割烹船生@本所吾妻橋! 美味しい料理にはそれなりの理由がある。 最も端的に言ってしまえば、素材(食材)の良さと料理人の技術である。 煮物にふりかける胡麻のひとつぶ一粒でも、そこに違いは大いに出る。 やはり質の良い胡麻は、粒がぷっくりしており香りも高い。さらに、料理人が手間暇を惜しまずに丁寧に煎った胡麻は、段違いに香りも食感も良くなる。 ただ、一部の高額料理店の人気に拍車が掛かり、若い料理人たちがこぞって高級なプレミアム食材を追求し始め、2万円、3万円といったコース料理が当たり前という状況を見ると「何でもかんでも高級食材を使って、高い値段を取るのも如何なものか…」とも思ってしまう。 これは、食べる側にも大いに責任がある。 SNSなどで目立つ為の虚栄心や、インスタ映えなどを意識し過ぎる余り、本来「食」を楽しむにあたりあるべき「旬」や生産者や料理人の「創意工夫」・「技術」を見落としがちになって来ているのではないか? 食べる側が食材の旬や、生産者や料理人の創意工夫といったものをおろそかにする余り、「プレミアム食材」こそ正義といった風潮が出来上がりつつある。 そのおかげで、春夏秋冬いつでも霜降り肉や高級マグロに雲丹やトリュフがこれでもか!と乗った料理が毎日のようにSNS上を賑わせている。 日本の国酒である日本酒の世界でも、杜氏制を否定し、365日通年醸造する酒がプレミアム日本酒とか言われている。 非常に嘆かわしい。 割烹船生さんは、リーズナブルな価格で旬の食材を技術で食べさせてくれる割烹店である。 旬には、「走り・盛り・名残り」がある。 走りは、まだ少し早いが初物の有り難みがある。 盛りは、文字通り旬の盛りでその食材の栄養価も最も高く、美味しい。さらに、沢山とれる時期と重なる事から値段もこなれて安く頂ける。 名残りは、旬の最盛期の終わりを惜しみつつ、また次の季節への移ろいを感じながら頂く。 京都で早い時期の松茸の土瓶蒸しをいただくと、鱧(ハモ)が入っている。 これは名残り鱧と呼ばれて、晩夏から初秋の移ろいを感じる事が出来る古くからある料理だ。 食べる側にも、旬を感じる事ができる最低限の教養と感受性が必要という事だ。 どんなに美味しくても、ボクはクリスマスに高いお金を払ってスイカを食べたいとは思わない。 身体を冷やす作用のあるスイカを寒い時期にわざわざ食べる必要がない。 割烹船生の料理のように、最も安く美味しい頃合いの食材を使って、上手に構成された料理に出会う方が、よっぽど自然の理にかなっているだろう。 #ひさみ愛 #お誕生日おめでとう #二郎の旬はいつ? シルバーウィークキャンペーン
Akira Sugiharaさんの行ったお店
-
おにやんま
五反田駅 / うどん
- ~1000円
- ~1000円
-
アシエンダ デル シエロ
代官山駅 / メキシコ料理
- ~2000円
- ~4000円
-
肉の大山 上野店
上野駅 / 洋食
- ~1000円
- ~2000円
-
銀座 朧月
銀座駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
-
カナルカフェ
飯田橋駅 / カフェ
- ~3000円
- ~5000円
-
鶯谷園
鶯谷駅 / 焼肉
- 営業時間外
- ~6000円
-
神田まつや
淡路町駅 / そば(蕎麦)
- ~1000円
- ~2000円
-
新橋 纏
新橋駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
-
青島食堂 秋葉原店
秋葉原駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
-
生粋
末広町駅 / 焼肉
- 営業時間外
- ~10000円
-
カフェ アクイーユ恵比寿
恵比寿駅 / カフェ
- ~2000円
- ~3000円
-
ジャポネ
銀座一丁目駅 / パスタ
- ~1000円
- ~1000円
-
もつ焼き 大統領 支店
上野駅 / 居酒屋
- ~2000円
- ~3000円
-
ロウリーズ・ザ・プライムリブ 恵比寿…
恵比寿駅 / ステーキ
- ~5000円
- ~15000円
-
麗郷 渋谷店
渋谷駅 / 台湾料理
- ~2000円
- ~4000円
-
下町バル ながおか屋
上野広小路駅 / スペインバル
- 営業時間外
- ~4000円
-
田中そば店 秋葉原店
末広町駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
-
ひみつ堂
千駄木駅 / 甘味処
- ~2000円
- ~2000円
-
自家製麺 伊藤
赤羽駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
-
鳥竹総本店
渋谷駅 / 焼き鳥
- ~2000円
- ~4000円