【 #赤坂の夜 移りゆく四季と伝統文化を味わう、至高の日本料理!】一年ぶりに!四季折々の旬の食材、伝統の技にオリジナリティを加えてた料理の数々は、盛り付けと器の美しさには眼を奪われます!そして、チーム荻野のおもてなしの心に触れること出来るお店です! 今月のテーマは「お盆」! 「盆棚」という先祖様をお迎えする祭壇に見立てたプレゼンテーションからスタートです。 此岸に帰ってくるときは早く来られるように精霊馬を「胡瓜」、彼岸に戻られるときは名残を惜しみつつゆっくり行くために牛を「茄子」で、道に迷わないように提灯に見立てた「鬼灯」、極楽浄土の願いを込めた「蓮の葉」です! こういう説明があると、提供される料理の意味合いやより一層深みが出てきますね〜 さぁ〜夏の懐石料理を頂きましょう! ◆葡萄酢のジュース 夜空に咲く、華やか花火を彩る盃で頂きます! 先ずは、プレモルの生で喉を潤します! ■すり流し 枝豆を使った清々しく涼感のあるすり流しは、具材は生湯葉、赤雲丹と豆のスプラウト、彩り穂紫蘇を散りばめて! 甘みのある枝豆と出汁は、夏にぴったりで心身共に潤いますね〜 ◆而今 純米吟醸 八反錦 火入(三重/木屋正酒造) フルーティな香り、柑橘系のような濃厚な甘味と酸味の調和が素晴らしい銘酒です! ■お凌ぎ 何やら、趣向を凝らした演出を! 上に置かれた蓮の葉、中の潤菜を料理の器に流し込みます! 器の中には、サッと湯掻いた車海老、黄色輝く石垣貝、野菜はずいき(里芋の葉柄)とフルーツトマトですね〜 氷に見立てたトマトを濾過して作ったゼリーは爽やかでスッキリ、これまた、蒸し暑い夏の夜にはぴったりです! ■碗物 夏と言えば、鱧! 熊本天草産の黄金鱧と言われる天然の逸品! 丁寧に骨切りした鱧は、艶やかな見た目に、皮が薄く肉厚! 豊かな旨味の鱧を、削り鰹の一番出汁で頂くお椀は、格別ですね〜 ◆而今 純米大吟醸 名張(三重/木屋正酒造) 上品な香りが広がり、山田錦の甘みと、このジューシーな飲み口です! ■お造り三部作 ・三陸沖、旬のオコゼのお造り! 引き締まった身に、皮、何と、浮袋と肝までとオコゼ尽くし! 自家製ちり酢(ポン酢)のゼリーがけで頂く、河豚のてっさを超える美味しさです! ・炙り鰹! 藁の香りを纏った、脂がしっかりのった鰹は、葱、生姜や茗荷の入った塩だれで頂きます! ・アオリイカ 三重県志摩のアオリイカ! 見た目はわらび餅のよう(笑)、目の前で擦り上げた香ばしい胡麻の香りが漂います 匠の包丁入れにより、アオリイカそのものは、甘くねっとり食感へ! ◆仙禽 × UNITED ARROWS UA打ち上げ花火 夏の夜空に打ち上げる花火をイメージしたスパークリング酒です! ■鮑素麺(巻頭写真) おぎ乃の夏季限定(6-8月)、スペシャリテ! 上には蒸し鮑、周りは生鮑の擦り流し、中には三輪素麺「神杉」。 磯の香り漂い、身は柔らかく肉厚の鮑、何とも言えない味わいの鮑の擦り流しをたっぷりつけて頂く、しっかりとしたコシの超極細素麺、絶品です! これはまさに神旨!ですね〜 ◆十四代 中取り 超極 純米大吟醸(山形/高木酒造) 大好きな銘柄、フルーティな香りに少し甘めの味わいは極上の逸品! ■夏の八寸 最近揃えたという茶道具にのせられた料理の数々、 ・能登のもずく酢は、しっかりとした歯応えが秀逸! ・白ワインで蒸した無花果に、胡麻入りの白味噌和えは上品な甘さが抜群! ・とうもろこしのすり流しは、「とうもろこしの王様」のゴールドラッシュ、「畑のスウィーツ」の白いシャイニングコーンの生粒がトッピング!最強の組み合わせはまるで極上のフルーツよう! ・ほうずきの中にはシャインマスカットに豆腐ソースの白和え ・柔らかな蛸しゃぶには甘酸っぱい梅酢のソースがけ ・香川県オリーブ牛のヒウチと京都の賀茂茄子のすき焼き風は、トロけるような柔らかでジューシーなお肉が最高です! ■シルクスイートの天ぷら 焼き芋にしてから揚げたというシルクスイートは滑らかな食感で、焼くことで甘さが際立ちますね〜 ◆加茂錦 Ogino Edition(新潟/加茂錦酒造) 若き杜氏、田中悠一氏が醸す大吟醸酒をおぎ乃エディションとして提供! (コメント欄に続く) #移りゆく四季と伝統文化を味わう日本料理 #匠の技をベースに唯一無二の料理 #おもてなしの心 #チーム荻野の素晴らしさ #赤坂おぎ乃 #リピートしたいお店 #ご馳走様でした #私が応援したいお店
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日本料理の名店で研鑽を詰んだ荻野氏が、旬の食材を最大限に活用し、季節感を重視した極上の日本料理を提供する。 店主の荻野聡士氏は京都の名店「嵐山吉兆」や「銀座小十」「銀座奥田」などの名店で修行を積み2020年東京赤坂に「赤坂おぎ乃」を独立開業。 開店以降コロナ禍を乗り越え、その卓越した技術と料理への情熱は美食家の心を捉え、今や予約の取れない人気店となっている。 今回、常連さんに有難くお誘い頂き初訪問。 白木のカウンターが眩い明るく清潔感のある7席のみの店内。 料理はおまかせコース一本。 荻野さんからの挨拶と料理の説明を受け、さらに期待が高まったところでコースがスタート。 ----------------------------- 6月のは「夏越しの祓」の伝統的儀式「茅の輪くぐり」を夏の始まりのテーマとして料理が始まる。 半年間の穢れを祓い清め、残り半年の無病息災を願いに込めて、小さな茅の輪から手を伸ばして盃を手にする。 ▪️赤紫蘇のジュース ・赤紫蘇の果汁を搾ったジュース 〇 プレミアムモルツ ▪️とうもろこしのすり流し ・愛媛の赤雲丹添え ・枝豆の屑豆腐 ▪️夏野菜の和え物 ・車海老添え ・出汁の中に山葵とすだち醤油 ・氷に見立てたトマトのゼリー ・熊本の赤茄子 ▪️お椀 ・毛蟹の真蒸 ・ずいき ・柚子の花と皮 ・鰹の一番だし 〇 磯自慢 純米吟醸 ▪️お造り ・いさき 神経締め熟成 ・1枚はそのまま、もう1枚は熱した鉄棒で香ばしさを出したもの ・アオリイカ ・包丁の切れ目を細かく入れ甘くねっとり ・すだち&塩,醤油 ▪️熊本天草 黄金鱧のおとし ・わさびと梅肉 ▪️平貝の貝柱 ・炭で香り付け ・煎りたての胡麻 ▪️和歌山那智神楽の本鮪 ・中トロと大トロ ・備長炭で香り付け ・自家製海苔の佃煮 ・細かく刻んだ長芋 ・黄身醤油 ▪️蒸し鮑そうめん ・鮑のすり流し ・超極細のそうめん神杉 ▪️八寸 ・筏に新緑があしらわれた水辺のイメージ ・フルーツトマトのお浸しとじゅん菜 ・能登のもずく酢はしっかりとした食感 ・蛸と小豆を甘辛く炊いたもの ・揚げたアボカドに豆腐のソースの白和え ・但馬牛ヒウチの焼きしゃぶとホワイトアスパラガスのソテー ・煮穴子と蓮根の餅 〇 今西 純米酒 備前雄町 ▪️シルクスイートの天ぷら ・焼き芋にしてから揚げたもの ▪️長野県天竜川の鮎 ・成魚の塩焼き ・胡瓜の甘酢漬け蓼の葉添え ・鮎のおしりを少し上げて焼くことで、頭は唐揚げ状、お腹は塩焼き、おしりは干物状になる様に焼き方を変えている ・手で持って3口で部位ごとの焼きの違いを楽しむ ・鮎の苦味と相性が良い黒ビール ▪️太刀魚の天ぷら ・炭火で炙った賀茂茄子 ・すじ青のり ・餡かけ ▪️鰻丼 ・炊きたて白ご飯 ・漬物 ・味噌汁 ▪️とうもろこしとキンキの炊き込みご飯 ・万願寺とうがらし ・キンキの脂でご飯をコーティング お代わりで鯛茶漬けやご飯のお供も沢山出してくれるがお腹が一杯で断念。 ▪️水無月胡麻豆腐 ・黒蜜 ・大納言を炊いたもの ▪️天使音(あまね)マスクメロン ・世界一美味しいと言われるマスクメロン ・ココナッツのシャーベット 季節感を取り入れて見事なまでに料理として具現化する。 伝統的な技法と季節の恵みが融合した料理は、単なる食事ではなく、芸術作品のように美しく、味覚だけでなく視覚や嗅覚など五感を刺激する。 日本料理の真髄。 開放的な調理場の臨場感を味わいながら季節を感じつつ料理を嗜み、最高の時間を過ごせる至福の場所。 季節ごとに何度でも訪れたくなる。
「赤坂おぎ乃」さんで夜ご飯。 食前酒から最後のお茶まで全部美味しい‼︎ 大将は相変わらず爽やか。 2024.9.16 20:30訪問
「赤坂おぎ乃」さんで夜ご飯。 食前酒から最後のお茶まで全部美味しい‼︎ 大将は相変わらず爽やか。 2024.5.29 20:30訪問
念願叶って京子さんにお連れいただいた 赤坂おぎ乃さん。 お誘いを頂いて10ケ月後のことです。 みさとさんもご一緒しました。 カウンターのみのお席に 私以外は常連さま。。。 この時は4月。 テーマは桜で 途中から夜桜のお花見を見立てたお料理。 桜味のまったり感を感じるにごり酒から始まる。 冷たい茶碗蒸し えんどうまめが甘くて冷たくて デザートの様。 雲丹に出汁が染みて美味。 春蘭 春の素材と海の幸が 林檎酢とお出汁のゼリーの融合。 車海老のぷりっとと生の鳥貝の歯応え、 大ぶりの赤貝にふきのとうの苦味が なんとも良い感じ。 お椀 蛤の潮仕立て お塩は一切使わずにお酒と蛤からの旨みと 甘味のお汁。 途中から海苔を入れて二度楽しむ。 甘鯛アオリイカ 桜の香りにつるんとねっとり。 本鮪炭火炙り 塩釜の本鮪の中トロに ほんのり備長炭の香りを移し香ばしく 仕上げ、 上には自家製の海苔の佃煮に 細かく刻んだ長芋に黄身醤油で いただく。 愛媛の鰤を神経〆して4日間熟成。 ゴマの香ばしさとぶりの脂と甘み。 ちらし 上に煮穴子とじゅんさい 酢飯には叩いた山椒の葉とわらび等の 春のお野菜が入る。 めぬけの味噌幽庵焼き筍 結構な甘味の味噌と山椒が めぬけの旨みを増す。 夜桜に見立てた八寸 白魚の卵〆 鯛の子のうま煮 うどのきんぴら ホタルイカ 穴子の稚魚 そら豆と煎餅の粉 焼きホワイトアスパラと自家製からすみ あわふくの照り焼き シルクスィートの焼き芋の天ぷら とうば豆腐と肉のわらび巻き とうば豆腐とは揚げ出し豆腐のことです。 故に なんて贅沢な揚げ出し豆腐なんでしょう! お肉もランプなのに柔らか しっとり。 香り高い鰹節と筍のてんぷら ご飯もの 桜マスと新玉葱の炊き込みご飯 鰻 超バリバリふっくらとろける ご飯の上にじゃこ・金平牛蒡・鮪・ 卵黄 甘味 奈良の苺古都華とうぐいすあん 桜アイスのモナカと白玉 どれも手の込み方が半端ない。 溜め息と感動の連続でした。 そして久しぶりに緊張して 背筋がピンと伸びました笑。 大将がお料理の説明をされた後に 「どうぞ」と言われるのですが それに輪唱する様にスタッフが 「どうぞ」と。 その掛け声が何度聞いても 心地良いものでした。 私自身では予約の出来ないお店の 貴重なお席を ありがとうございました。 #赤坂グルメ #予約困難店 #東京グルメ