。サラダやピクルスなど副菜も充実し、野菜の摂取もバランス良くサポート。バリエーション豊富なカレーで、毎回違った味わいを楽しめるのもポイント。遅めのランチタイムは空いており、ゆっくり楽しめるお店です。























