高級老舗には見えない外観ですが由緒あるお店(3万円) 『ほぼ』2.5万の握りのコースに一品がついた形。大振りな握りなので結構量があります。江戸前の定番的なメニューが特に美味しかったです。 写真が取れないので食べたのもはメモに残しました 硬め炊きの米と口解けの良い握りが印象的で技術の高さが伝わります。言われている通り酢は強いですが当然バランスは取れています 特にさより、小肌は過去一レベルの美味しさでしたがコスパはいいとは言えないかな 以下提供内容(*は+5000円でついた一品系、特に美味しかったのは◎) 先付けしらす:鬼おろしとみょうが *鯛刺身:厚切りで浅めの昆布締め *蛸、ほたての刺し身:おろしとかにつけてるのか柔らかい蛸、ほたては芯のみで甘くて美味 *酢牡蠣:甘みあり、細かな仕事がはいってそう *◎炙り鰤刺:脂のりのりで絶妙な炙り *のれそれ:柔らかい酸味の汁もの *あんきも:柔らかくて甘い。プリンみたい ◎さより、すみいか、春子鯛、赤身、◎トロ、大トロ、◎小肌、◎赤貝、アジ、たいらぎ(磯辺)、◎イワシ、◎はまぐり、海老、うに、赤貝ひも、◎穴子
口コミ(58)
オススメ度:92%
口コミで多いワードを絞り込み
「良いお鮨屋さんだなぁー」としみじみ思い、お客さんの感じやお店の感じや大将の話とか、なんとなく全てが昔の良き日本が詰まっているような気がして心躍った。 はっきりした考えの大将からは愛情深さが見え隠れ。良いもんはいい、悪いものは悪い、はっきりしている姿が清々しく、そんな大将が握るお鮨もスッと筋が通っていた。 特に車海老。私はお鮨の車海老がたいして好きではない。そんな私が初めて車海老に感激。絶妙な火の通り具合で甘さが爆発、しかも柔らかい。あんまり車海老が好きではないけれどここの車海老はとってもおいしかった。 それに赤貝や煮蛤、、貝、、最高か! 大きな貝の膨らみにちょうど収まる赤酢のシャリ。これはこれは贅沢。そしてそんなシャリに私もなりたいなんぞ考えながら眺めていた。 煮蛤の貝の旨みとツメの旨味、忘れられぬ。 ひらめ すみいか 赤身 鮪 小肌 赤貝 かすご 鰯 煮蛤 えび うに 穴子 玉子 追加 赤貝 煮蛤
新橋にあるお鮨屋さん 新ばししみづさんに伺いました。写真は禁止なので看板だけ撮りました。 酸が強い赤シャリと前評判を聞いていましたが、ネタの旨みが強いせいか全く気にならずただただ美味しかった。 この日はおまかせでおつまみと握りをお願いしました。
#20220615 初めの一貫で、 やっぱり高柿さんの修行店は此処だと確信した。 再現されてたんだなぁ。 **** コロナ禍前、水天宮の「高柿の鮨」の御鮨に魅入られて、定期的に訪問していた。 彼が握る貝や穴子、赤貝は絶品だった。 鮨酢の香り漂う静寂な店内は、ある意味寿司に集中出来たので、彼の好不調がよくわかり面白くもあった。特に彼から聞いた訳では無かったが、「しみづ」が修行店だとおぼろげに思い込んでいた。 **** 「しみづ」さんの赤酢のシャリ、 酢がかなり効いている。 高柿さんよりかなりきつい。 こう言うきつめの酢の効いたシャリは最近好みで無くなって来ていたが、一貫頂くと高柿さんを思い出した。 店内に漂う寿司酢の香りが神聖な気持ちを高めます。 ・静寂の店内〜高柿さんと全く同じ ・暖簾の形も ・店の作りも ・弟子の坊主頭と雰囲気まで 一番弟子は一瞬高柿さんかと思ったくらい。思わず笑みがこぼれたのが自分でも分かった。 ・お釣りのピン札とピン硬貨も。。。 高柿さんの原点はやっぱり此処だったんだなぁと確信した。 面白いほどそっくりでした。 違うのは弟子が四名いる点ぐらい。 親方は四人の弟子に静かに指示を出します。 目配り素晴らしい。 スタート前、まずは付け台を拭く様指示。 そして、握る直前にも再度指示。 山葵は擦って皮の硬めな部分をとって捨てると言う細かい心使い。 女性には車海老を半分にカットで、提供の心遣いも。 客層もバラエティ 一見の夫婦、 河岸の知り合いの二人組、 二人組はノンアルコールビールを飲んでいたが、私も含めて誰もビールを飲んでいなかった。 珍しかったのは 私の右の席の女性。 遅れてきたボーイッシュな若い女性❣️ 彼女がつまみから始め、常連であるのがよく分かったが、 お酒でなくミネラルウォーター、 其れもお代わり迄して、 食いっぷりも豪快 写真は勿論撮らないが、メモを細かく取っていたのはライター? 決して客には全く媚びない店主だが、 これ程までにバラエティに富んだお客を惹きつける魅力は何処にあるのだろうか。 ■本日の注文 本日のお任せ@13,000 ⒈マコカレイ〜石巻産 ⒉アオリイカ ⒊赤身 ⒋中トロ ⒌鰯〜頭の方◎ ◎ こんな仕事は初めて 鰯の臭さが全くなく、よく締められていて美味しい。後で追加して見よう。 ⒍煮蛤 ⒎鰹 ⒏鯵 ⒐北寄貝○ 非常にみずみずしくジューシーに感じる ⒑かすご〜かなり強く〆られている。 ⒒車海老 ⒓雲丹~素晴らしい甘味が広がる。 潮汁 三つ葉とふのり? ⒔穴子◎◎〜塩と煮詰め(一貫を半分) 穴子は全く期待してなかったが、 塩の滑らかさとその旨味を高め方、 煮詰めは舌の上で繊細に広がって、穴子は柔らかくざらつきを感じるギリギリのところで止まる。煮詰めも美味しいのだろうが、穴子の旨味って本当はこうだったんだ❣️ ⒕薄焼きのたまご~これで一通り 追加 ⒖煮烏賊〜肉厚 ⒗鰯〜尾の方○ ⒘干瓢まき◎ 寛平のジューシーさとシャリの軽さのバランス。どうやったらこんなに軽く巻けるんだ? 水天宮の高柿さんでも、よく感じたその日毎の仕事のバラツキ、何時も完璧で無いのが人間らしいと思ったが、師匠のしみづさんでも、鰯の仕込みは高難度の技なのだろう。 一貫目の鰯の旨さに感動して、普段だったら同じものは追加しない自分が追加してしまった。 一貫目は身の頭の方、 二貫目は尾の方でした。 一貫目で感じた〆具合、鰯の脂と酢と塩のバランス素晴らしさ。 一貫目で感じた美味しさは2巻目では再現されて無かった。尾の方の脂分の違いが影響だろうか?バランスが崩れていた。 勿論かなり旨いが、一貫目の仕上がりが良すぎて鳥肌がたったのに。。。 鰯みたいな青魚をこんなレベルに仕上げる技術に感動していたが、しみずさんレベルでも鰯の仕込みは難しいのだろう。 鰯の脂の乗りの見極めって難しいのだろうと思った。 デザートは種を処理したさくらんぼ二個でしたが、種を処理する心遣いにも感心した。 15,400
予算:20,000〜25,000円 ■アクセス JR新橋駅から徒歩3分 ■外観・内観 細い路地を入ったところにあり、少々注意が必要。 店名が描かれた青い暖簾が目印です。 店内はカウンターのみの簡素な作りとなっており、余計なものがない洗練された空間。 ■訪問回数 初めて ■用途 ランチ ■メニュー 常連の方に連れてきて頂き、初のしみづさんになります。 写真撮影禁止とのことで、外観のみ撮影しております。 (貸切会であれば撮影可能とのこと) いわゆるお鮨の有名店ともなれば、お任せのコースに何貫か追加をするスタイルが主流ですが、しみづさんでは食べたいものを自由に注文が可能。 お店の主張を押し付けず、フレキシブルにお客さんと向き合っている印象を感じとります。 基本的には常連さんの知人にお任せをし、最後に数貫ほど追加をしました。 この日頂いたお料理は以下の通りです。 つまみ ・タコ刺し ・赤貝 ・ホタルイカと氷魚 ・貝の串焼き ・金目の炙り 握り ・かすご ・さより ・とり貝 ・きす ・赤身 ・中トロ ・アジ ・小肌 ・ウニ ・海老 ・アオリイカ ・穴子 ・かんぴょう ■味や接客の感想 赤酢がしっかりと効いたシャリが特徴的な握りとなります。 やや硬めに握られており、食べ応えも充分。 個人的には好みのスタイルです。 ここからは印象に残っているお料理について、感想を記載します。 ・ホタルイカと氷魚 こちらはつまみの一品。 ホタルイカと氷魚をボイルし、なんとオリーブオイルで仕上げている面白い一品。 これがまたよく合い、お鮨屋さんでこのような味に出会えることに驚き。 ・かすご ポーションが大きく、肉厚なかすご。 熟成などはかけていない筈ですが、ネタの味が濃く表現されています。 ・小肌 きっちりと締められた小肌。 こちらも身がしっかりとしており、程よい弾力があります。 シャリ自体も赤酢が効いているので、全体として酢の効きが強いかと思いきや、コハダの旨味とうまく調和して絶妙なバランス感覚を保っています。 ・ウニ 産地や品種などは聞き忘れましたが、おそらくムラサキウニでしょうか。 甘みが非常に強く、他店ではなかなか食べられないクオリティでした。 ウニをお代わりするかどうか、かなり迷った程です。 ・穴子 この日1番好みだった握り。 片方は塩で、片方はツメで頂きます。 とてもふっくらと仕上げられていて、旨味の広がり方がものすごいです。 素材の良さもさることながら、丁寧な仕事を感じる握りです。 出てくる握りがどれも素晴らしく、終始しみづさんの技に魅了されたひとときでした。 次は夜にお伺いして、日本酒を色々と頂きながら楽しみたいです。 ご馳走さまでした。