予算:45,000円 ■アクセス 東京メトロ南北線・麻布十番駅より徒歩3分 ■訪問回数 初めて ■用途 知人とディナー ■概要 西麻布の名店「すし通」さんで修行をされた藤永氏が独立してオープンされたお店。 藤永大将は独自で鮨の研究に励んでおり、他店では決して真似できない唯一無二の握り・つまみが人気の秘訣。 現在は会員制となっており、会員以外の予約は不可。 10月末に現在のお店から移転し、同じく麻布十番にお引越しされるようです。 ■メニュー コースはお任せのみ。 この日頂いたお料理は以下の通りになります。 〜握り〜 ・トロ ・喉黒 ・墨烏賊 ・鰹 ・イクラ ・とろたく干瓢 ・赤身漬け ・とろたくキャビア ・牡丹海老 ・雲丹 〜つまみ〜 ・先付け4種 ・虎河豚 皮剥肝醤油 ・フカヒレ姿煮 ・キンキの炙り ・銀鱈 松茸 ・落ち鱧の揚げ出し ・鰻 ・お椀 〜お飲み物〜 ・生ビール ・くどき上手 ・芋ソーダ 合計約45,000円 ■感想 「せっかく来てくれたんだから、普通のものは出せない」と語る藤永大将の言葉通り、どれも突き抜けた美味さのお料理ばかりでした。 特に印象に残っているものについて、感想を記載します。 ・トロ こちらのお店の名刺代わりとして一貫目に登場するトロ。一貫に実に50もの包丁が入っており、口に入れた時にとろけるような食感を演出します。 中には大トロのたたきが入っており、追い討ちをかけるように脂の甘みが連なります。 ・フカヒレの姿煮 中華を食べに行った時にこのエッセンスを閃いたという大将。 ハマグリ、鶏、のどぐろなどから出汁を取り、旨味を凝縮させてフカヒレに合わせます。 少量を口に含むだけで瞬間的に広がる旨味に驚きました。 最後はシャリを入れて残すことなく楽しみます。 ・鰻 皮目をパリッと火入れし、甘めのタレで仕上げた鰻。 鰻自体の旨味が凄い中で、タレもしっかりと存在感を放っています。 お酒に非常によく合う一品。 ・イクラ 軍艦が目の前に置かれた瞬間、すぐに食べてと大将から指示が。 慌てて頂くと、まるでジュースのようなみずみずしさとともに、優しい甘さが口いっぱいに広がります。 こちらは本当に衝撃でした。 これまで食べてきたイクラは何だったんだろう?と自責するレベルの一品です。 他にも感想は色々とありますが、書ききれないのでこの辺でストップします。 大将のトークも心地よく、時には真剣にお料理へのこだわりを語り、時には冗談を交えて笑いを取るなど、居心地の良さを形成しておりました。 また機会が有れば是非お伺いしたいです。 ご馳走さまでした。
駅から近い
カウンター席あり
禁煙
港区にある麻布十番駅からすぐの寿司屋さん